1970年代のポピュラーミュージックと2000年代のヒット曲のJ-POPSを聴き比べるとわかるのだが、昔より格段にヒット曲のテンポ感が速くなっている。
これは以前の回でも述べた様に、昔はなかったシーケンサーやコンピュータの使い方でいくらでもビートを速くすることが出来、経済の成長にリンクする様に世間の全てのテンポが速度を増して来たのではないかと思う。(最近は経済の失速に伴い、昔の音源に多いスローテンポも幅広い世代に聞かれているが)
最近のビートを聴いている若者の方が速いテンポに慣れているということが出来る。
しかもクラシックをあまり聴いた事がない世代は、揺れるビート感に違和感を持つ。
それ故、同じ音楽を聴いても感じ方が違うので、ある程度年代を考慮に入れて音楽を創る必要がある。
クラシック的な要素とビート感を両方実現したハイブリッドで年代を超える支持を得られる音楽を創りたいと思った。
=次回に続く= by きしかなん
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