鳥取のカニ寿司 2010.1.2

　海つながりで、餘部鉄橋を撮りに行ったときのデータを取り出しました。ああ、ものすごく昔になりました。最近急速に年を取っていますからね、あのころはまだあれもこれもしたいという元気がありました。

　１月２日に、１人で特急に乗って、鳥取の町に出かけました。前日からの雪で、道路はすべてシャーベット状でした。最初は珍しかったけれど、そのうち足も冷たいし、ゴハンを食べたいのに、適当なお店が見つからなくてモンモンと町をクルクル歩いていました。

　鳥取に来たのは３回目くらいで、1984年の春と、2003年の秋以来でした。もう少しとりつく島があると思っていたら、お正月の２日だし、雪の夜だし、お店はあまり開いてなかったのです。そりゃ、そうですね。開いている方が不思議なくらい。



　どこかのお店に入るのはあきらめて、ジャスコにも行かないで、駅でカニ寿司を買いました。お酒も鳥取っぽいものを探そうと、梨のチューハイにしました。

　このオネーサン、ミュシャ風でしょ。そこがまた気に入りました。味はもちろん覚えていません。カニ寿司は、なんだかサッパリしていて、味わいがないなあという感じだったかな。





　私は、そんなにカニが好きというわけではないのに、どうしてこんなの買ったんでしょう。まあ、観光気分に負けたのですね。奥さんがいたら、どこかのお店に入れたかな。２回目の市街地なのに、うまく入り込めませんでした。ザンネンでした。



　かくして、私は翌日、浜坂行きに乗り、鉄橋を見に行きました。



　遠い昔のことですね。どうしてそんなの今ごろ取り出してきたんだろう。たぶん、明日、大阪に行くと決めたからですね。仕事は何も片付いていないのに、それでもたまには母に会いに行かなくてはならないんですね。そりゃもう、当たり前かな。