市警内講習。日本やアメリカの警察ドラマを見慣れていると、なんとも気が抜けた様子だが、それがいい。
ユカタン州公安省の警察犬部隊は、米軍に倣ってK9というらしい。日本人だと脳内で「ケー・ナイン」と聞こえるでしょうが、ここはスペイン語なので「カー・ヌエべ」です。ヌエべはともかく、カー(カラスがカァw)。話はずれるが、このせいであのかっこいい山は「カードス」だし、U2は「ウードス」というマヌケっぷり。
で、そのK9からプログレソ市警に配属された Togo 君。かっこいい。以後、東郷くんと呼ぶ。
村で逮捕沙汰がまったくないというわけではないんだが、これは奮っている。お縄になったのは、地元の女の子と、プログレソの青年と、彼らに黒魔術を施していたキューバ人2人の計4人。家族とその他の住民が騒いで、何かを埋めた痕から鶏の死骸を発見し、警察に通報。
おそらく、住民たちはただ捕まえろと通報したんだと思う。家族は、この辺だと誰もがそうなようにカトリックなんで、娘を助けてと訴えたとかそうじゃないとか。日本でも家族が…って話で持ちきりですね。
それはともかく、この場所はマングローブのラグーンのそばだが単なる未開なエリアで、特に保護区域とかになってるわけじゃないので不法侵入では取り締まれない。最終的に、動物虐待でしょっぴかれた。
ユカタン以外では警察のめちゃくちゃぶりを見聞きする。どこまで本当か知らないが、交通違反チケットを避けるには賄賂…程度のことなら日常茶飯事らしい。なので、ユカタンの警察、真っ当じゃんという印象をよく受ける。
ってか、警察はフツーに仕事してて大変よろしいんだが、黒魔術って。。。実は、あたしは個人的にカトリックというだけで(プロテスタントじゃなくて)、頭のてっぺんだけ剃った神職者の時代の話や映画エクソシストや、スペインの三角帽子の祭りとかのイメージが強くて、少し怖い。でもここはフツーにカトリック。マヤには生贄文化もあるし、黒魔術というものにそんな過剰反応をするんだ!と思ったんだが、こっちの人だとネズミ講に引っかかった…みたいな被害感情なんだろうか。その辺は聞いてみないとわからないけど、田舎の人ってのは比較対象を知らないために表現に限りがあって、聞いてもおそらくわからない。まぁ、宗教の話は余程の間柄でないかぎり、しないにこしたことない。
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局員は一人しかいない。客もいない。宅配業者におされてもう誰も郵便なんか使わないけど、国としてなくすわけにはいかないってとこだろうか。
一時は郵便物は村役場までは来ていて、連絡などは一切ないが心当たりがあれば役場に探しに行く方式だったが、いつの間にか終わって、プログレソまでしか来ないスタイルに戻った。我々はハナから信用していないので、アマゾンジャパン以外、日本から何か送ってもらうことは一切しない。アマゾンも、外人仲間からきちんと届くと聞くまでは、メリダの友人宅宛で買っていた。メキシコ在住日本人の話を聞いていると、EMSでさえそのときそのときで結果が違うようで、要は問題はメキシコ国内である。
ちなみに今回受け取ったのは、アメリカの店から通販で買ったもので、USPS アメリカ郵便でしょうか?で送られた物。郵便局の隅の方に、箱が2つ置いてあって、1つはうちの村、もう1つは隣村宛であった。ほとんどの郵便物がアメリカから。中にはカードっぽいものもあり、まだ昔ながらの方法を好む人いるのは日本の年賀状と同じ。
もう低いところのは採り尽くしたんで、どうかなと思ったが、いまいち手が届かず。無念。プールは隣家の。
味は、日本でおなじみの種類よりちょっと薄いというか、甘いというか。メキシコ料理にはいまいちだが、他の料理には逆に使いやすい。
アノナは、チェリモヤなんだが、ここユカタンではチェリモヤといえばメキシコにある種類で、チェレモヤといえば日本で馴染みのある東南アジア産のタイプ(売ってないけど、違いを説明するページによると)、アノナといえば、ユカタンにある種類である。ただし、わかって言い分けている人ばかりとは限らない。各々の味の違いを説明したいが、東南アジア産なんか食べたのずいぶん前なんで、よく覚えていません、すみません。アノナより甘かったような気もするが、果物って個体差あるんで、そうとは言い切れない。
ここではジュースかシャーベットにする。
グアヤバというのはまぁグアバなんだろうけど、メキシコのは形も色も種の大きさも違う。黄色いのがそうです。こちらもジュースにすることが多い。すごく美味しい。
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ブロガーとかじゃないから気にならんよ