まだ３分の１というところなのに、もう２回目の汽車通勤です。たいしたもんだ。とはいえ、大阪の実家で何だかよくわからずに食べ過ぎ、飲み過ぎて、通常より２キロ太ってしまったので、その解消策としての苦しまぎれの作戦です。
夕ごはんも食べて、体重を測ってみたら１キロだけ減りましたけど、食後に母からもらったチョコを続けざまに食べたから、今日の歩行も元の木阿弥でしょうね。
何てことでしょう。そんなにいっぺんには減らないのだから、食べる量を減らして、ささやかに運動するしかないでしょう。ものすごく運動する、ということはできないし、ものすごくナマケモノでもあるので、コツコツ減らしていくしかありません。
せっかく汽車通勤にしたのだから、座席で読む本を持ってきたらよかったのに、何だか余裕がなくて、本は持ってきませんでした。スマホなんてしないから、ずっとヒマでした。
それで、松阪駅に着いたら、なんと名松線というローカル鉄道がシカと衝突したということで、十数分遅れているということでした。同じローカル線同士だし、連絡させなきゃいけないし、待合せなくてはならなくて、松阪駅で十数分待つことになりました。
まあ、ボンヤリすることは割と人より得意だし、何かしなきゃと焦らないで、何にもしないで時間を過ごすことができました。見事に何もしませんでした。座席から立つこともせず、本も読まず、まわりの人たちをボンヤリとながめ、眠りこけるオヤジをチラッと見てみたりしていた。
車内に迷い込んだトンボがいて、もっと車内を自由に飛べばいいのに、ガラス窓にぶつかり何度も挫折しているヤツがいました。高校生の男の子はトンボの姿と羽音に驚いていた。となりのおじさんは、カバンからテイッシュを取り出して、「まさか、殺すんじゃないよな」と見ていたら、つかんで開けっ放しのドアのところに連れて行ってあげたようでした。
そんなに優しいのなら、素手でつかんであげたらいいのに、それはイヤだったみたいでした。「オッサンなのに、ティッシュでつかむのか」と、変なところが気になって、待ち時間を過ごしていました。
衝突したシカも、ぶつかっただけだといいんだけど、電車を十数分遅らせたということは、少し気になります。
そして私は、帰りもちゃんと歩いて帰ってきました。久しぶりに一日靴を履いていて、何だかイヤでしたけど、まあ、今日という日も終わってしまいました。
また明日、元気出していきます。何か見つけられるように、今からでも本でも読んで、それから寝ることにします。
