クイズにでも出題されそうなお話でっけど。
まずは日本一短い国道から紹介しまひょ。
(フラワーロードの道路標識)
神戸市の繁華街にフラワーロードという道がおます。
正確には新幹線の新神戸駅前から三ノ宮駅を通過して
国道2号線に繋がっている、兵庫県道30号線ですわ。
昭和40年代から舗道に花を植えたり花時計を設置したので
最近では「フラワーロード」と呼ぶようになりましたんや。
兵庫県道30号線なんて名前を知らない人が大半かも。
(フラワーロードの 花時計)
この道に面して神戸市役所の本庁舎などが有り
神戸市内でも休日には最も賑わう区域でっかな。
花時計を右に曲がれば旧居留地や南京町になりまぁ。
舗道には名前の通り花が植えこまれてますんや。
(フラワーロードの花壇)
(神戸市 レトロな路線バス)
(フラワーロードの 街路灯)
国道2号線でフラワーロードは終了して、その先は
新神戸港への国道174号線となってますんや。
(国道174号線 道路標識)
国道は明治時代に作られた法令により、県庁所在地や
主要港とか飛行場を結ぶように計画されたんだって。
戦前の国道は1号から41号までしかなかったそうな。
戦後もこの流れを引き継ぎながら拡大したようでっせ。
戦前の1号線は東京から伊勢神宮までだったようでんな。
戦後にできた道路法で国道174号線は国道2号線から
国鉄三ノ宮駅付近で分岐して新しく命名されたんだとか。
だから当時は国鉄三ノ宮駅から南へ約500mぐらい?
神戸港へのメインルートして計画されたんでしょうな。
ところが、国道2号線がルート変更で海岸側へ移動して
国道174号線の大部分が県道に格下げと成ったんですわ。
道路は格下げでっけど、立派な県道30号線フラワーロード。
(フラワーロード終点から 神戸市庁舎を望む)
神戸市のマンホールの蓋にも、神戸市の市庁舎や
ポートタワーが描かれてまっしゃろ
(神戸市の マンホールの蓋)
片や生き残った国道174号線は神戸の税関庁舎前まで
たったの187mしかない「港国道」となりましたんや。
主要港である新神戸港への道路なので県道に出来まへん。
短いけど立派な11車線もある一般国道なんでっせ。
(国道2号線の 歩道橋から撮影)
画像の左右が国道2号線で、中央で右折しようとしている
ワゴン車の辺りが国道174号線の終点になりまんねん。
起点は新神戸港の入口に当たる神戸税関庁舎前になりまぁ。
国道174号の上を阪神高速神戸線と2号線のバイパス
浜手バイパスの2本が高架で通過してますんや。
(神戸税関庁舎を北側から撮影)
(神戸税関庁舎を南側から撮影)
(日本一 短い国道174号)(全長187m)
逆手にとって、こんな国土交通省認定の標識まで設置。
7~8年前にはこんな道路標識は無かったはず?
全長187mの国道でっさかいに歩いて約2分で踏破。
(神戸税関前 国道174号線の起点)
画像の奥に見える高架橋の先までが国道174号線。
ここから先の新神戸港までの道路は神戸市の市道なのかしら?
約300mぐらいなのでフェリーターミナルまで歩きまっせ。
(神戸 ポートアイランドを望む)
6月に国内で初めて「ヒアリ」が発見された埋め立て地でっせ。
その先には神戸空港があるポートアイランドと呼びますんや。
JR三ノ宮駅からポートライナーというモノレールで行けまぁ。
(新神戸港入口の 三菱倉庫)
蛇足ながら日本一長い国道は東京から東北本線沿いに
青森市まで続く国道4号線で約743kmだそうです。
それでは一番短い国道のお話はこれまでにして。
次は日本一短い県道の方も紹介しまひょ。
こちらは広島県の呉市で撮影してきましたで。
(JR呉線 安登駅にて 自撮り)
広島県の呉市と言っても、大和ミュージアムや海上自衛隊など
観光客で賑わうJR呉駅から、六つ先の駅まで乗りますんや。
下車したのも、帰りに乗車したのも、鉄ちゃん爺やただ一人。
のどかな田園風景が広がるローカル線の無人駅でしたわ。
(JR呉線 安登駅の駅舎)
ネットでは一寸した話題になってますが、何せJR呉駅から
先のJR三原駅までは1時間に1本有るかないかのダイヤ。
さすがに、ここまで足を延ばすのは、鉄ちゃん爺やぐらいの
物好きか、変人か、それとも暇人ぐらいしか居まへんやろな。
JR広島駅から往復して半日はたっぷりと費やしましたがな。
(日本一 短い県道の説明板)
なんと~ 全長が10.5mで 道路幅が18.7mだっせ!
長さよりも、道路の幅の方が大きいという変な県道でんがな。
駅前広場から50mぐらい先に国道185号が通ってますんや。
その国道185号との接続点である横断歩道が該当の県道で
広島県道204号の安登停車場線の路線名まで付いてまっせ。
(広島県道204号 横断歩道のラインの辺り)
(JR安登駅から 撮影)
実はネット上で、ここ広島県道204号と長野県の上田市で
長野県道162号の日本一短い県道の論争が起きてますんや。
「しなの鉄道」上田駅から、上田城・お城口交差点に接続する
全長7mの方が、日本一短いと書き込んでる方が居られるとか。
実は国道や県道には実距離だけではなく、他と重複した部分も
総延長として表示されている道路もあるんですわ。
正解は長野県道162号線の上田停留所線は実距離は7mで
長野県道77号線と重複区間が123mほどおますんや。
だから長野県道162号は総延長距離が130mとなりまぁ。
片や広島県道204号線は実距離も、総延長距離も10.5m
だから、両方共に日本一短い県道ということになりまんな。
逆に日本一長い県道は新潟県の佐渡島を一周している
新潟県道45号線で約170kmも有るんだって。
(安登駅前の お好み焼き店)
(広島焼き風 お好み焼き蕎麦)
JR広島駅方面へ戻りの電車は約1時間25分待ちだって。
昼食にはボリュームのある「お好み焼き蕎麦」にしまっさ。
ビールにしたい処でしたが、トイレのない電車が心配なので
この日は我慢して、広島風の「お好み焼き蕎麦」のみでした。
ここの店長はバイクの趣味があるんでしょうかな?
(店内に展示された バイク)
それではJR広駅行きの電車が到着時間なので戻りまひょ。
JR広駅で乗り換えて、JR広島駅まで約1時間30分かな。
(JR安登駅の跨線橋から撮影)
(広島県呉市 旧安浦町の マンホールの蓋)
(JR安登駅に 到着する105系電車)
JR西日本さんがローカル線用に103系を改造して
概ね2両編成で走らせてる電車なんですわ。
関西でもJR桜井線やJR和歌山線で見れまっけど。
(JR広駅 駅名標)
(JR呉駅 駅名標)
JR呉線には不思議と一文字の駅名が多く見られますんや。
写真には写せまへんでしたが「坂駅」と言うのもおました。
実はJR安登駅に行く気に成ったのは、JR広島駅で観光用
特別列車が入線してきたんですわ。
一両は指定席だが、もう一両は普通の乗車券で乗れるらしい。
鉄ちゃん爺やのマニアックな好奇心が騒いだんですわ。
(JR呉線 観光用 瀬戸内マリンビュー)
(JR呉線 瀬戸内マリンビュー 車内)
これは~ お宝の列車だと乗って見ることにしましたで。
キハ48系の気動車を観光用に改造したようでんな。
乗り心地は古い気動車だから、やはり今一でしたけど。
瀬戸内海が観れるように指定席は窓側に座席が向いてまぁ。
確かに瀬戸内海が観れる一番優れた路線がJR呉線でおます。
(JR広島駅にて 227系 新型電車)
JR西日本の広島支社で主力の郊外型電車としてデビュー
JR福山駅~JR広島駅~JR岩国駅間で運用中。
古い車両を順次置き換えるために大量に投入中なんだって。
これにて、日本一短い国道と県道のお話はお仕舞い。
次回は備後の福山城などを紹介しまひょかな。
ほんなら~ これで、さいなら~🎵
まずは日本一短い国道から紹介しまひょ。
(フラワーロードの道路標識)
神戸市の繁華街にフラワーロードという道がおます。
正確には新幹線の新神戸駅前から三ノ宮駅を通過して
国道2号線に繋がっている、兵庫県道30号線ですわ。
昭和40年代から舗道に花を植えたり花時計を設置したので
最近では「フラワーロード」と呼ぶようになりましたんや。
兵庫県道30号線なんて名前を知らない人が大半かも。
(フラワーロードの 花時計)
この道に面して神戸市役所の本庁舎などが有り
神戸市内でも休日には最も賑わう区域でっかな。
花時計を右に曲がれば旧居留地や南京町になりまぁ。
舗道には名前の通り花が植えこまれてますんや。
(フラワーロードの花壇)
(神戸市 レトロな路線バス)
(フラワーロードの 街路灯)
国道2号線でフラワーロードは終了して、その先は
新神戸港への国道174号線となってますんや。
(国道174号線 道路標識)
国道は明治時代に作られた法令により、県庁所在地や
主要港とか飛行場を結ぶように計画されたんだって。
戦前の国道は1号から41号までしかなかったそうな。
戦後もこの流れを引き継ぎながら拡大したようでっせ。
戦前の1号線は東京から伊勢神宮までだったようでんな。
戦後にできた道路法で国道174号線は国道2号線から
国鉄三ノ宮駅付近で分岐して新しく命名されたんだとか。
だから当時は国鉄三ノ宮駅から南へ約500mぐらい?
神戸港へのメインルートして計画されたんでしょうな。
ところが、国道2号線がルート変更で海岸側へ移動して
国道174号線の大部分が県道に格下げと成ったんですわ。
道路は格下げでっけど、立派な県道30号線フラワーロード。
(フラワーロード終点から 神戸市庁舎を望む)
神戸市のマンホールの蓋にも、神戸市の市庁舎や
ポートタワーが描かれてまっしゃろ
(神戸市の マンホールの蓋)
片や生き残った国道174号線は神戸の税関庁舎前まで
たったの187mしかない「港国道」となりましたんや。
主要港である新神戸港への道路なので県道に出来まへん。
短いけど立派な11車線もある一般国道なんでっせ。
(国道2号線の 歩道橋から撮影)
画像の左右が国道2号線で、中央で右折しようとしている
ワゴン車の辺りが国道174号線の終点になりまんねん。
起点は新神戸港の入口に当たる神戸税関庁舎前になりまぁ。
国道174号の上を阪神高速神戸線と2号線のバイパス
浜手バイパスの2本が高架で通過してますんや。
(神戸税関庁舎を北側から撮影)
(神戸税関庁舎を南側から撮影)
(日本一 短い国道174号)(全長187m)
逆手にとって、こんな国土交通省認定の標識まで設置。
7~8年前にはこんな道路標識は無かったはず?
全長187mの国道でっさかいに歩いて約2分で踏破。
(神戸税関前 国道174号線の起点)
画像の奥に見える高架橋の先までが国道174号線。
ここから先の新神戸港までの道路は神戸市の市道なのかしら?
約300mぐらいなのでフェリーターミナルまで歩きまっせ。
(神戸 ポートアイランドを望む)
6月に国内で初めて「ヒアリ」が発見された埋め立て地でっせ。
その先には神戸空港があるポートアイランドと呼びますんや。
JR三ノ宮駅からポートライナーというモノレールで行けまぁ。
(新神戸港入口の 三菱倉庫)
蛇足ながら日本一長い国道は東京から東北本線沿いに
青森市まで続く国道4号線で約743kmだそうです。
それでは一番短い国道のお話はこれまでにして。
次は日本一短い県道の方も紹介しまひょ。
こちらは広島県の呉市で撮影してきましたで。
(JR呉線 安登駅にて 自撮り)
広島県の呉市と言っても、大和ミュージアムや海上自衛隊など
観光客で賑わうJR呉駅から、六つ先の駅まで乗りますんや。
下車したのも、帰りに乗車したのも、鉄ちゃん爺やただ一人。
のどかな田園風景が広がるローカル線の無人駅でしたわ。
(JR呉線 安登駅の駅舎)
ネットでは一寸した話題になってますが、何せJR呉駅から
先のJR三原駅までは1時間に1本有るかないかのダイヤ。
さすがに、ここまで足を延ばすのは、鉄ちゃん爺やぐらいの
物好きか、変人か、それとも暇人ぐらいしか居まへんやろな。
JR広島駅から往復して半日はたっぷりと費やしましたがな。
(日本一 短い県道の説明板)
なんと~ 全長が10.5mで 道路幅が18.7mだっせ!
長さよりも、道路の幅の方が大きいという変な県道でんがな。
駅前広場から50mぐらい先に国道185号が通ってますんや。
その国道185号との接続点である横断歩道が該当の県道で
広島県道204号の安登停車場線の路線名まで付いてまっせ。
(広島県道204号 横断歩道のラインの辺り)
(JR安登駅から 撮影)
実はネット上で、ここ広島県道204号と長野県の上田市で
長野県道162号の日本一短い県道の論争が起きてますんや。
「しなの鉄道」上田駅から、上田城・お城口交差点に接続する
全長7mの方が、日本一短いと書き込んでる方が居られるとか。
実は国道や県道には実距離だけではなく、他と重複した部分も
総延長として表示されている道路もあるんですわ。
正解は長野県道162号線の上田停留所線は実距離は7mで
長野県道77号線と重複区間が123mほどおますんや。
だから長野県道162号は総延長距離が130mとなりまぁ。
片や広島県道204号線は実距離も、総延長距離も10.5m
だから、両方共に日本一短い県道ということになりまんな。
逆に日本一長い県道は新潟県の佐渡島を一周している
新潟県道45号線で約170kmも有るんだって。
(安登駅前の お好み焼き店)
(広島焼き風 お好み焼き蕎麦)
JR広島駅方面へ戻りの電車は約1時間25分待ちだって。
昼食にはボリュームのある「お好み焼き蕎麦」にしまっさ。
ビールにしたい処でしたが、トイレのない電車が心配なので
この日は我慢して、広島風の「お好み焼き蕎麦」のみでした。
ここの店長はバイクの趣味があるんでしょうかな?
(店内に展示された バイク)
それではJR広駅行きの電車が到着時間なので戻りまひょ。
JR広駅で乗り換えて、JR広島駅まで約1時間30分かな。
(JR安登駅の跨線橋から撮影)
(広島県呉市 旧安浦町の マンホールの蓋)
(JR安登駅に 到着する105系電車)
JR西日本さんがローカル線用に103系を改造して
概ね2両編成で走らせてる電車なんですわ。
関西でもJR桜井線やJR和歌山線で見れまっけど。
(JR広駅 駅名標)
(JR呉駅 駅名標)
JR呉線には不思議と一文字の駅名が多く見られますんや。
写真には写せまへんでしたが「坂駅」と言うのもおました。
実はJR安登駅に行く気に成ったのは、JR広島駅で観光用
特別列車が入線してきたんですわ。
一両は指定席だが、もう一両は普通の乗車券で乗れるらしい。
鉄ちゃん爺やのマニアックな好奇心が騒いだんですわ。
(JR呉線 観光用 瀬戸内マリンビュー)
(JR呉線 瀬戸内マリンビュー 車内)
これは~ お宝の列車だと乗って見ることにしましたで。
キハ48系の気動車を観光用に改造したようでんな。
乗り心地は古い気動車だから、やはり今一でしたけど。
瀬戸内海が観れるように指定席は窓側に座席が向いてまぁ。
確かに瀬戸内海が観れる一番優れた路線がJR呉線でおます。
(JR広島駅にて 227系 新型電車)
JR西日本の広島支社で主力の郊外型電車としてデビュー
JR福山駅~JR広島駅~JR岩国駅間で運用中。
古い車両を順次置き換えるために大量に投入中なんだって。
これにて、日本一短い国道と県道のお話はお仕舞い。
次回は備後の福山城などを紹介しまひょかな。
ほんなら~ これで、さいなら~🎵