原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

311「祈りのカフェ」2ndを終えて

2012-03-13 | 祈りのカフェ
3/11の日曜日、
「祈りのカフェ」の第2回目を行いました。

今回は311で亡くなった方、生き抜いた方へ、
そしてこれからを生きていく私たちすべてのためへの祈りを、と考えていました。

ヤヨイさんが「今回は桜を使ったお菓子を作ります」と提案してくれたことから、
ああ、桜は生と死の象徴でもあるし、希望の象徴でもあるな、と思いました。

共催の瑞穂さんが山形の「啓翁桜」という種類の桜を見つけてきてくれました。
お出ししたのは、桜茶と桜餅。
手が汚れないように、というヤヨイさんの配慮で
桜葉は白あんの中に練り込まれており、
桜模様の和紙でくるんでありました。

東北の方向に向けて桜の花、キャンドル、お茶とお菓子をお供えしました。

まだ2回目のこの集まり、初参加の方もいらっしゃいましたが、
最初のシェアで皆さんお互いの言葉を大切に受け止めてくださいました。
コトバにならないことも含めて。

そして呼吸法のあと、ホ・オポノポノを祈りの糸口として行い、
その後は前回よりもたっぷりとひとりひとりの祈りの時間を持ちました。

わたしの場合は…
手を合わせて祈った後に
指先と腕が動き始め
種を播くような動きや珠を磨く動きが出てきました。
何も考えずに動きに身をゆだねていると
パッと仏像のお顔が見えました。
あ、弥勒菩薩だ、と瞬間的に思いました。
「ああ、これからもいろいろなことがあっても大丈夫なんだ」と直感しました。

そして閉じたまぶたの裏には
祭壇に飾ったキャンドルの炎が、実際よりもとても明るく感じられ
「ああ、東北も大丈夫なんだ」というメッセージに感じました。
そのときの自分の顔には、笑みを浮かんでいました。

マインドが活動をやめ、
自分が無になったとき
ふっと入ってきたそのことが
何の根拠もなく信じられました。
遠い先のことかもしれないけれど。

現実的には楽観視できないことの方が多いし、
環境への不安も沢山ある。
困難も、まだまだ続くでしょう。

そんな中で
そう思えたこと自体が
何よりの「希望」です。

集まって下さった方々にも改めて感謝です。
とても気持のいい「場」となりました。

終了後、内容についていろいろご意見/ご感想もいただきました。
それを受け止め、次回からの祈りのカフェに生かして参ります。

ダンスと祈りは自分にとっては同義です。
それは「手を合わせる」ということと同じくらい自然なことです。
自我でないところに身をゆだねることそのものです。

自我を超える、ということをきっかけに
マインドではなく「身体」や「魂」、
ひいてはそれらをも含む、大きな意味での「自然」に
出会っていただくきっかけになれたら。


次回は6月を予定しています。

お菓子を作って下さったヤヨイさんのBlogをリンクします。
こちら!

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