カーニバルはもう終わったが、例のフアニートについて後から知ったことがあるので書く。
フアニート人形に女装野郎たちが付き添っているのは、「未亡人」を演じているんだという。なぜかと聞いても分からないという。
こちらはちゃんと未亡人装束。やっぱり男性が演じるのは同じで、最後にアニョビエホの人形同様、燃やすらしい。ここまでくると、何かの言い伝えが元になってるんだと思うが、とにかく誰に聞いても知らないという。こういうのはメキシコでは、別に謎なわけじゃなくて「まぁ、細かいことは気にするな」という意味。ちゃんとした人に聞かないと分かりそうにない。
その後も女装行事は続き、こういうのもあったらしい。田舎のカーニバルは凝っている。でも、デブがリオの真似事をしてるだけのメリダやプログレソのカーニバルより、村中で楽しんでる!感が強くていい。来年はきちんと見物する。
収穫するのも売るのも買うのも、この箱を使う。とにかく村中の人が最低5個くらいは平気で持っていて、多い人(大きめの果樹園を持っている人)だと20個くらい家の裏に積んである。バイクに括り付けたり、果物だけじゃなくていろんなものを入れるのにも使う。規格品なので、よほどのボロじゃなければ他人のと入れ替わっても気にしない。我々はホームデポかどこかで買った箱を使っていたが、海辺での使用で結構劣化している。安いし便利だし、新居に移ったらこの箱に切り替えるつもり。
近所で新しい知り合いができるたびに、その新しいご近所さんが「ニホンジンにここの名産を味わわせてやろう」と持ってきてくれる。
交差点というと少しイメージが違うが、とにかく2本の道が交差しているところで、かつ車やバイクが結構通る。そのど真ん中にいつも寝転がっている。寝ている時もある。村の人はみんな分かっているらしく、危なそうになることはない。我々は玉置と呼んでいる。
意味は、酔っばらいのソパ。ユカタン以外では別物らしく、ちらっと検索したところ何やらケーキみたいな写真が並んでいるが、マヤ料理。マヤ語ではホロチュという、トルティーヤと黒豆で作ったおじやみたいな感じで、ひき肉が少し入っている。トマトソースをかけて、好みでハバネロと一緒に食べる。
ソパという言葉は訳しにくい。ユカタンではスープじゃないのにソパと呼ぶ料理がある。何らかのパスタやトルティーヤが、付け合わせとしてじゃなくて材料として入っている料理…と言えば一番近いと思う。
(c) Tele Yucatán。ユカタン料理の名誉のため。
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