関西には大手五社の私鉄がありまんねんで。
近鉄・阪急・京阪・阪神・南海
今回は南海電気鉄道のお話し、通称は「南海電鉄」「南海」「南海電車」と呼びま~
現存する私鉄の日本で一番古いのが「南海電車」なんでっせ。
1885年(明治18年)阪堺鉄道ちゅう会社が難波駅~大和川駅間に
蒸気機関車(SL)を走らせたんやて~
この会社が1898年(明治31年)に南海鉄道に譲渡したらしいんですわ。
そやから~ これが南海電気鉄道(南海電車)のルーツちゅう訳でんな。
明治時代には「日本鉄道」「東京馬車鉄道」に次いで三番目だったそうなんやて。
「日本鉄道」は半官半民で現在のJR高崎線・JR東北線・JR常磐線を
施設した会社で国鉄に移管されて消滅。
「東京馬車鉄道」は東京市電に移管されてこれも消滅してまんな。
(南海電気鉄道の ロゴマーク) (平成5年より使用開始)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
鉄ちゃん爺やは学生時代には南海電車の住ノ江駅近くに住んでましたんや。
そやから野球は「南海ホークス」のフアンでしたな~
今はソフトバンクなんて名前に変ったから応援する気にはなりまへんけど。
昔の南海電車のマークは「羽車」でしたんやけど。
随分とハイカラなデザインにかわってまんな。
ロゴマークは未来に向けて羽ばたく姿勢を表してるんやて~
(堺市制100周年記念の マンホールの蓋)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
「南海電車」の堺市には古い駅舎が残ってまんねんわ~
まもなく高架工事が始まるそうなんで出掛けてみまひょ。
関東の私鉄では「○○電車」⇒「東武電車」なんて言い方はしまへんやろ。
関西では「阪急電車」「阪神電車」「南海電車」なんて呼び方もしまんな。
(南海本線 諏訪ノ森駅舎)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
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1919年(大正8年)完成の古い駅舎なんでっせ~
高架工事が終わる2018年(平成30年)には高架駅の横で保存するんやそうな。
国の登録文化財に指定されているから地元の要望が通ったようでんな。
(南海本線 浜寺公園駅舎)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
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お隣の浜寺公園駅舎は、もっと~ 凄いんでっせ。
1907年(明治40年)6月完成の現役では私鉄の一番古い駅舎なんやて~
東京駅や日本銀行など設計した辰野金吾はんが造りはったんやそうな。
なんでも辰野金吾はんが初めて手掛けた駅舎でもあるらしいでっせ。
明治時代の洋風木造建築を伝える貴重な建物でっしゃろ。
勿論、国の登録文化財やから諏訪ノ森駅舎と同様に保存されるんだって。
100年以上も現役でがんばっているとは立派でんな。
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
鉄ちゃん爺やが幼い頃はこの駅で降りて西へ向かうと300mぐらいで
浜寺の海水浴場になってましたんや。
今は海岸が埋め立てられて泉北臨海工業地帯になってしまいましたわ。
大阪南部では一番の高級住宅街だったんでっけど高度成長時代に
上流階級が逃げ出してしまい少し趣が変りましたんやけど。
浜寺公園は明治6年に東京の上野公園と並んで一番先に
公園の指定を受けたちゅうぐらいの素敵な処でしたんや。
(浜寺公園 入口)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
今は大阪府でも有名なバラ園があり休日は賑やかな公園になってまんな。
この公園の南半分から堺市と高石市の境目になっているようですわ。
(高石市の マンホールの蓋)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
(南海本線 羽衣駅)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
(羽衣伝説の松林)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
明治の歌人でしたかな与謝野鉄幹と昌子が初デートしたのがここ羽衣でしたんや。
その昔、あまりにも松が奇麗なんで天女が降りてきて衣を松の枝に掛けたとか。
ここにも羽衣伝説がありまんねんで、高師の浜は古今集にも登場しまんな。
諏訪ノ森から浜寺公園を経て羽衣や高師の浜は同一エリアと考えられまんねんで。
(南海本線 7000系 通勤型電車)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
この電車に乗ってもう少し先まで行ってみまひょ~
次回は泉大津・泉佐野・貝塚まで足を延ばしてみまっさ。
ほな~ 今日はこれまで さいなら~
近鉄・阪急・京阪・阪神・南海
今回は南海電気鉄道のお話し、通称は「南海電鉄」「南海」「南海電車」と呼びま~
現存する私鉄の日本で一番古いのが「南海電車」なんでっせ。
1885年(明治18年)阪堺鉄道ちゅう会社が難波駅~大和川駅間に
蒸気機関車(SL)を走らせたんやて~
この会社が1898年(明治31年)に南海鉄道に譲渡したらしいんですわ。
そやから~ これが南海電気鉄道(南海電車)のルーツちゅう訳でんな。
明治時代には「日本鉄道」「東京馬車鉄道」に次いで三番目だったそうなんやて。
「日本鉄道」は半官半民で現在のJR高崎線・JR東北線・JR常磐線を
施設した会社で国鉄に移管されて消滅。
「東京馬車鉄道」は東京市電に移管されてこれも消滅してまんな。
(南海電気鉄道の ロゴマーク) (平成5年より使用開始)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
鉄ちゃん爺やは学生時代には南海電車の住ノ江駅近くに住んでましたんや。
そやから野球は「南海ホークス」のフアンでしたな~
今はソフトバンクなんて名前に変ったから応援する気にはなりまへんけど。
昔の南海電車のマークは「羽車」でしたんやけど。
随分とハイカラなデザインにかわってまんな。
ロゴマークは未来に向けて羽ばたく姿勢を表してるんやて~
(堺市制100周年記念の マンホールの蓋)
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「南海電車」の堺市には古い駅舎が残ってまんねんわ~
まもなく高架工事が始まるそうなんで出掛けてみまひょ。
関東の私鉄では「○○電車」⇒「東武電車」なんて言い方はしまへんやろ。
関西では「阪急電車」「阪神電車」「南海電車」なんて呼び方もしまんな。
(南海本線 諏訪ノ森駅舎)
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1919年(大正8年)完成の古い駅舎なんでっせ~
高架工事が終わる2018年(平成30年)には高架駅の横で保存するんやそうな。
国の登録文化財に指定されているから地元の要望が通ったようでんな。
(南海本線 浜寺公園駅舎)
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お隣の浜寺公園駅舎は、もっと~ 凄いんでっせ。
1907年(明治40年)6月完成の現役では私鉄の一番古い駅舎なんやて~
東京駅や日本銀行など設計した辰野金吾はんが造りはったんやそうな。
なんでも辰野金吾はんが初めて手掛けた駅舎でもあるらしいでっせ。
明治時代の洋風木造建築を伝える貴重な建物でっしゃろ。
勿論、国の登録文化財やから諏訪ノ森駅舎と同様に保存されるんだって。
100年以上も現役でがんばっているとは立派でんな。
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鉄ちゃん爺やが幼い頃はこの駅で降りて西へ向かうと300mぐらいで
浜寺の海水浴場になってましたんや。
今は海岸が埋め立てられて泉北臨海工業地帯になってしまいましたわ。
大阪南部では一番の高級住宅街だったんでっけど高度成長時代に
上流階級が逃げ出してしまい少し趣が変りましたんやけど。
浜寺公園は明治6年に東京の上野公園と並んで一番先に
公園の指定を受けたちゅうぐらいの素敵な処でしたんや。
(浜寺公園 入口)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
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今は大阪府でも有名なバラ園があり休日は賑やかな公園になってまんな。
この公園の南半分から堺市と高石市の境目になっているようですわ。
(高石市の マンホールの蓋)
photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド
(南海本線 羽衣駅)
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(羽衣伝説の松林)
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明治の歌人でしたかな与謝野鉄幹と昌子が初デートしたのがここ羽衣でしたんや。
その昔、あまりにも松が奇麗なんで天女が降りてきて衣を松の枝に掛けたとか。
ここにも羽衣伝説がありまんねんで、高師の浜は古今集にも登場しまんな。
諏訪ノ森から浜寺公園を経て羽衣や高師の浜は同一エリアと考えられまんねんで。
(南海本線 7000系 通勤型電車)
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この電車に乗ってもう少し先まで行ってみまひょ~
次回は泉大津・泉佐野・貝塚まで足を延ばしてみまっさ。
ほな~ 今日はこれまで さいなら~