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WLBとは何か?の続き の続き。(第3回)

一昨日の記事で、以下のようにWLBを説明しました。

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私としては、①職業生活と家庭生活の時間的・意味的バランス、②職場および家庭という集団生活と個人生活の時間的・意味的バランスという2重の意味でこのWLBを使いたいと思う。

一つの概念に二つの定義を設定することは一般的でないが、これまで何となく使われてきたので、小生も何となく2つの意味でこの概念を使いたいと思う。

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 WLBのもう1つの効果、高齢化へのインパクトについて書きます。少子化へのインパクトは理解しやすいし、常識的に想像できますが、高齢化へのプラスの効果はどうでしょう。

 実は、これも常識的な想像力で理解することが出来ます。上記の定義の②に注目してください。

 我々、中年世代(ポスト団塊世代)は、どうしても職場生活と家庭生活という集団生活に埋没しがちです。ともすると個人としての生活が縮小してしまいがちになります。

 高齢者になるということは、言うまでもなく職場生活を失うことであり、子どもが独立すれば夫婦だけの家庭生活となります。夫婦二人ぼっちの生活を歓迎するカップルもあれば、マッピラゴメンという夫婦もあるでしょう。どちらの場合も配偶者(もしくは自分)がいつかは鬼籍に入る

ことになります。

 そうした宿命的なコースが高齢期に例外なくやってくることを想起する時、若い頃から、中年の頃から、個人の生活を大切にし、集団生活とのバランスを取っておくことは必要不可欠な人生の課題であると言えます。

 個人の生活を大切にする。これができそうできないのですが、とにかく「意識する」ことが重要です。よく言われるように、趣味を極めるということもあるでしょうし、地元地域や地元外のボランティア活動に精を出すこともそうでしょう。また、趣味や社会参加活動と全く関係なく、一人でいる時間を大切にする場合もあるかと思います。

 ワーク・ライフ・バランスという1つの概念に、

 ワーク・ライフ・アンバランスのキョトンCがこだわってみました。

 

 

 

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