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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
申請、諦める。。。
日本にいる間は、べらぼうに忙しかった。
気になっていたが、物理的に不可能であった。
最後の望みは、ウメオに来てからの1日半。
少し頑張れば、間に合うと思った。
が
し
か
し、
世の中そんなに甘くはなかった。
まず、最も大きな想定外の出来事。
8月28日ウメオコミューンで、午前と午後に分けて、介護の付いた特別住宅とインタビュー調査を経験させていただいた。
翌29日の朝9時から10時まで、小生の研究テーマについてプレゼンを行うことになった。
その日は、8時からウメオ・コミューン内の高齢者ケアにかかわる現場責任者32名が、一堂に会して研修会を行う日になっていた。
32名のうち、男性は、たった一人。
ウメオコミューンの高齢者ケアは、女性が回す世界になっている。
他のコミューンでも、ほぼ同じ。男性は極めて少数派。
この現場責任者の研修会で、研究成果の発表をしてほしいといわれたのは、確か8月22日。
最初は、日本語でパワーポイントのファイルを25枚作製した。
1時間で発表できる分量ではない。
次に英語にしながら、枝葉を切りすて、12枚のパワーポイントファイルにした。
タイトルは、<スウェーデンと日本における高齢者ケアの比較>
45分以内で発表し、残り15分は、質疑応答。
この準備に全てのエネルギーは費やされた。
ウメオに到着してから、突貫工事で文章を書こうと思ってたのは、
現在の学長、堺井学長が提案された<進一層トライアル>という公募型の補助金制度。
採択されれば、50万円を<特色あるゼミ活動>に使うことができる。
特色が、めっちゃあれば、来年度も補助金を50万支給されるというありがたき制度。
採択の枠は、10 !
日本で、このトライアルについて一文字も書けなかったが、ウメオで2時間あれば、文書作成できると油断していた。
その2時間が確保できなかったのだ。
何でも<イッチョカミしないと気が済まない性格>のため、応募する意欲は、マンマンであった。
たいそう残念でR.
これも、<そんなに頑張らなくていいよ>という天の声か?
それとも、<自分のことばっかりやらずに、庭にある1本の松を剪定してよー!>という監督の地響きする声か?