昨日、夕焼けにはならなかったけれど、なつかしい感じの西の空でした。ガソリン千円分を入れて、ショッピングセンターに行き、玉子と牛乳とパンを買いました。弁当に玉子焼きを作ってもらわなくちゃいけないから、どこでもいいから玉子が必要でした。
牛乳は、コーヒーに入れなきゃいけないから、これも切れたら大変です。すべて私の趣味と好みのためにわざわざ買い物に行きました。チーカマも買ってもらいましたっけ……。
1 チーカマと 八十八夜の お買い物
海水浴場は、誰もいなくて、とてもいい感じでした。たくさん人がいると、私はすぐにウンザリしてしまうので、田舎者で人見知りで無口な私には、だれもいない海水浴場は似合いです。
でも、実は、ここがたくさんの人でにぎわい、大騒ぎしている姿もイメージすることができます。そういうのを遠くで思いやるのが好きなんです。そういう時には遠くにいて、だあれもいなくなったら、秋とか、冬とか、夏の初めとか、釣り客さえいない静かな海に、私たち家族は出て行くのです。
そして、ぼんやり砂浜を歩き、石ころを拾うのです。それを何に使うという目的もないのだけれど、三重県に住んでいる自分たちの証しとして、自宅に持ち込んでいる。庭の中から出土するガレキのかけらみたいなのは、早くどこかに捨ててしまいたいのだけれど、誰もいない海水浴場からは、まん丸の石を拾いましょう。
2 万国旗 海水浴場 潮満ちて
3 汽車の音 海へこぼれて シーグラス
片上池のカニは、ヘドロの中で暮らしているので、みんな真っ黒けでした。つかまえて水洗いしたら、もう少しキレイな色をしているだろうし、味噌汁にでも入れたら、真っ赤になるんでしょうけど、もちろんそんなことはしませんし、つかまえようと思ったらクツがズブズブ沈んでいったので、カニの楽園は安泰でした。
ザンネンでもあり、うれしくもありでした。
4 カニたちの 意味ある招きに 見とれつつ
5 カニ出没 見ている人の 無心かな
何だかわけがわからなくなってきました。
何か詩みたいなものに近づきたいのに、とても近づけそうにありません。
さあ、夕暮れ、いつもの公園で、紀伊半島にお別れです。紀伊半島はこんなに黒々と海に立ち向かっているというのに、私はそのずっと奥の方に住んで、紀伊半島の偉さなんて想像もせず、いいかげんに生きています。
そして、たまにこうして紀伊半島を垣間見ることができると、ああ、私はこんなとこに住んでいたし、今はその奥の方に住んで、自分は紀伊半島とは無縁だ、シティボーイ・シテイオッチャンだとか思いながら、生意気に生きています。もっと謙虚にならなくちゃ! 巨大な紀伊半島は教えてくれて、それより巨大な海が、紀伊半島を飲み込んでいる。
こうした海と山がぶつかりあっているところに、時々は出向いて、自分のつまらなさを味わわねばならない気がします。
どうして普段は、忘れてしまうのかなあ。三重県民の大半の人々も忘れているような気がします。そして、今月は寄るとさわるとサミット、サミットで、いやになってしまいます。
この時期の夜、私はいつも、ソワソワと楽しい落ち着かない気分を味わいます。それをこの目で確かめることができました。とうとう写真で撮ることもできた。それはミカンの花の匂いだったんですね。この匂いがしていると、何だかなんだってできそうな、自分がものすごく進化できそうな気にさせる、そんなやさしい匂いです。
6 ミカン花 うちの子と夜の歩道橋
7 ミカン花 駅前ワンコ 気もそぞろ
8 ミカン花 同級生はバスケット好き
とにかくわけのわからん五七五を8個作りました。目標達成です。じゃあ、もう寝ます。
牛乳は、コーヒーに入れなきゃいけないから、これも切れたら大変です。すべて私の趣味と好みのためにわざわざ買い物に行きました。チーカマも買ってもらいましたっけ……。
1 チーカマと 八十八夜の お買い物
海水浴場は、誰もいなくて、とてもいい感じでした。たくさん人がいると、私はすぐにウンザリしてしまうので、田舎者で人見知りで無口な私には、だれもいない海水浴場は似合いです。
でも、実は、ここがたくさんの人でにぎわい、大騒ぎしている姿もイメージすることができます。そういうのを遠くで思いやるのが好きなんです。そういう時には遠くにいて、だあれもいなくなったら、秋とか、冬とか、夏の初めとか、釣り客さえいない静かな海に、私たち家族は出て行くのです。
そして、ぼんやり砂浜を歩き、石ころを拾うのです。それを何に使うという目的もないのだけれど、三重県に住んでいる自分たちの証しとして、自宅に持ち込んでいる。庭の中から出土するガレキのかけらみたいなのは、早くどこかに捨ててしまいたいのだけれど、誰もいない海水浴場からは、まん丸の石を拾いましょう。
2 万国旗 海水浴場 潮満ちて
3 汽車の音 海へこぼれて シーグラス
片上池のカニは、ヘドロの中で暮らしているので、みんな真っ黒けでした。つかまえて水洗いしたら、もう少しキレイな色をしているだろうし、味噌汁にでも入れたら、真っ赤になるんでしょうけど、もちろんそんなことはしませんし、つかまえようと思ったらクツがズブズブ沈んでいったので、カニの楽園は安泰でした。
ザンネンでもあり、うれしくもありでした。
4 カニたちの 意味ある招きに 見とれつつ
5 カニ出没 見ている人の 無心かな
何だかわけがわからなくなってきました。
何か詩みたいなものに近づきたいのに、とても近づけそうにありません。
さあ、夕暮れ、いつもの公園で、紀伊半島にお別れです。紀伊半島はこんなに黒々と海に立ち向かっているというのに、私はそのずっと奥の方に住んで、紀伊半島の偉さなんて想像もせず、いいかげんに生きています。
そして、たまにこうして紀伊半島を垣間見ることができると、ああ、私はこんなとこに住んでいたし、今はその奥の方に住んで、自分は紀伊半島とは無縁だ、シティボーイ・シテイオッチャンだとか思いながら、生意気に生きています。もっと謙虚にならなくちゃ! 巨大な紀伊半島は教えてくれて、それより巨大な海が、紀伊半島を飲み込んでいる。
こうした海と山がぶつかりあっているところに、時々は出向いて、自分のつまらなさを味わわねばならない気がします。
どうして普段は、忘れてしまうのかなあ。三重県民の大半の人々も忘れているような気がします。そして、今月は寄るとさわるとサミット、サミットで、いやになってしまいます。
この時期の夜、私はいつも、ソワソワと楽しい落ち着かない気分を味わいます。それをこの目で確かめることができました。とうとう写真で撮ることもできた。それはミカンの花の匂いだったんですね。この匂いがしていると、何だかなんだってできそうな、自分がものすごく進化できそうな気にさせる、そんなやさしい匂いです。
6 ミカン花 うちの子と夜の歩道橋
7 ミカン花 駅前ワンコ 気もそぞろ
8 ミカン花 同級生はバスケット好き
とにかくわけのわからん五七五を8個作りました。目標達成です。じゃあ、もう寝ます。