いいのが撮れたなと思って、あとでパソコンで見てみると、すべての画像の真ん中から少し左のところにモヤモヤがあります。
これは心霊写真でもなんでもなくて、あとから加工したものでもなくて、撮影モードにしたときの画面の中の汚れです。イヤだなと外して撮るんですけど、モヤモヤは消えないし、拡大すると更に大きくなります。
こんなに酷使するから、そりゃ汚れもあるだろうけど、レンズの汚れではないようで、内部だと思われますが、だったらどうしようもなくて、モヤモヤは解消されず、ずっと続くのです。
ああ、悔しい。せっかくイソヒヨドリがきれいな声で鳴いているので、拡大して撮って、少しだけ表情も見えるのに、このモヤモヤがあります。
お月さんを撮ってみても、同じことで、ムシャクシャしてビールとワインを飲んでしまいました。写真を撮らなくても、たぶん飲んだと思うけど、モヤモヤは続いています。
きれいな月が浮かんでいるのに、うまく切り取れない。
外仕事でたくさん花粉を浴び、黄砂も浴び、化学物質も体につけて帰ってきて、「ああ、それでも今夜は早いな」と見上げた月でしたが、それもクリアではありません。
1 快晴に化学物質春三日月
麦と電車というテーマで、半信半疑で写真を撮ってみました。太陽光を受けて麦たちがキラキラしているのを撮りたかったのに、クリアさがいまひとつです。
珍しくアップで頑張ってみたのにな……。
すぐに電車はいなくなって、ただの麦畑になります。そうしたら、いっぺんに魅力がなくなったような気分がするわけで、電車オタクの不思議な神経です。
どっちにしろたいしたものは撮れないのに、それでも同じようなものを何枚も何枚も撮っている。
今はどちらかというと、花と電車というテーマで撮っていますが、なんだかアヤフヤです。
これはモヤモヤが木のところに吸い込まれてそんなに気にならなくなりましたが、白い花をつけたり、赤い花をつけたり、この木はいったい何という木なのか、私はまだつきとめていません。世の中には不思議な木があるものです。
気になる木と母と子どもさんでした。
切れはないけど、コツコツとやっていきます。カメラ屋さんに持っていけばいいんだろうけど、それがとてもハードルが高いんです。怠け者の私には。