甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

読書の晩秋  「自己実現」などくだらない

2014年11月16日 00時00分51秒 | 本と文学と人と
 実家へ帰り、今まで甥っ子ほかのメンバーとトランプなどをして過ごしました。(そして、酔っぱらいながらガラケーでよたよた文字を打ち込んでたら、翌日になってしまってました……)

 トランプでじじぬき・大富豪・お金などの種目を何回かやりました。例によってすべての種目で私は勝てませんでした。本当に勝負ごとはダメです。特に家族トランプではめったなことでは勝てません。自分から勝ちを譲ってしまうのか、それだけ引きが弱いのか、あまり勝負に執着がないというのか、とにかく弱いので、家族の中でもいつもやられるオジサン、そういう役どころになっています。本人も特にイメチェンしようという野心もないし、すごく順当なところなんでしょう。



 夕方、JR難波のジュンク堂に行きました。渡辺京二さんの『無名の人生』(2014文春新書)を買いました。前に『近代の呪い』という大学での講演記録みたいなのが、読みやすくて、しかも教わるところが多かったので、これが出たときにも買おうと思ってメモしていて、やっと購入しました。

 『逝きし世の面影』も買っていますが、これは途中で挫折していて、いつかまたチャレンジしようと思っています。とりあえず少しずつ渡辺さんの語り口に慣れて、助走がついたら、こちらに手を出そうと思います。お正月なんか読むといいですね。その時までに、先ず『無名の人生』を読んでみます。



 上原善広さんの『異邦人』(2012単行本 2014文庫版 文春文庫)は、同じ著者で新書を探していたのですが、見つからないので、とりあえず買っておこうと、買った本です。この人の『日本の路地を旅する』という本は単行本で読んでいて、文庫版が出たので再び買おうと思っているくらい、精力的な旅をする人で、独自の視点を築いている人です。まだ若い方なので、これからも期待のできる人だと注目しています。



 3冊目が、きまぐれに買いましたが、鳥居龍蔵『ある老学徒の手記』(1953単行本 2013文庫版 岩波文庫)で、十年以上前に友人から「しばらく鳴門に滞在しているから遊びにおいで」と言われて、高速バスに乗って鳴門に行き、そこで鳴門市近辺を観光したことがありました。

 鳴門のお城だったかを訪ね、そこが鳥居龍蔵さんの記念館になっていて、台湾などの少数民族を取材した旅の資料等が展示されているのを見た記憶がありました。資料にはそれほど感心しなかったのですが、そんな民俗学者がいたということに驚いた記憶があります。

 ですから、その方の旅の記録が書かれた本なので、買ってみました。なんと1200円もしました。衝動買いですね。なかなか読まないと思いますが、買ってしまった……。



 どうも私の趣味は、民俗学と人権と歴史方面に開かれているようです。あとは鉄道とロシア文学と中国文学でしょうか。偏っているというのか、深まっていないというのか、どれも中途半端でダメですけど、とりあえず、このまま進んでいこうと思います!

 もう夜も遅いし、明日は母と甥っ子と私の3人で万博公園に行かねばならなくなりましたので、とりあえず今夜はここまでにします! 実家は部屋の中の空気が冷たいです!  鼻がツーンとします。外気と室温に差がない感じです。


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