
予定通り、甥っ子と私と母の3人で万博公園に行ってきました。大阪の朝日放送・ABCラジオまつりというイベントにのこのこと参加しました。そんなことは関係なしに、秋の万博公園に遊びにきた人もいっぱいで、そりゃもうすごい人だったんです。
甥っ子は小学校3年生ですが、気配りのできる賢い子で、おばあちゃんを上手にハラハラさせつつ、ほっこりもさせる絶妙の技を持っています。彼の1つの言動、1つの行動、どれもがやさしい人柄から来ていて、おばあちゃんはそれらを感じつつ、孫と息子との楽しい休日過ごしたようで、大満足の様子でした。おりこうさんの子どもです。

私は満足しなかったのかというと、そうでもなくて、それなりに楽しんで帰ってきました。
何が楽しかったかというと、たっぷり太陽の塔を見たこと、棟方志功さんを見たこと、海洋堂の岡本太郎ガチャガチャを二回もしたこと、ABC朝日放送の女子アナを見たこと(オリジナルカレンダーが二千円で、みんな高いから買わないのですが、売り子として立っている女子アナさんの写真は撮りまくっていて、大阪の地方放送のアナウンサーなのに、それなりに人気があるし、モデルにもなれるんだと感心しました。私は、どのアナウンサーも知らないので、残念ながらボンヤリ見るしかありませんでした。NHKの女子アナウンサーのカレンダーなら買ったでしょうか? たぶん買わないと思いますね。唯一興味のあった杉浦友紀アナウンサーは東京のスポーツ担当になってしまって、全く見ることがなくなってしまいました。残念です)、そんなことがありました。
それから、万博のペダルボートに乗ったこと、そして母の楽しい休日に参加できたこと、これらで十分幸せでした!

今改めて振り返ると、甥っ子にウソを教えたのが悔やまれます。てっきり棟方志功さんが師匠で、芹沢圭介さんは棟方さんの弟子であると思い込んでいて、師匠の坊さんの絵を弟子が真似して描いたのだと教えてしまいました。
改めてパンフを見ると、棟方志功さんが8つ年下で、芹沢圭介が年上です。二人に師弟関係はなく、たまたま十大弟子を二人とも制作していて、棟方さんが1939年に彫り上げ、芹沢さんが1982年に完成させている。それが今回一緒に並べられている。

年上の芹沢さんが40年以上の後に、すでに亡くなってしまった棟方さんに挑戦するように、十大弟子を彫り上げたものでした。もう棟方さんの名声はとどろいているし、自分もそれなりにやってきたので、違う味が出せると踏んで、チャレンジし、確かにとてもキレイな十大弟子を描いていました。
道理で甥っ子は芹沢さんの作品をキレイだと誉め、棟方さんの作品は彫りが荒いと指摘していました。そりゃ30代の棟方さんが一気に作ったものと、90歳に近い芹沢さんが満を持して作成したものでは作品の性質も違うわけです。
とにかく、十大弟子に関しては棟方さんが先駆者であり、芹沢さんは後継者でした。けれども、小学生の目には、棟方さんは下手くそというか、彫り方が雑に見えるし、芹沢さんの坊さんの方がキレイに彫っているように見えたのでした。
まあ、私たちは世界の棟方志功と知っていて、だからそれらしいものはみなそう見えて、有り難いものとして見てしまうけれど、小学生にはそんなことは関係なく見えて、しっかり作品を作るということに基準を置いてやってるし、そういう目で物事を見ているのだと知り、少し新鮮な体験をしました。そして、彼がきれいだと褒める芹沢さんの作品を見直すことができたのでした。

さて、大阪からの帰りにタワーレコードに寄って、バルカンビートボックス(2006)、アントニオ・カルロス・ジョビン&ガル・コスタのライブ盤(1987)、ボブ・デイランとジョーン・バエズのデビュー盤の二枚組輸入盤(2013)を買って帰りました。
どれも好みの音楽にはちがいありませんが、どれだけ聞くかは少し怪しい。好きな音楽なのに、クルマでしか聞かないのですが、あまり心に響かないことが多くて、何だかさびしいです。クルマで1人で聞いててもダメな音楽はあるし、みんなでワーワー言いながら聞きたい音楽ってあるのかもしれないです。
……ボブ・ディランはうちの弟の若いときによく似ています。今は、2人ともそれぞれの境地にいるけれど……。
……ジョアン・ジル・ベルトが英語で歌うと、私は何だか頼りなくなってしまう。やはり、ポルトガル語で歌ってほしいなあ。
甥っ子は小学校3年生ですが、気配りのできる賢い子で、おばあちゃんを上手にハラハラさせつつ、ほっこりもさせる絶妙の技を持っています。彼の1つの言動、1つの行動、どれもがやさしい人柄から来ていて、おばあちゃんはそれらを感じつつ、孫と息子との楽しい休日過ごしたようで、大満足の様子でした。おりこうさんの子どもです。

私は満足しなかったのかというと、そうでもなくて、それなりに楽しんで帰ってきました。
何が楽しかったかというと、たっぷり太陽の塔を見たこと、棟方志功さんを見たこと、海洋堂の岡本太郎ガチャガチャを二回もしたこと、ABC朝日放送の女子アナを見たこと(オリジナルカレンダーが二千円で、みんな高いから買わないのですが、売り子として立っている女子アナさんの写真は撮りまくっていて、大阪の地方放送のアナウンサーなのに、それなりに人気があるし、モデルにもなれるんだと感心しました。私は、どのアナウンサーも知らないので、残念ながらボンヤリ見るしかありませんでした。NHKの女子アナウンサーのカレンダーなら買ったでしょうか? たぶん買わないと思いますね。唯一興味のあった杉浦友紀アナウンサーは東京のスポーツ担当になってしまって、全く見ることがなくなってしまいました。残念です)、そんなことがありました。
それから、万博のペダルボートに乗ったこと、そして母の楽しい休日に参加できたこと、これらで十分幸せでした!

今改めて振り返ると、甥っ子にウソを教えたのが悔やまれます。てっきり棟方志功さんが師匠で、芹沢圭介さんは棟方さんの弟子であると思い込んでいて、師匠の坊さんの絵を弟子が真似して描いたのだと教えてしまいました。
改めてパンフを見ると、棟方志功さんが8つ年下で、芹沢圭介が年上です。二人に師弟関係はなく、たまたま十大弟子を二人とも制作していて、棟方さんが1939年に彫り上げ、芹沢さんが1982年に完成させている。それが今回一緒に並べられている。

年上の芹沢さんが40年以上の後に、すでに亡くなってしまった棟方さんに挑戦するように、十大弟子を彫り上げたものでした。もう棟方さんの名声はとどろいているし、自分もそれなりにやってきたので、違う味が出せると踏んで、チャレンジし、確かにとてもキレイな十大弟子を描いていました。
道理で甥っ子は芹沢さんの作品をキレイだと誉め、棟方さんの作品は彫りが荒いと指摘していました。そりゃ30代の棟方さんが一気に作ったものと、90歳に近い芹沢さんが満を持して作成したものでは作品の性質も違うわけです。
とにかく、十大弟子に関しては棟方さんが先駆者であり、芹沢さんは後継者でした。けれども、小学生の目には、棟方さんは下手くそというか、彫り方が雑に見えるし、芹沢さんの坊さんの方がキレイに彫っているように見えたのでした。
まあ、私たちは世界の棟方志功と知っていて、だからそれらしいものはみなそう見えて、有り難いものとして見てしまうけれど、小学生にはそんなことは関係なく見えて、しっかり作品を作るということに基準を置いてやってるし、そういう目で物事を見ているのだと知り、少し新鮮な体験をしました。そして、彼がきれいだと褒める芹沢さんの作品を見直すことができたのでした。

さて、大阪からの帰りにタワーレコードに寄って、バルカンビートボックス(2006)、アントニオ・カルロス・ジョビン&ガル・コスタのライブ盤(1987)、ボブ・デイランとジョーン・バエズのデビュー盤の二枚組輸入盤(2013)を買って帰りました。
どれも好みの音楽にはちがいありませんが、どれだけ聞くかは少し怪しい。好きな音楽なのに、クルマでしか聞かないのですが、あまり心に響かないことが多くて、何だかさびしいです。クルマで1人で聞いててもダメな音楽はあるし、みんなでワーワー言いながら聞きたい音楽ってあるのかもしれないです。

