テーマ:「器としての身体」
さまざまな情報があふれ返っていて
自分の身体や感覚で判断するというよりも
アタマで判断する場面の多い時代。
身体や感覚は退化する一方ではないのでしょうか。
感じられる身体であることは
感じてしまいたくないことまで感じてしまうこともあるけれど、
それでも情報に流されず、マインドの奴隷にならず
自分の感覚(体内、身体、皮膚)を信じて判断する、
自分なりの判断基準を持つ、
ということはとても大切なことのひとつです。
身体の声は、とてもかすかなもので、
ともすればマインドにすぐにかき消されてしまうようなものだから。
身体の中がマインド(思考、情報、自分のもの以外の声)で
満たされていると、それは聞こえてこない。
身体の風通しをつくってあげる必要があります。
動きを通して、
内側も外側もお掃除です。
不要になったものは、捨ててさよならすること。
そのプロセスで、いかにいろいろなものを抱えているか
分かることもあるし、
自分が何かにしがみついていたり、
無意識のうちに自分のものでない判断基準をずっと使っていたりする、
ことに気づくこともあります。
メンタルの癖や問題点も見えてくることがあります。
それは何かを手放す「チャンス」でもあります。
そして、限りなく「器」に近づきます。
いえ、近づいたり遠ざかったりの繰り返しです。
わたしたちは、すぐに「器」に何かを満たしたくなるから。
だから、ときどき空っぽにする必要があるのです。
身体の中の風通しを感じて、
そのままで「在る」ことがいかに満ち足りているのかを感じます。
死ぬまで、こんな営みの繰り返しなのでしょう。
季節毎に、土を耕し、種を蒔き、手入れをし、収穫する。
そんなふうに長い長い時間、続けられて来たことと似ているのかもしれません。
アタリマエのように見えることの尊さと、豊かさ、その不思議さも含め、
土に還るような身体に近づけたら。
今回は、舞踏の技法を援用しつつ進める予定です。
ご質問などあればいつでもどうぞ。
※内容は当日のグループの状態により変更することがあります
★準備いただくもの:動きやすい服装(靴は不要)
★場所・時間:4/24(土) 14:00-17:00
青山道場
地下鉄銀座線「外苑前」駅下車。246を渋谷方向に歩き、ベルコモンズを右折。
無印良品の先の眼鏡屋の角を右折。50Mほど歩くと左側に原宿教会、隣に
黄色い壁がまぶしいブラジル大使館。その真ん前、福沢ビルB1。駅より徒歩5分。
★参加費:
一般 5.000円 学生 3.000円
(お支払いは当日/学生証をご持参下さい)
コピー&貼り付け=======
ダンスセラピーWSお申込書(初めて参加される方用)
お名前:
年齢:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
当日連絡のつくtel:
住所:
E-mail:
-コピーend======
以上をharakyon☆m02.itscom.netまでご送信ください(☆→@に変えて下さいませ)
※予約制
※現在、精神科・心療内科におかかりの方は、主治医と必ずご相談のうえ、
参加を決定して下さい。このセッションは医療行為ではありません。
参加においては自己責任の上でお願いいたします。
◆お知らせです!!
3/28仙台ワークショップは無事に終了しました。
ご縁ができて、また仙台に伺うことになりそうです…!
食べ物も自然も、ひとも、ビバ東北なのだ♪♪ 楽しみ♪
http://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/c1fe0f1e8affbf0ff7d86cce960e3736
4/10、5/1は大阪(東心斎橋)でワークショップを致します。
関西方面の方、この機会にぜひ!!!
土曜はまだ若干空きがあるようです。
http://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/2f5b844eb5d259378ec8e9e8b6c63681
◆ひっそりつぶやき
隣の神社の緑を眺めたら、いつの間にか新緑が出ています。
まだまだ寒暖の差が激しいけれど、春は春。
今年も美しく、そして長い間咲いてくれた桜に、ありがとうです。