あべのハルカス近鉄本店は前回に紹介しましたな~
阿倍野歩道橋は一足先の2013年(平成25年)4月にリニューアルされましたんや。
まずは旧の阿倍野歩道橋と今はあべのハルカスに変わってしまいましたけど
近鉄百貨店あべの店の懐かしい写真でおます。
建物の低い部分が全て取り壊されて、あべのハルカスになりましたんや。
左側の部分が当時は新館でしたが現在はウイング館と呼ぶそうでんな。
(昔の阿倍野歩道橋 & 近鉄百貨店あべの店)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
この旧歩道橋は1970年(昭和45年)にJR天王寺駅と近鉄あべの橋駅や
画像の近鉄百貨店を結ぶためにできましたんや。
その後に改造されて阿部野橋・天王寺駅を「ロ」の字に繋いで
地下道を通らないで四方へ抜けられるように改造したんですわ。
下の画像では歩道橋の中央に階段が見えてまっしゃろ
これは阪堺電車の停留所へ行けるようになってましたんや。
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
現在はQsモールとなっている部分も更地で工事が始まったとこでんな。
歩道橋が取り壊される前に撮影した阿倍野地区再開発の現場でっせ。
(元の阿倍野歩道橋から 阿倍野地区再開発現場を撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
この歩道橋もリニューアルされるまで3回も入札に失敗し
4回目にやっと、大日本土木さんに決まったという経緯がおましたな。
交通量が多いのと、この交差点の下を地下鉄の御堂筋線と谷町線が上下に
交差しながら、ここを通過している構造になってまんねん。
そやから戦前に完成した御堂筋線は地下の浅い所を通ってますんで
歩道橋の基礎工事が地下鉄の安全に問題が出ると言われましたんや。
なにせ~ 天王寺区と阿倍野区を合わせて交通量が一番多い交差点ですからね。
この難工事は少しずつ取り壊しながら新しく施設する四分割方法が取られ
当初より工事費が2倍以上になったとの噂でっせ。
(新 阿倍野歩道橋)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
エスカレーターで地下を利用できるのに、わざわざ高い税金を使ってまで
新しい阿倍野歩道橋を作り直す必要があったのかしら?
そんな陰口も聞こえてきますんやけど、現代タイプの歩道橋ではおますな。
わても~ 屋根付きで暗くなるんじゃないかと心配してましたんや。
屋根は太陽の光を少しだけ透すように工夫されてますし
夜はライトアップするようにできてまっせ。
斬新なデザインで新しい阿倍野・天王寺の顔にはなってますけど。
(新 阿倍野歩道橋から JR天王寺駅方向を撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
(新 阿倍野歩道橋 & あべのハルカス近鉄本店)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
この歩道橋は上から見たら阿倍野の「あ」をアルファベットの「a」にデザインし
高いビルから見下ろしたら綺麗な「a」の形に見えるそうですわ。
梅田の歩道橋と同じようにネーミングライツを募集したんやけど
大阪市の最低金額に達しなかったとかの話。
もう一度、命名権を募集しているそうでっせ、今度は梅田のロート製薬さんの
年間610万円より安い500万円以下ぐらいが目標でっしゃろか。
(新 阿倍野歩道橋から 阿倍野筋を撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
道路を拡張工事中でんな、大阪で唯一の路面電車である阪堺電気軌道でっせ。
南海電鉄の系列でここから浜寺公園(堺市)や住吉(大阪市内)の間を
運行してまっけど、道路の拡張が終ったら画像の右側へ
停留所を移し替えるそうですわ。
天王寺駅前ちゅう駅名になってますんやけど、ここは大阪市阿倍野区になりまっせ。
なんでも戦前はもう少し北側の天王寺公園の東口辺りに駅があったんやとか。
当時、大阪の市電に譲渡されてここまで引っ込んだけど駅名はそのまま。
路面電車やって馬鹿にしたらあきまへんで、この天王寺駅前の停留所は
平均乗降客が1万人(1日)を超えてまっさかいにご立派。
一駅でも~ 終点まで乗っても200円均一の料金が魅力的でっかな。
新 阿倍野歩道橋はリニューアルされた現在はこの阪堺電車の停留所には
繋がってないのは道路拡張工事で移動するからなんでしょうな。
構造的には追加工事で停留所に接続はできそうな気もしまっけど。
(新 阿倍野歩道橋から 西側に向けて撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
(新 阿倍野歩道橋から 北側を撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
(Qs モール) (あべのハルカスの反対になる西側)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
ここ阿倍野地区の再開発は1976年(昭和51年)から始まったんでっせ。
でも現在のQsモールに在った旭町の商店街の土地権利関係が複雑で
軌道に乗ったのが平成も10年代になってからと、えらい難航しましたんや。
来年のあべのハルカス完成が2014年(平成26年)春でっさかいに
38年間もかかってやっと再開発が終わることになりますかな。
最後に阿倍野・天王寺界隈の鉄道の交通量を書き込んでおきまひょ。
いずれも2013年度の平均1日当たりの乗降客数でっせ。
JR天王寺駅 13万4千人 大阪駅・京都駅に次ぐ第3位(JR西日本)
地下鉄天王寺駅 24万8千人 梅田駅・難波駅に次ぐ第3位
近鉄あべの橋駅 17万8千人 近鉄で第1位 2位は鶴橋駅 3位は近鉄難波駅
阪堺電気軌道 1万1千人 阪堺電気軌道ではおそらく第1位
天王寺駅前
こんな感じで天王寺と阿倍野は地元では一つの繁華街なんですわ。
大阪駅を中心とする梅田地区、難波駅を中心とするミナミ地区が一番と二番
ここ天王寺・阿倍野地区は三番目のターミナルであり繁華街ちゅうことでんな。
どこからが阿倍野区でどこからが天王寺区なのか
地元の大阪人でも正確には答えられない処かもしれまへん。
おそらく新阿倍野歩道橋の北側の階段が境界線でっしゃろな。
東京なら上野界隈が比較的ここ天王寺や阿倍野に似ていますかな
動物園もあるし四天王寺のお寺も天王寺公園もおますから。
地元大阪でも少し、おっかない街と言われてきた阿倍野・天王寺も
若者がQsモールに、年配者はあべのハルカスへと
急速に変化を遂げているように見えるのは、わての~ 贔屓目でっしゃろか?
この新阿部野歩道橋がその接点として利用される事になりまんな。
ほな~ 今日はこれでお仕舞い さいなら~
阿倍野歩道橋は一足先の2013年(平成25年)4月にリニューアルされましたんや。
まずは旧の阿倍野歩道橋と今はあべのハルカスに変わってしまいましたけど
近鉄百貨店あべの店の懐かしい写真でおます。
建物の低い部分が全て取り壊されて、あべのハルカスになりましたんや。
左側の部分が当時は新館でしたが現在はウイング館と呼ぶそうでんな。
(昔の阿倍野歩道橋 & 近鉄百貨店あべの店)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
この旧歩道橋は1970年(昭和45年)にJR天王寺駅と近鉄あべの橋駅や
画像の近鉄百貨店を結ぶためにできましたんや。
その後に改造されて阿部野橋・天王寺駅を「ロ」の字に繋いで
地下道を通らないで四方へ抜けられるように改造したんですわ。
下の画像では歩道橋の中央に階段が見えてまっしゃろ
これは阪堺電車の停留所へ行けるようになってましたんや。
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
現在はQsモールとなっている部分も更地で工事が始まったとこでんな。
歩道橋が取り壊される前に撮影した阿倍野地区再開発の現場でっせ。
(元の阿倍野歩道橋から 阿倍野地区再開発現場を撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
この歩道橋もリニューアルされるまで3回も入札に失敗し
4回目にやっと、大日本土木さんに決まったという経緯がおましたな。
交通量が多いのと、この交差点の下を地下鉄の御堂筋線と谷町線が上下に
交差しながら、ここを通過している構造になってまんねん。
そやから戦前に完成した御堂筋線は地下の浅い所を通ってますんで
歩道橋の基礎工事が地下鉄の安全に問題が出ると言われましたんや。
なにせ~ 天王寺区と阿倍野区を合わせて交通量が一番多い交差点ですからね。
この難工事は少しずつ取り壊しながら新しく施設する四分割方法が取られ
当初より工事費が2倍以上になったとの噂でっせ。
(新 阿倍野歩道橋)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
エスカレーターで地下を利用できるのに、わざわざ高い税金を使ってまで
新しい阿倍野歩道橋を作り直す必要があったのかしら?
そんな陰口も聞こえてきますんやけど、現代タイプの歩道橋ではおますな。
わても~ 屋根付きで暗くなるんじゃないかと心配してましたんや。
屋根は太陽の光を少しだけ透すように工夫されてますし
夜はライトアップするようにできてまっせ。
斬新なデザインで新しい阿倍野・天王寺の顔にはなってますけど。
(新 阿倍野歩道橋から JR天王寺駅方向を撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
(新 阿倍野歩道橋 & あべのハルカス近鉄本店)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
この歩道橋は上から見たら阿倍野の「あ」をアルファベットの「a」にデザインし
高いビルから見下ろしたら綺麗な「a」の形に見えるそうですわ。
梅田の歩道橋と同じようにネーミングライツを募集したんやけど
大阪市の最低金額に達しなかったとかの話。
もう一度、命名権を募集しているそうでっせ、今度は梅田のロート製薬さんの
年間610万円より安い500万円以下ぐらいが目標でっしゃろか。
(新 阿倍野歩道橋から 阿倍野筋を撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
道路を拡張工事中でんな、大阪で唯一の路面電車である阪堺電気軌道でっせ。
南海電鉄の系列でここから浜寺公園(堺市)や住吉(大阪市内)の間を
運行してまっけど、道路の拡張が終ったら画像の右側へ
停留所を移し替えるそうですわ。
天王寺駅前ちゅう駅名になってますんやけど、ここは大阪市阿倍野区になりまっせ。
なんでも戦前はもう少し北側の天王寺公園の東口辺りに駅があったんやとか。
当時、大阪の市電に譲渡されてここまで引っ込んだけど駅名はそのまま。
路面電車やって馬鹿にしたらあきまへんで、この天王寺駅前の停留所は
平均乗降客が1万人(1日)を超えてまっさかいにご立派。
一駅でも~ 終点まで乗っても200円均一の料金が魅力的でっかな。
新 阿倍野歩道橋はリニューアルされた現在はこの阪堺電車の停留所には
繋がってないのは道路拡張工事で移動するからなんでしょうな。
構造的には追加工事で停留所に接続はできそうな気もしまっけど。
(新 阿倍野歩道橋から 西側に向けて撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
(新 阿倍野歩道橋から 北側を撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
(Qs モール) (あべのハルカスの反対になる西側)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
ここ阿倍野地区の再開発は1976年(昭和51年)から始まったんでっせ。
でも現在のQsモールに在った旭町の商店街の土地権利関係が複雑で
軌道に乗ったのが平成も10年代になってからと、えらい難航しましたんや。
来年のあべのハルカス完成が2014年(平成26年)春でっさかいに
38年間もかかってやっと再開発が終わることになりますかな。
最後に阿倍野・天王寺界隈の鉄道の交通量を書き込んでおきまひょ。
いずれも2013年度の平均1日当たりの乗降客数でっせ。
JR天王寺駅 13万4千人 大阪駅・京都駅に次ぐ第3位(JR西日本)
地下鉄天王寺駅 24万8千人 梅田駅・難波駅に次ぐ第3位
近鉄あべの橋駅 17万8千人 近鉄で第1位 2位は鶴橋駅 3位は近鉄難波駅
阪堺電気軌道 1万1千人 阪堺電気軌道ではおそらく第1位
天王寺駅前
こんな感じで天王寺と阿倍野は地元では一つの繁華街なんですわ。
大阪駅を中心とする梅田地区、難波駅を中心とするミナミ地区が一番と二番
ここ天王寺・阿倍野地区は三番目のターミナルであり繁華街ちゅうことでんな。
どこからが阿倍野区でどこからが天王寺区なのか
地元の大阪人でも正確には答えられない処かもしれまへん。
おそらく新阿倍野歩道橋の北側の階段が境界線でっしゃろな。
東京なら上野界隈が比較的ここ天王寺や阿倍野に似ていますかな
動物園もあるし四天王寺のお寺も天王寺公園もおますから。
地元大阪でも少し、おっかない街と言われてきた阿倍野・天王寺も
若者がQsモールに、年配者はあべのハルカスへと
急速に変化を遂げているように見えるのは、わての~ 贔屓目でっしゃろか?
この新阿部野歩道橋がその接点として利用される事になりまんな。
ほな~ 今日はこれでお仕舞い さいなら~