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大学教授キョトンCブログ!!
WLBとは何か? の続き。
昨日の夕方続きを書く予定だったが、連載原稿(第19回)の再校で、大チョンボをしていたことが夕方発覚。それへの対応でヘトヘトになってしまいました。でも20時までには何とか解決し、先方にFAXを送り事なきをえました。
ということで、WLBとは何か? の続きです。
昨日私のWLBに対する2通りの理解の仕方を示したわけですが、
このWLB(ワーク・ライフ・バランス)の考え方、ライフスタイルは、少子化および高齢化に大きなインパクトを持つというのが、小生の持論であり、自論です。
まず、少子化に対するインパクトして、WLBがすこぶる大切なのは、性別役割分業との関連性です。
昨日書きましたように、WLBの1つの意味は、職業生活と家庭生活のバランスということです。結婚後のDI(ダブル インカム)夫婦が赤ちゃんを希望する時、まず課題となるのが、出産後の子育てをどのように行うのかという点です。親と同居していない時に特に切実な問題です。
保育所に子どもさんを預けながら、DI夫婦を続けるというビジョンを持つ時、夫が職業生活と家庭生活のバランスを重視し、ミスターWLBになるのであれば、妻は躊躇なく、出産を決意するでしょう。
その意味で、WLBは出産への強ーい、インセンティブになるわけです。
続きの続きは、明日朝書きます。
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