鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

鉄ちゃん爺や  伊勢の関宿をデジカメ散歩  パートⅡ

2012-10-29 21:15:05 | 旅行
ほな~  旅籠 玉屋さんを見学しまひょかな。

昔の旅籠を修復して江戸時代の姿を再現している関宿の歴史資料館でっせ。


(入場券 300円) (旅籠玉屋 歴史資料館 & 関まちなみ資料館)


photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット


関まちなみ資料館と共通の入館料のようでんな、まずは歴史資料館から入りまひょ。

前回にお話しました「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」

その関を代表した旅籠の「玉屋」さんでっせ。

入館券の浮世絵はその「玉屋」さんを描いた歌川広重の作品ですよ。


(旅籠の帳場を再現) 


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リアルな人形の番頭さんがお出迎えでんな。

旅籠は江戸時代には公務ではない旅行の武士や庶民が泊まれる宿でっけど
料理などを出すのは高級な旅館だったそうですわ。

普通は木賃宿という旅籠で自炊しながら旅を続ける庶民の方が多かったとか。


(旅籠 玉屋の部屋)


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こんな部屋が1階と2階に大小合わせて15部屋ぐらい連なっていたようでんな。

襖1枚でお隣の部屋だから色々とトラブル事もおましたんやろね。


(旅籠 玉屋の中庭から部屋を撮影)


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(江戸時代の 食器が陳列されてま)


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旅の途中でこんな宴会ができるのは当時では大店の亭主や役人クラスでっしゃろな。

弥次さんさん喜多さんではこんな豪華な旅行はできなかったんと違いまっか。


(六曲屏風  東海道名所図界)


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右下がお江戸の日本橋で神奈川を通って駿河の沼津までで一曲になってまんな。

ご存知だと思いまっけど6枚で一つの屏風に作り上げているので六曲屏風でっせ。


(六曲屏風  東海道名所図界)


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右下が宮の渡しで名古屋の熱田から海を渡って5枚目の折り目の処が関宿。

6枚目が琵琶湖から京都の御所を描いてるでしゃろな。


(江戸時代に造られた 旅籠・玉屋の土蔵)


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歌川広重の浮世絵が飾られてまんねんけど残念ながら撮影禁止ですわ。


(旅籠 玉屋さんの台所)


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関西では京ことばで「おくどうさん」と呼んでましたけど関東では
なんと呼んでましたんでっしゃろ。

大阪では「へっついさん」と言いましたけど、竈(かまど)の事ですわな。


(旅籠 玉屋で使われた 徳利や半切り)


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半切りって言葉はご存知でっしゃろかしら、「半桶」「盤切り」とも言いまんな。

旅館などで料理を部屋へ運ぶ時の道具で餅箱の兄弟分のような道具だっせ。

旅籠・玉屋はこれぐらいにして「関まちなみ資料館」の方へ行きまひょか。


(関まちなみ資料館)


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ここは元は別所さんという方の町屋を1985年(昭和60年)に当時の関町が
買い取ってから解体修理をして一般公開してるそうですわ。

江戸時代・幕末に14代将軍・徳川家茂公が京都へ上洛された時に
「宿内軒別書上帳」ちゅう文書が関宿で作成されて今も残ってるそうだっせ。

そこに「別所屋勝次郎」の名前で「間口四間・畳数二十八畳・二階畳数十一畳」と
書かれているそうで、現在の建物とピッタリと一致するそうですわ。

ここの主人は宿場役人でも司っていたような町の有力者だったんでしょうな。


(箱階段と呼ぶそうです)


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側面は戸棚になってるような感じでんな。

ちょっと階段を登ってみまひょ。


(箱階段から1階を見下ろす)


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(銭箱だそうです)


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やはり庶民じゃこんな銭箱は必要が無いですわな、やはり町の名士だったんだね。


(長火鉢と言いましたかな)


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懐かしいでんな、長火鉢って時代劇に良く出てくる小道具とちがいましたかな。

受付に置いてあったイラストの案内図を貰ってまた関宿を歩きまひょ。


(イラスト入の 関宿 案内図)


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(関宿の通りで撮影)


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(関の地蔵院)   (重要文化財に指定)


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「関の地蔵に振袖着せて 奈良の大仏婿に取ろ」と地元では唄われたとか。

スケールの大きな俗曲でっけどそれぐらい伊勢では有名なお寺ちゅうことでんな。

一休禅師も立ち寄ったと言われる天平時代創建の古いお寺だそうですわ。

建物自体は江戸時代に再建されたようですけど。


(白玉屋  説明版)


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(白玉屋の店舗)


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二階の格子戸と手すりに江戸時代の風情をかんじる和菓子屋さんですな。

表のソフトクリームの看板が一寸だけ邪魔な感じがするのは私だけかしら。


(関宿の通りから鈴鹿峠方向を撮影)


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関宿の散策も西の追分が近づいてきたようで鈴鹿の山が大きく見えてきましたな。


(元 旅籠・会津屋)  (現在は食堂)


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現在は食堂になってるようでんな、山菜のおこわでも食べようと覗いてみたんでっけど
30分ぐらい掛かるとかでJRの時間が間に合わないのでパスしましたんや。


(会津屋の 説明版)


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「関の小万の物語」は次回に載せますけど鈴鹿の馬子唄にも出てくる
有名な親の仇討ちをここの旅籠で女中をしながら本懐をとげたようですわ。


(西の追分)  (江戸時代の道標)


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「ひだりハ いがやまと」と彫られていますね。

ここは東海道五十三次と伊賀奈良街道との分岐点になってるんだそうな。


(東海道五十三次 鈴鹿峠へ向かう旧道)


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(伊賀奈良街道への分岐点)


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真っ直ぐ進むと鈴鹿峠を越えて近江の国から京都へ行く道になりまんねんで。

左へ曲がって国道1号線を横切って伊賀奈良街道がスタートしますんや。

伊賀奈良街道は加太越え(かぶとごえ)と呼ばれる難所を越えて行くと
伊賀上野から奈良市内へ街道が続いているそうですわ。

東の追分が伊勢神宮の鳥居が在るのに比べて西の追分は地味に感じまんな。


(関宿の 観光案内図)


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(歌川広重作  東海道五十三次 関の早立ち)


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この浮世絵を見られたことが有るかもしれまへんな。

これは関宿の本陣から大名が朝早く出発するのを描いた有名な場面ですわ。

歌川広重は安藤広重とも呼ばれた江戸時代の有名な浮世絵師でしたね。

本日はこれにて終了とさせてもらいまひょ。

次回は「関の小万の物語」と「鈴鹿馬子唄」を紹介させてもらいまっさ。

ほな~ これでご免なはれ   さいなら~





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鉄ちゃん爺や  伊勢の関宿をデジカメ散歩  パートⅠ

2012-10-24 22:50:07 | 旅行
毎年10月14日は「鉄道の日」と呼ばれてますんや。

日本で初めて鉄道が開通したのは1872年(明治5年)6月12日でした。

でもこの時は品川駅~横浜駅間の仮営業をしただけだそうな。

同年の10月14日に新橋駅~横浜駅(現在の桜木町駅)間が全線開通し
明治天皇のご臨席を仰ぎセレモニーが行われたそうですわ。

国鉄はこの10月14日を「鉄道記念日」として1922年(大正11年)に制定。

国鉄が民営化したのを機会にJR色の濃い「鉄道記念日」を「鉄道の日」に変更し
JRや全国の私鉄も含めて記念行事をすることに成ったちゅう訳でんな。


(JR西日本 一日乗り放題きっぷ)  (鉄道の日 記念乗車券)


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「青春18きっぷ」は皆さんにも広く知られるようになってまっけど
「鉄道の日」には、こんなきっぷも有りまんねんで。

JR西日本だけしか乗れまへんけどメリットは使い方で出せますんや。

3000円なんで「青春18きっぷ」の2300円よる少しだけ高めでっけど。

さて~  元を取るにはどこまで行かないと駄目かな?

時刻表とにらめっこしながら、三重県の関町へ行くことにしましたんや。


(JR関西本線 加茂駅にて  キハ120形 気動車)


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関西にもこんなローカルなディゼルカーが走っている処がおまんねんで。

それもたった一両で加茂駅~亀山駅間を1時間に1本だけ走ってますんや。

JR関西本線と名前は立派でっしゃろ、JR難波駅からここ加茂駅までは
大和路線と愛称も付けられて新快速電車が頻繁に走ってまんねん。

そやけどJR加茂駅からJR亀山駅まではこんなローカル列車になりまんな。

SLが華やかな頃は寝台特急「大和」が当時は湊町駅と呼んだJR難波駅から
東京駅まで走っていた時代がおまんねんで。

最後はJR名古屋駅からJR奈良駅まで急行「かすが」が一往復してましたんやけど
それも2015年(平成17年)に廃止となってしまいましたんや。

全国のJRで県庁所在地に1本の急行や特急も走らないという唯一の県が
奈良県でんねんわ、でも近鉄特急が代わりに走ってくれてまっけどな。

近鉄とJRが上手く住み分けて走ってまっさかいに奈良県では困る事はおまへん。


(JR関西本線 関駅に到着します~ )


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(JR関西本線  関駅の駅舎)


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自宅を出たのがAM6時30分でJR関駅にはAM9時30分の到着でしたわ。

ここは東海道五十三次の47番目の宿場町として江戸時代には賑わった処でっせ。

歴史的建造物として約200棟の家屋を江戸時代の雰囲気を残す形で旧街道に
住民が生活しながら保存維持する町興しをやってはりまんねんで。

電柱も地下に埋設して見事な江戸時代の宿場町を再現してまっせ。


(JR関駅前  国道1号線です)


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関宿は東の追分から西の追分まで1.8kmに渡って連なってますそうな。

どちらから廻ろうかと考えて東の追分を一番にすることにしまひょ。

ほな~ ぼちぼち 行きまひか~


(関宿 東の追分  伊勢神宮の鳥居)


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国道1号線から緩やかな坂道を登り切ると立派な鳥居がお迎えしてくれはりま。

この鳥居は20年に一度行われる伊勢神宮の式年遷宮に際して宇治橋から
ここ関宿は東の追分に移し替えられるそうでっせ。

だから確か、来年が式年祭宮だから新しく交換されるんでしょうな。

この画像は伊勢神宮側から旧東海道へ向けて撮影してまんねんで。


(東の追分  東海道側から撮影)


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なんで~ こんな田舎の関宿に伊勢神宮のそれも宇治橋の鳥居を移設するのかしら?

実はここが東海道と伊勢別街道との分かれ道になりまんねん、江戸時代には
朝廷は京都におましたでっしやろ。

だから京都から来る勅使や公家衆は京都から鈴鹿の峠を越えて
ここ関宿から伊勢別街道を通って伊勢神宮へ向かうのがルートだったようでんな。

だから京都からやって来る人にここから伊勢への街道でっせと云う意味で
伊勢神宮の宇治橋の鳥居に一礼してから向かったんでっしゃろか。

江戸からくる参拝客は四日市は日永の追分から伊勢街道へ向かうんでっけど
ここ日永の追分にも伊勢神宮の鳥居が置かれていると聞いたような気がしますわ。

伊勢街道と伊勢別街道は現在の三重県津市で合流して伊勢神宮へ向かうそうでんな。


(旧東海道  関宿の一里塚)


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これは残念ながら道路を拡張工事する時に削ってしまった感じでんな。

ほな~  関宿をこれから東の追分へ向かって歩くとしまひょ。


(関宿  木崎地区から京都方向を撮影)


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江戸から京都へ向かう旅人は東の追分から木崎地区を通って中心街の中町へ
向かうとこんな風景を味わったんでしょうな。

おや~  珍しい飾りを発見しましたで。



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地元のおばちゃんに聞いてみましたんや。

昔から伊勢講という、お伊勢参りの組織に加わっている家では一年を通して
〆飾りを玄関に吊り下げておく風習が残っているんだそうですわ。

ここ木崎地区が特に多く目に付きましたが中町や新所町の方へ向かうと
少なくなりまんのは、やはり伊勢神宮の鳥居が近くにあるからでっしゃろか?

奈良の当麻寺の参道にも同じく伊勢講だと云う〆飾りを見たことがおまっせ。



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(ご馳走場)   (関宿 中町地区)


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ここは江戸時代に大名や公家衆や幕府の重役が関宿に泊る際ここで
本陣の亭主や宿場役人が出迎えたり見送ったりした場所だそうです。

この前では大名行列も毛槍(けやり)を派手に振り廻して通ったんでしょうな。



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(開雲楼) (江戸時代は芸妓の置屋さん)  (関宿 中町地区)


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なんとなく格子窓や二階の手すりなどに昔の遊郭を見る様な感じがしますな。


(伝統建造物群 認定プレート)


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我々のように観光で見て回るには嬉しい風景だけどこの認定を貰うと
改造や修理には自治体の許可が要るし制限も在って大変でしょうな。

約200軒ぐらいが江戸時代から明治初期の建物だそうですわ。


(百五銀行 関支店)


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(百五銀行 関支店 ATMコーナー)


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銀行さんも関宿の景観を損なわないような建物でないと許可されなかったのかな。

新しい建物だけど良く見ると細かい処に心配りがされていまっせ。


(坂下宿 関宿 亀山宿) 


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坂下宿を過ぎると東海道では箱根に次ぐ難所だった鈴鹿峠になりまんな。

江戸の方へ向かうと次ぎは亀山宿でっけどここは幕府の宿場役人が常駐していたので
参勤交代の大名衆は遠慮して亀山宿には泊らなかったそうな。


(関宿  中町地区から 京都方向を撮影)


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(脇本陣 鶴屋の説明板)


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(旅籠 鶴屋) (江戸時代後期には 脇本陣を努めたとか)


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「関に泊るなら鶴屋か玉屋、まだも泊るなら会津屋か」と唄われたそうでっせ。

関宿でも三本の指に入る高級な旅籠だったんですな。


(江戸から百六里  いるはカルタ)


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関町が買い上げて小公園として百六庭と名付けて無料の休憩所ですな。

二階から関宿を眺められるコーナーも有りまっせ。

ここから見る風景が関宿を代表する写真として良く見かけまんな。


(百六庭 展望台から 鈴鹿峠方向を眺める)


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(深川屋  江戸時代からの和菓子屋さん)


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銘菓「関ノ戸」は今でも製造販売されている餅の和菓子です。

時間が無かったので味見はしそこないましたね。


(江戸側から眺めると 平仮名で書かれている)


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(京都側から眺めると 漢字で書かれている)


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(旅籠 玉屋)  (現在は 関町歴史資料館)


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先に書き込みました 「関に泊るなら鶴屋か玉屋~」 その玉屋さんですな。

300円を払って内部を拝見させてもらいまひょ。

長くなりますので今日はこれでお仕舞い。

ほんなら~  また近いうちに載させてもらいま  さいなら~
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鉄ちゃん爺や  雨の北海道紀行  最終編

2012-10-21 11:15:44 | 日記
10月2日の朝は北海道は十勝川温泉で迎えました。

昨日までの雨が嘘のように晴れた北の大地が望めましたね。


(ホテルフロントに飾られていた ヒグマの剥製)


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剥製とはいっても迫力のある熊でんな。

本物は10年ぐらい前に登別と昭和新山の熊牧場で見たけどね。


(笹井ホテル  バイキング式 朝食会場)


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(北海道の道路標識)


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関西や首都圏など表日本側では道路にペイントで白線が表示されているけど
北海道では雪が積ると見えないからこんな標識になってまんな。

信州や北陸ではどうだったのか、気が付かずにいたけど。


(道東自動車道路  音更・帯広IC)


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このICから平成17年に一度だけ道東自動車道路を走ったんだけど当時は
直ぐ西側の十勝清水ICまでしか開通してなかったはず。

「不要な高速道路」とかマスコミや国会で騒いでいた記憶がおまんな。

それが昨年の秋に千歳恵庭と直接繋がったことで十勝地区と札幌地区が
約2時間ぐらいで走れるようになり便利になったようでっせ。

国道38号線の狩勝峠や国道274号線の日勝峠という難所を避けれるので
物流や観光の面で面目を一新したようでんな。

2015年(平成17年)には釧路市まで延長されると云うことですから
「不要な高速道路」の汚名を返上出来るのも近いようですな。


(道東自動車道路 十勝清水IC附近)


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前回はここまでしか出来てなかったんですわ。

地元の十勝バスだったんで意識的に利用して日勝峠の中腹にある
展望台まで連れて行ったちゅう感じでしたんや。


(道東自動車道路から 日勝峠方向を眺める)


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この先は夕張ICまで3000m~4000mの超大トンネルを含めて
ほとんどがトンネル区間で日高山脈と夕張山地を貫いていますな。

トイレ休憩は占冠(しむかっぷ)SAで1回だけでしたわ。


(占冠PAにて  ガス欠注意の表示板)


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本州の高速道路では100km以上もガソリンや軽油のスタンドが無いとは
考えられないので地方から来た人には注意を呼び掛けてまんねんな。

特にこの道東自動車道路には一つも給油する処がないちゅう訳ですわ。


(北海道土産) (六花亭 マルセイバターサンド)


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私は現役時代からお土産には必ずこの六花亭のマルセイバターサンドを買いました。

この花が描かれた包装紙が素敵でしょ。

これを描かれたのは坂本直行さんであの明治維新に活躍した坂本竜馬の
姉千鶴さんの次男に当たる方のお孫さんですよ。

だから坂本竜馬の甥っこの孫ちゅうことになりまんな。

坂本竜馬には直系の子孫は居まへんので、坂本竜馬の末裔と言われてはりま。

この六花亭は十勝の帯広に本社と工場を持ち現在では年商190億円を誇る
東京都に支店を持たないお菓子のメーカーとしては日本一の会社だそうでっせ。

その売上の約4割近くをマルセイバターサンドが占めているそうな。


(北海道土産)  (白い恋人 石屋製菓)


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わてが説明することもない北海道を代表するお土産ですわな。

大阪の吉本興業が「面白い恋人」なんてコピー商品を作って
通天閣で売っているのを訴えられたけど、あの件はどうなったんやろ?

その後に和解でもしたんでっしゃろか、聞こえてきまへんけど。


(新千歳空港にて) (B777の飛行機でんな)


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JAL2508便に乗りまんねんわ、それにしても背景の青い空が恨めしいでんな。

大阪へ帰らずにもう一度このまま北海道旅行を続けたい気分でっせ。

ほな~ これで雨の北海道紀行をお仕舞いにさせてもらいまひょ。

次回は東海道五十三次の47番目の宿場町で三重県の関宿を紹介しまっさ。

最近各地で、はやりの歴史的風景を保存する街並みを続ける処だっせ。

ほんなら~  長いことお付き合い頂き 有り難うさんでした~





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鉄ちゃん爺や  雨の北海道紀行  パートⅥ

2012-10-18 21:02:17 | 日記
三国峠って言うのは日本全国に数多く在りまんねんで。

ここ北海道の三国峠は石狩・十勝・北見の三つの国を越える峠だと
バスイガイドさんは説明したけどこれは間違いです~

大雑把にはそのように見えるけど本当は石狩地方の上川郡上川町と
十勝地方の河東郡上士幌町にまたがる三国山をトンネルで抜ける峠が正解ですわ。


(三国トンネル 長さ1152m)  (標高1139m)


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同じようなのが新潟県と群馬県を越えて行く三国峠(旧道で1244m)も
三国山をトンネルで抜けているので名前のルーツが偶然ながら一緒でんな。

正真正銘の三国峠は東京都・山梨県・神奈川県を通過している峠がおまんな
ここは三国峠(さんごくとうげ)と呼ぶのが正しいそうですわ。

他に箱根の芦ノ湖スカイラインの三国峠これも静岡県と神奈川県を出たり入ったり
側に三国山があるのでこちらから付けた名前のような感じ。

余談はやめて北海道の三国峠を見てもらいまひょ。


(三国峠の標識)  (ここはもう十勝地方ですよ)


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ここから眺める大樹海と遠くに見える東大雪の山並みはやはり北海道ならでは
今日は雲が掛かっているので東大雪も裾野だけしか見えまへんけど。

この旅行で悩まされた雨が止んでやっと曇り空になりましたんや。


(三国峠の売店)


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三国トンネルを抜けて十勝側に出ると展望台が置かれ売店もありますんや。

女性軍はここの売店でソフトクリームを買ったようですわ。


(三国峠にて)


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ほんなら三国峠を下って行くことにしまひょ。


(松見大橋  長さ330m)  


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走行中のバスから写したんでボケてまっけどこんな感じでんな。

この橋が出来るまでは冬場は通行が出来なかった時代もあったそうですわ。

今でも雨量が100mmを超えたら通行止めになる難所ではありまんねんで。

この橋を降り切ると大雪山ともいよいよ、お別れになりまんな。


(東大雪山系ともこれでお別れ)


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(針葉樹林の中を走る 国道273号線)


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(旧国鉄 士幌線 音更川第五橋梁 全長109m)  (鉄道遺産に指定)


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1938年(昭和13年)に完成した鉄橋ですが1987年(昭和62年)に廃線
この附近にコンクリート製の橋梁が十数カ所残されています。

国道273号線から見えるのはこの音更川第五橋梁だけなんですよ。

観光バスも一時停車してくれる唯一の観光名所だとも言えますかな。

上士幌町がこれらの橋梁を譲渡してもらい町興しの一環として徒歩で
鉄道遺産の橋梁を巡るツアーなどもやっているそうですわ。

上士幌町のHPから2枚だけ拝借して貼り付けさせてもらいま。


(タウシュベツ川橋梁)  (上士幌町のHPから拝借)


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古代ローマの橋かと間違いそうな画像でっしゃろ。

この橋梁は戦後に出来た糠平湖ダムの為に春から10月頃までは湖底に
沈んでしまいます、これから冬の時期だけ姿を見せるそうですわ。

このタウシュベツ川橋梁が鉄道フアンには人気が出てきてるそうで
近くに糠平温泉も有るので1泊して鉄道遺産を巡るとか如何かしら。

上士幌町はそのようにPRしているようでっせ。


(タウシュベツ川橋梁) (上士幌町のHPより拝借)


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湖底に沈んでいた橋梁の上部だけが水面から顔を出したちゅう処でんな。

これは私が通過した10月1日の画像だとコメントされていましたよ。

戦前から戦後にかけて林業や道路建設に大きな役目を担った国鉄士幌線でしたが
北海道でも赤字のベスト20に入るような状況で廃線と成ってしまいました。

現在は十勝バスさんと旭川市のバス会社が細々と走っているだけのようです。

大阪からも糠平温泉に泊るツアーが時々見られますので機会があれば
私も半日コースぐらいで鉄道遺産を巡って見ようかなとも考えてまんねんけど。


(雄大な 十勝平野の眺めですよ)


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(最後の宿泊は 十勝川温泉 笹井ホテルでした)


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ここはモール温泉とか称して、ぬめりの有るお湯で日本でも珍しい温泉だそうな。

6回に分けて雨の北海道紀行を載させて貰いましたが次回は最終回とさせて頂きます。

ほな~ これで失礼させてもらいまっさ    さいなら~


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鉄ちゃん爺や  雨の北海道紀行  パートⅤ

2012-10-14 19:56:24 | 日記
紋別郡遠軽町(えんがるちょう)は人口は2万2千人の町ですが
町興しの一環として「太陽の丘えんがる」という公園を造成したそうですわ。

鉄道フアンには北海道唯一のスイッチバックの駅として
JR遠軽駅は知られていますが観光には縁がなかったようでんな。

1989年(平成元年)までは名寄市へ抜ける名寄本線と旭川市から
網走市を結ぶ石北本線が合流する鉄道の要衝でしたんや。

現在は名寄本線が廃止され石北本線が遠軽駅まで遠回りしているように見えまんな。

鉄ちゃん爺やの前置きは止めて「太陽の丘 えんがる」へ行きまひょ。


(太陽の丘 虹のひろば入口)


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日本最大級のコスモス園とはやはり北海道ちゅうのはデカイ事を考えまんな。

なんでも平成15年から遠軽の町民もボランテイアでコスモスの
植え込みや手入れに協力して完成させたそうな。

1000万本のコスモス畑だとか言いますけど勘定なんか出来まへんけどね。

春は芝桜とかチューリップで観光客を呼び寄せるような感じでした。

これが無かったら我々のツアーでも遠軽町なんて立ち寄らない場所でっしゃろな。



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やはり今日は10月1日でっさかいに北海道でも黄花コスモスだけが咲いていて
色とりどりのコスモスはお目に掛かれないようでんな。

そんな訳でトラックターバスは無料で乗せてくれる大サービス。


(トラックターバスは 我ら8名で貸し切り)


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確かに広すぎて歩いて見て回るちゅうのは至難のワザでっけど。

9月中旬なら見事な風景なんでしょうな。



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遠軽町を離れる頃に雨が上がって喜んだんですがそれは少し早トチリでしたけど。

観光バスは北見市の留辺蘂町(るべしべちょう)に入って来ました。

北見市は平成の大合併で北海道で面積の一番大きな都市になったそうですわ。


(収穫された野菜でしょうかな?)


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ここは国道39号線で網走市から石北峠を越えて旭川市の方へ抜けていますよ。

この国道は明治時代に網走刑務所の囚人を動員して1年足らずで開通させたそうで
他にも国道103号線や国道333号線も同じ頃に囚人により完成させたそうですわ。

昔は囚人街道とか呼んだ時代も有ったそうでっけど、過酷な労働が続き
1000人以上の囚人が命を亡くしたとの説がおまんねんで。

その慰霊碑が国道39号線に立ってるそうでっけど実際の死亡者は不明だとかの話。

鎖に繋がれた人骨が多数出てきたとのバスガイドさんのお話しでした。


(留辺蘂町の畑  玉葱の収納コンテナ)


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何でもタマネギの生産高は北海道で1番だとか2番だとか言ってましたで。

わてと家内は8年ぐらい前にこの近くの温根湯温泉に宿泊したことが
おまんねんけどその頃はまだ常呂郡留辺蘂町でしたな。

なんせ北見市は石北峠からオホーツク海まで110kmもの長さの町で
大阪府の面積よりも少しだけ小さいけど大きな面積の市なんでっせ。

全国でも岐阜の高山・静岡の浜松・栃木の日光に次ぎ第4位の大きな面積だとか。


(北見富士 標高1291m)


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そろそろ山が近づいてきましたけどこの辺りはキタキツネが民家にまで
出没するので有名な処で
前回はその姿を発見して観光バスが一時停車のサービスをしてくれましたで。

今回は残念ながらキタキツネは見る事は出来まへんでしたけど。


(国道39号線 北見市の石北峠への入口)


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山手にくると少し黄色く色ずいているのが見えて来ましたで。

これから標高1050mの石北峠を越えようとしてまっせ。


(石北峠 6合目を通過中)


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この峠は石狩地方と北見地方を結ぶ峠なので石北峠と呼ぶそうでんな。

わては今回で3回目の石北峠越えなんで懐かしい景色を眺めましたんですわ。


(このカーブを越えたら 石北峠のサミットでんな)


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石北峠を越えて暫く走ると北海道でも有名な層雲峡に出てきまっせ。

石北峠まで止んでいた雨が山の反対側に入ったら又もや雨でんな。

でも小降りでっから観光には問題はなさそうでっけど。

ここ層雲峡は銀河の滝でトイレ休憩になりましたね。


(層雲峡  銀河の滝)


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(層雲峡 黒岳ロープウエー山麓駅舎)


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この建物は8年前に訪れた時と変わってない感じ。

黒岳は大雪山では旭岳と並んで観光客でも中腹までは登れる山でんな。


(層雲峡 もみじ谷)


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あまり観光客向きのコースじゃないんだけど散策に歩かされました。

人出の少ない紅葉を見せたいとの親心なんでしょうが今年は早過ぎましたね。


(紅葉もこれが精一杯でした)


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(クマゲラが樹木に開けた穴)


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昨日からの雨で山道がぬかるんで居るので女性軍がリタイアだそうです。

もう少し奥にもみじ滝が有るそうですが諦めてバックでんな。


(層雲峡 紅葉谷の山道)


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帰りの途中でエジ鹿の母親と子供を発見しました。

デジカメで30mぐらい先を撮影に成功。


(エゾ鹿の 母親と子鹿)


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やはり母鹿はこちらを警戒して子鹿の側から離れませんな。

奈良公園の鹿と違って野生だから近づいてはきませんよね。


(層雲峡の岩壁  霧にかすんでますな)


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(層雲峡温泉街を通過中)


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(三国峠へ向けて 国道39号線から国道273号線へ入りました)


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まだここから帯広市まで100km以上走るんですな。

最後の宿は帯広のお隣で十勝川温泉なんですよ。



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今回はここまで 次回は三国峠から上士幌の鉄道遺産を紹介します。

ほな  今日はこれで失礼しまっせ  さいなら~


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鉄ちゃん爺や  雨の北海道紀行  パートⅣ

2012-10-12 19:55:44 | 旅行
網走観光ホテルで朝を迎えましたが台風17号が接近中とやら。

最悪の一日になりそうな気配ですな。


(ホテルの客室から 網走湖を望む)


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周囲約40kmある湖なんですが海抜がほぼ零mなんだそうですわ。

網走川が流れだしてオホーツク海と繋がっているので塩水が入って来るとか。

雨量が多い時は湖の水量が多くてほぼ淡水に成るけど一応は汽水湖となってまんな。

冬は凍結してワカサギ釣りの名所だそうだっせ。

そうそう昨日のカラオケの写真を貼り付ける約束でしたな。


(昨夜の カラオケルームにて)


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強風と雨の中をスタートしましたで。

最初の写真が国道39号線を走行中のバスから写した物です。


(網走市 永専寺の山門)  (元 網走監獄の正門)


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窓の水滴が邪魔してまっけど良く見てくれはりまっか。

有名な網走監獄の正門を1924年(大正13年)に払い下げた物だそうな。

石川県生まれの永法専と言う僧侶が1890年(明治23年)から
網走監獄の教導師として受刑者の更生に一生を捧げたそうですわ。

そんな訳で彼の功績を称えて永専寺の山門として寄贈したようですな。

武家の門のような構造でっしゃろ、左側が看守の勤務室兼の受付部屋で
右側は家族などの面会者の待合室に使われたそうですわ。


(網走市の オホーツク海)


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台風17号が近くを通過中で雨風が強く海は大荒れの感じでんな。

ここ網走の海鮮市場へ立ち寄りですわ、手前は水が溜まっている駐車場だっせ。


(活けの タラバカニ) (網走の海鮮市場にて)


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一匹6800円とは安くはないしパスして写真だけにしときまひょ。


(アブラガニの足) (網走の海鮮市場にて)


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ここはアブラガニとしているから良心的だけど悪徳な店ではこれを
タラバガニとして売り付けるやからがおますから要注意だっせ。

こうして茹でたら素人では区別が付かないので気を付けまひょな。

見分け方はカニの甲羅の中央部分を見てくれはりまっか。

突起が4個しかないのがアブラガニ6個有るのが本タラバだっせ。

現役時代に札幌のカニの店で教えてもらった受け売りでっけどな。

ほな~ 一つ手前の画像で活けの本タラバだと見分けられまっか?

タラバガニを甲羅付きで一匹で買う時の参考にしておくなはれ。

最近はアブラガニをタラバガニとして売るのは違法だそうでっけどな。

アブラガニは活けの時は足がブルーに近いのですぐ分かるそうで
だから茹でて分からないようにして売るんだと聞きましたで。


(花咲きガニ)    (網走の海鮮市場にて)


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これは安いから雄のカニでっしゃろな、花咲くガニを買うんだったら
高いけど雌の卵を持ったのを買うべきでっしゃろな。

わてが昔、札幌の市場で買った時は雌は1匹5000円ぐらいしたはず。


(利尻昆布・羅臼昆布)


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内の奥さんにアドバイスしてご近所には昆布をお土産にするように言いましたんや。

若い人なら貰って困るかもしれないけどご近所はお年寄りばかりでっさかいに。


(北海 しまえび)


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これは4~5年前に野付半島で食べたけどそんなに美味しいと思わなかったな。

珍しい海老なんやそうだけど、わての口には合わなかったのかもしれまへんけど。


(時しらず)  (網走の海鮮市場にて)


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美味しそうだけど嫁はんと二人じゃ食べ切れないね。

そろそろスタートの時間のようですわ。

風は少しだけ収まったけどまだ雨は降り続けてまんな。


(JR網走駅を通過中)


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網走と言ったらやはり高倉健の映画で有名な「網走番外地」でっしゃろ。

泣く子も黙るという恐ろしい監獄でしたんやそうな。

今は網走刑務所と呼びまんねんけど5年以下の軽い刑の人を収容しているとか。

主に麻薬の再犯などの受刑者が多いとか、有名人も入ってまっしゃろな。


(網走刑務所)  (網走市三眺官有無番地)


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外壁の赤レンガは当時のままだそうで、建物は1984年(昭和59年)完成。

昔は木造で暖房もないので凍死した受刑者もでたとかでっけど、現在は暖房付き。

冷房はさすがに付いてまへんけど鉄筋コンクリートの刑務所でんな。

昔の木造の網走刑務所は近くの天都山の麓に移設されて網走刑務所博物館として
一般公開されているそうで、600円ぐらいで受刑者の食事も体験できるとか。

「臭い飯」って言いまっしゃろ、昔はトイレの便器が置かれた監獄の部屋で
食事をしたのでそう言う言葉が出来たそうでっけど、現在は水洗トイレだそうな。

バスは雨の中をサロマ湖の方へ向かって走って行きまっせ。


(網走国定公園 サロマ湖 キムアネップ岬)


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赤く色付いたサンゴ草ちゅうのを見学でっけど雨でバスの中からにしましたわ。

ここより広い能取湖(のとろこ)が改修工事でサンゴ草が枯れてしまったそうな。

だから規模は小さいけどサロマ湖の方しか今は見れないそうだっせ。


(サロマ湖の サンゴ草)


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我々の1号車はだれも降りて近くまで見に行きまへんな、2号車の方は
傘をさして頑張って歩いてはりまっせ。


(ハマナスの実)


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バスの窓から写したんで分かりにくいけどご免だっせ。

花は夏に咲くんでしたな、駐車場の周りはハマナスの群生地でんな。


(サロマ湖を見ながら バスは遠軽へ)


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サロマ湖の湖畔を走っているそうな、バスガイドさんが説明しなければ
オホーツクの海辺を走っていると思いそうな風景でっせ。

何せ周囲が90kmもあり琵琶湖・霞ヶ浦に次いで日本で三番目に大きい
湖だそうな、オホーツク海と繋がっているので汽水湖ちゅうことですわ。


(道の駅 サロマ湖)


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サロマ湖はホタテの養殖で有名な処でっけど、かぼちゃも特産品のようでんな。

ここでバスは昼食のホタテ・カニ弁当を積み込むようでトイレ休憩しますだって。


(木彫りの ふくろうちゃん)


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(木彫りの 熊ちゃん)


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北海道では札幌市内まで熊が出没して大騒ぎしてまっしゃろ。

全国的に餌が不足して山から人家へ出てきてるんでつしゃろな。

でもこんな熊ちゃんなら可愛いけど本物が出てきたら怖いよね。



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(4日間お世話になった 斜里バス 札幌営業所)


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私達は左側の車番24-83 1号車でした、右側は同じツアーの2号車。

ホタテ・カニ弁当を積み込み完了のようでバスは遠軽(えんがる)ヘ向けて
走りだしましたな。

遠軽の太陽の丘公園から層雲峡は次回にさせてもらいまっせ。

今回はこれで終らしてもらいまひょ ほな  さいなら~

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鉄ちゃん爺や  雨の北海道紀行  パートⅢ

2012-10-09 20:34:58 | 旅行
昼食が終ったら次は美瑛町でんな。

富良野は空知郡(そらちぐん)でっけどお隣の
美瑛町は上川郡(かみかわぐん)になるそうだす。


(美瑛 四季彩の丘)


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(四季彩の丘 モニュメント)


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牧草ロールで人形を作ったんですね面白いから皆さんカメラで写してはりま。



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(富良野産メロンのようです)


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夕張メロンはホテルでは食べれなかったのでこれを買って
バスの中で食べてみました、まあ~ まあ~ の味ですかな。

メロンは温室でも出来るけど、やはりシーズン外れでしょうね。


(美瑛町の 丘をバスは走行中) (上川郡美瑛町)


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雨が降っていますので視界が悪いです、丘の上から遠くまで眺められるんですが
これじゃ美瑛の素敵な風景は写せませんな。

この辺りはメルヘンの丘って言いまんねんけどこの雨じゃムード無しですわ。


(JR富良野線 美瑛駅前を通過)


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鉄ちゃん爺やとしてはバスのスピードを落として欲しいんだけど
そんな我が儘はお願出来ませんからね。

無情にも通過してしまいましたな。


(美瑛町の中心街)


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美瑛町は世界遺産白川郷の在る岐阜県は白川村、熊本県は黒川温泉の在る南小国町
とで「日本で最も美しい村連合」を結成しているんだそうでっせ。

その事務局はここ美瑛町に置かれているそうだすわ。

シャレた洋式の建物が並んでまっしゃろ、屋根の下に西暦で年号が見えまっしゃろ。

この本通り地区は全ての建物に表示することを義務付けているんだそうな。

ここからバスは一気に大雪山の旭岳へ向かう事になりました。

雨が強くなりバスから写真も写せないので暫くうたた寝してましたわ。


(大雪山 旭岳 ロープウエー山麓駅)


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ロープウエーで登っている時は紅葉が見えていたんで、着いたら写真をと
期待して急いで降りたんですわ。

処が降りた途端に濃い霧に包まれてしまいましたがな。


(旭岳 第一展望台にて)


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霧が一瞬でも消えてくれないかと期待しましたんやけど、やっぱりあきまへん。

晴れたら上の切符に描かれている感じで旭岳がみえるんだけど残念ですわ。

わてと内の奥さんは7年前に姿見の池まで歩いて見ましたんで良いんでっけど
身内6名は一番期待した紅葉のポイントだけに気の毒でした。


(旭岳 ロープウエー 山上の姿見駅)


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50mぐらい先が見えない濃い霧でっさかいにな~


(姿見駅にて撮影)


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一瞬だけ霧が薄くなったのでデジカメで1枚だけシャッターを押しました。

これが精一杯の画像でんな、残念やけど時間切れが来ました下山の時間ですわ。


(姿見駅で 名残惜しい鉄ちゃんじいや)


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(旭岳 ロープウエー 姿見駅改札口にて)


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5人の姉妹は年齢の順番に並んでまっせ、内の奥さんは丁度まん中でんな。

ロープウエーで登っている処をデジカメに写すべきだったと反省。

満員なので周りに遠慮したのがわての失敗の巻でしたわ。


(上川郡東川町の直線道路)


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流石は北海道でんなここから旭川市内まで15kmぐらいの直線道路だっせ。

関西や首都圏では考えられまへんわな。


(上川郡東川町  木製の街路灯)


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(旭川市の 旭山)(標高295m)


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この山が全国版で有名になりましたな、麓に在る旭山動物園ですわ。

でも、わてらの観光バスは無視して網走を目指して走り続けてまっせ。


(遠軽町の観光案内図)


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最後のトイレ休憩ですが、ここ遠軽町で日没になってしまいましたな。

まだ1時間30分かかるとかでお茶を1本仕込みました。


(北海道限定 とうきび茶)


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飲んで見たけど美味しいとは思えなかったですな。

ホテルに着くまで持ってましたがとうとう飲み残しましたわ。


(北海道限定ビール サッポロ CLASSIC)


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やっぱり~♪  わてはこっちちの方が合いまんな。

北海道では指定しなければサッポロボールが出てきまんな。

夕食はカニが一匹付いていたので皆な黙々と食べてましたで。

食後は8人でカラオケルーム貸し切りで歌いまくりましたよ。

その場面は次回に貼り付けさせてもらいまひょ。


(義弟とのツーショット) (網走観光ホテルの夕食)


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ほな~  今日はこれまでにしまひょ   さいなら~♪


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鉄ちゃん爺や  雨の北海道紀行  パートⅡ

2012-10-06 21:47:06 | 旅行
北海道ツアーは朝のスタートが早いでっせ。

この日も7時30分が出発時間でしたんや。

朝食の後はJR夕張駅へ散歩してみまひょ。


(JR夕張駅に到着した 一番列車) (7時8分発 千歳行き)


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キハ40系ディゼルカーから降りた乗客はたったの2人。

5分後に折り返しで発車しましたんやけど乗客はゼロ。

日曜日でっさかいに通勤や通学のお客さんがおりまへんのやろな。


(JR夕張駅舎 朝の風景)


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(国鉄時代からの 駅名標?)


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37名さん出発の3分前に全員集合しましたな。

ほな  出発しまっせ~


(夕張駅前の 信号機)


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信号機が縦型でっせ~  

北海道では当たり前の事でっけど関西人は珍しくてデジカメで撮影。

やはり雪が積もるので縦型じゃないと不具合が出るんだっしゃろな。

バスが走り出したら雨が降り出してきましたわ。


(夕張 滝の上公園 案内標識)


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バスが走っている時は曇りなのに観光地に着いたら雨。

この日は一日中こんなお天気で嫌なパターンですわ。


(千鳥ケ滝) 


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この1箇所だけでっけど絶景の渓谷美には歓声が湧きあがりましたで。

なんでも紅葉の名所だそうでっけど平地やさかいに少し早かったようでんな。


(滝の上公園内  千鳥橋)


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この橋のまん中ぐらいから眺めると一つ前の画像のように見えまんねで。


(滝之上発電所)  (水力発電所ですよ)


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今も稼働して電力を生み出しているとは凄いことでんな。

北海道炭鉱汽船ちゅう会社は戦前には三井財閥の一角を占めていたそうで
「北炭」(ほくたん)と呼ばれて一世を風靡したそうでっせ。

JR石勝線の夕張から室蘭や小樽まで石炭を運ぶ為に自社で貨物線を
施設し貨物輸送をしていたけど、後に国鉄へ譲渡したそうですわ。

今でも石炭を輸入したり輸送する会社としては存続してるそうでんな。

「北炭」(ほくたん)が光輝いた時代の歴史的な建造物と言う事になりま。

観光バスは国道274号線から道東自動車道の夕張ICへ入って行きまっせ。


(道東自動車道路) 
 

photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット


昨年の10月に夕張IC~占冠IC間が完成して札幌や千歳から帯広・十勝へが
直接つながったそうで車の流れも変ってきたそうでんな。


(国道237号線 占冠村)


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占冠村(しむかっぷむら)と読みまんねんで。

頭上を横切っているのが道東自動車道でバスガイドさんの話を受け売りすると
富良野への新しいルートになったそうですわ。

ここ占冠村は同じ村内のトマムが有名でっけど道東自動車道が完成したんんで
占冠ICから国道237号線で金山峠を越えたらそこは南富良野町でんな。

新千歳空港から富良野へ向かうなら従来の札幌・三笠を経由するよりも
道東自動車道で占冠ICからの方が安くて早いんじゃないかしら?


(占冠村の標識)


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やはりトマムのツインタワーとスキー場が標識に描かれれまんな。

占冠村といってもご存じ無い方でもトマムと言えば納得しまっしゃろ。

高級リゾート地でっさかいに、わてらの庶民には縁はおまへんけど。


(空知川を渡ると もう富良野でっせ)


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占冠村から国道237号線でやってきましたけど、空知川を渡るとここで
十勝の方から狩勝峠を越えてきた国道38号線と合流しまっせ。

次の「フラワーランドかみふらの」迄はもうすぐだっせ。

天気が良ければ右手に十勝岳の雄大な姿がみえまんねんけどな。

残念ながら今日は小雨が降るお天気で十勝連峰は裾野しか見えまへんわ。


(フラワーランドかみふらの) (空知郡上富良野町)


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トラックターバスと称する乗り物で園内を周遊してみましたで。

要は~ トラックターがお客を乗せる箱を引っ張ってるちゅうことでんな。


(トラックターバス  8人で貸し切り)


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ここは入場料が無料で観光バスが良く立ち寄る名所の一つでんな。

入口にその気があればお金を料金箱へお入れくださいと書いてまっけど。

誰もお金を入れる気はないようで、わても通過しまひょ。

少し手前に有名なファーム富田というラベンダーで有名な場所がおまんねんけど。

ここは確か300円か500円? 入場料を取られたような記憶がおますわ。

今頃はラベンダーなどの夏の花は咲いてまへんから、こちらの
「フラワーランドかみふらの」へ立ち寄る観光バスの方が多いようでんな。


(フラワーランドかみふらの)  (十勝岳方向を撮影)


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晴れておれば十勝岳を始めトムラウシ岳など十勝連峰が雄大な姿を
見せてくれるんだけど、小雨模様では駄目でんな。

遠くかすかに山の裾野だけが見えてまっけど分かりまっしゃろかしら?


直ぐ側でっけど観光バスで移動して丁度ここでお昼の時間となりましたね。


(フラノーブル・マツオ)  (空知郡上富良野町)


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ここは本業はジンギスカンが名物なんでっけど、わてらはタラバ丼を注文。

3000円は高いけどタラバの足が二段に8本も重ねて入ってましたがな。

ジンギスカンは2000円じゃ味が今一と考えてパスしましたんや。


(昼食の タラバ丼) (ちょいと高めの昼食でした)


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今回はこれで失礼しまっさ  次回は午後の観光をやらして貰いま。

ほな~  さいなら~



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鉄ちゃん爺や  雨の北海道紀行

2012-10-04 15:38:18 | 旅行
9月28日から3泊4日のツアーだったんですが台風17号に追っかけられて
帰阪する10月2日以外は雨の連続でした。

北海道へは10回前後ぐらい訪れているんですがこんなのは初めて。

関西国際空港へ近づいた頃から早くも小雨が降り出しましたからね。


(関西国際空港にて) (ANA1715便 給油中)


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(関西国際空港にて)


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この時刻帯はひっきりなしに飛行機が離着陸するラッシュアワーのようですな。

連絡通路を通って次々と滑走路へ向かう国内便が眺められます。

我々が乗るのと同じANAのB737ー400?だと思いますけど。

小雨に煙る関空連絡橋と奥に見えるのは大阪府が造ったリンクウタワービルです
建設中のあべのハルカスに抜かされるまでは西日本一の高さを誇っていました。

雨の為に背景の和泉葛城の山々は微かにしか見えませんな。


(ANA1715便) (関西国際空港19番ゲート)


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さあ~ 搭乗が始まりましたよ。

後ろ姿の女性は内の奥さんです、その前は義弟夫婦が並んでますな。



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(機内で缶ビール)


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やはり北海道へ向かうんですからサッポロビールのエビスが出て来ますな。

今回の身内旅行は内の奥さんの姉妹5人と旦那が3人で計8名なんですよ。


(ANAの機内で撮影)


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機内を見渡したら私のように長袖、義弟のような半袖とバラバラのスタイル。

現地の気温が23℃と出てましたから寒くはないようですけど。


(着陸態勢に入りました)


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電子機器は使用禁止なんですが一寸だけ失礼させてもらいまひょ。

北海道は苫小牧の上空に進入する処ですな、遠くに見えるのは夕張山地のようです。

飛行機を降りたら観光バスでそちらの方へ走るようになりまんねんで。


(新千歳空港に到着) (16時20分)


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(AIR-DOの 飛行機)


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AIR-DOは大阪には飛んで来ないので通路から写してみました。

今はANAの系列で関東や北陸方面に飛んでるんでしたかな。


(JRの快速エアーポート発車時刻案内)


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鉄ちゃん爺やとしては足が思わずJRの方へ向きそうになりますが我慢!我慢!

最後に乗ったのは定年の1年ぐらい後だったから、もう10年経ったんですな。

札幌のお得意さんに引き継ぎ挨拶の為に人生最後の出張だったんですけどね。


(新千歳空港 貸し切りバス乗り場)


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斜里バスでこれからの4日間はお世話になるようです、バスガイドさんの横に
義弟とその右側に内の奥さんの一番上の姉さんが写っていますよ。


(新千歳空港 国際線ターミナル)


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さあ~ 出発です~  国際線ターミナルって新しく出来たのかしら?

4年前に訪れた時には無かったような気がしまんねんけど。


(日本政府専用機 格納庫)   (航空自衛隊が管理)


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バスガイドさんのご挨拶が終って最初に教えてくれたのがこの建物でした。

尾翼に赤い日の丸を描いた日本政府専用機ってご存じでっしゃろ。

ほとんどが羽田空港から天皇陛下や政府要人を乗せたり降ろしたりするのに
保管する基地が千歳市の航空自衛隊所轄なんだって。

私はてっきり羽田空港の近くに保管されていると考えてましたがな。

ここにはB747-200が2機、常に待機しているそうで3機目はバブルが弾けて
予算が取れなかったとか、そろそろ老朽化してくる頃。

飛行時間は少ないんだけどJALは既に運行を廃止、ANAも2015年頃に
運行を停止するのでメンテが出来なく成るそうですな。

管理しているのは航空自衛隊の特別航空輸送隊701飛行隊という
厳めしい名前なんだって。

機体識別番号も自衛隊の番号が付けられているそうです。

操縦士から整備士や客室乗務員までJALで指導を受けてから
千歳の航空隊に配属されるそうです。


(斜里バスの車窓から夕暮れの風景)


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本日の宿泊地の夕張市に入ってきたようです、JR新夕張駅を通過してバスは
JR石勝線の高架橋を潜りぬ行けて行きますね。

国道274号線から別れて国道452号線を走り始めたようですな。


(JR夕張駅舎の 夜景)


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明かりが見えるのはこの駅舎だけで人、一人も歩いていない町ですな。

空き家も目立ちやはり財政破綻した厳し現実を感じさせてくれますね。


(ホテル マウント・レースイ)


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翌朝に写した画像ですが本日の宿泊はここでございます。

JR夕張駅がここ、ホテルの側で終点になっていますな。

ここは雪質も良いスキー場で札幌から2時間弱でこれる穴場だそうです。


(マウント・レースイ スキー場)


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なんでもゲレンデの在る山が「冷水山」(ひやみずやま)と呼ぶそうで
スキー場もホテルもマウント・レースイと名付けたようですな。

画像はホテルの6階客室から同じく翌朝に撮影した物です。


(夕張市 マンホールの蓋)


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雨の中で撮影するとこんな写りの悪い画像になってしまいますね。

なんでも夕張メロンから採用した怪キャラクターで「メロン熊」と
地元では呼ぶそうです。

夕張市は石炭の炭鉱が数多く在ってピーク時には人口が12万人を超える
賑やかな町だったそうですが現在は人口がたったの1万384人。

日本でも人口減少率が最も高い町のように云われています。

2007年(平成19年)に財政再建団体に指定され事実上の破綻ですよね。

新市長の元で頑張っているようですが厳しい状態が続いているようですな。

第一日目はホテルへ直行で終ってしまいました。

次回から観光地巡りをさせてもらいまひょ。

ほな~  さいなら~



コメント (26)
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