
先週、打ち合わせの帰りに
千鳥ヶ淵と靖国神社で桜を見てまいりました。

まさに満開、という時期。
低気圧の谷間で当日は快晴。
これはいかないわけにはいきません…
大勢集まって賑やかな花見は昔散々したけれど
一人でただただ景色を見ている、というのもいいものです。
ふっと泣きそうになった。
桜の若木と古木では全く味わいも違う。
古木の持つ妖しさ。

華やぎの中に、妖気があります。
幹は古い精霊そのものだ。
そういうものもどこかで感じていて
春という季節の到来が
ただ嬉しいだけではない、
危ういけれど、それゆえの魅力になっているのかもしれないな。
そしていつも思うのは
来年もまた見ることができるとは限らないということ。
いつでも一期一会だ。


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