ふと思います。こんなに感染者が出ても、IOCのバッハ会長は来日するし、アベさんの三度目もありとウワサを流している人がいるみたいです(自作自演?)。何度も何度もミスをしても、わがままをしても、人々は黙ってるから、やりたいようにやってやれ、経済が第一、人々の暮らしなんて、経済を回しているうちになんとかなるだろう。心配な人は自助努力しろ! とかなんとか、言ってる人たちがいるような気がしました。
みんなでもう来年の夏のこと、そんな当てにならないことでまた金儲けしようと考えている人たちがいる。公式スポンサーなんて、この間までは仕方がないから、政府のご機嫌取りのつもりでOKしたら、お金だけを取られて、リターンはなしだなんて、IOCというのは、本当に胡散臭い組織だと思っていたけれど、とことん意地汚い組織でした。政府も同じようなものでしょうか。
今までたくさん投資しているから、わずかばかりでもいいから、元を取らなきゃと、政府はオリンピックに関しては権力を使ってあれこれするでしょうけど、もう回復の見込みはないと私は悲観しています。私の税金もムダに使われるために、いろんなところでこれからも徴収されていくことでしょう。自分のお金を自由に使えないし、納得のいかない使い方をされるなんて、不条理です。
そう言えば、最近はお酒と果物とヨーグルトは買いますが、他は何も買いません。電車にも乗りません。遠出もしません。毎日毎夜、家でチンタラして、酔っぱらってブログ書いて寝るだけでした。
創造的ではないです。ただ、空費的です。
そんなにションボリしているのに、それはキミの努力が足りないし、キミが政府の用意した政策に乗らず、ただ引きこもっているだけで、すべてはキミの責任にある、そういうことで切り捨てられるんでしょう。
そうです。どこかに行くのも本人の勝手、そこで感染するのも本人の責任、せいぜい楽しめたらめっけもので、楽しめないヤツこそはショボクレ野郎、ということになるんでしょう。
もういいんです。世の中がどうなろうとも、自分は自分のカラをまとい、コロナの嵐が吹き荒れても、どこにも行かないでチンマリとして、本読んで、ミカン食べて、時々ひるねして、週末には家族でどこか近所に行き、遠くの友だちとはメールなどでやり取りして、あと二年でも、日常的なシェルター生活をするしかありません。
そうですか。もう先を読んでたんですね。すべては本人の責任だということにして、あとは無策で乗り切ろうというわけですか。
笛や太鼓の鳴り物を鳴らして、人々を躍らせようとはしているけれど、いざ踊ってみたら、それはキミたちが勝手に踊ったのであって、私たちは関知しない。そう言うんでしょう。
踊らされたオッチョコチョイがいけないんです。
誰も見てくれてないなんて、もともとそうだとは思ってたけど、せいぜい知り合いには声掛けして、荒波を乗り切ろうと思います。何度も何度も、長い間、荒波は来るかもしれません。私たちは天気予報を知らないのです。
政府のおえら方は知っているの? あの人たちも、天気予報は知らないのでしょう。ただ漠然と荒波なんて、すぐになくなるさという希望だけをあの人たちは抱いているようです。作戦も持っていない。進軍ラッパだけしか吹かない。
そんな、わかりきったこと書いて! もうバカらしいから、止めにします。
今夜も本でも読みましょう。私は、もう何年も明治以前の日本の人々の姿を求めています。その当時の落ち着いた姿、世界の人々に対しても実に素直で、実に伸びやかで、肩ひじ張っていない姿、そういうのをどこかで取り戻せないかと、ずっと思っています。