今の時代は、何でも調べたらたいていわかってしまって(本当に知りたいことはわかりませんけどね……)、実にありがたい世の中です。今日出くわした出来事がすぐに復習できるんだから、それはありがたいです。
でも、もしこういう時代じゃなかったら、船名をたよりにずっと客船の図鑑を探しつづけて、それでやっとわかるかどうかで、たいていはわからないという時代が、かつてはありました。
それも1つのあり方なのだけれど、もうそういう生き方は私たちはできなくなっているんです。少し残念ですけど、せいぜいこの便利でたくさんの情報があふれる世の中から、ほんの少しの情報だけで満足できる生き方というのを、自分で工夫しなくちゃいけないです。
新しく、自分の生き方探しが必要ですね。私は、ただ流されているだけだから、少しは踏みとどまります。なかなか難しいし、自分自身がすごくセッカチになっています。
ウィキペディアに次のような記事がありました。
ノーティカ(Nautica)はラグジュアリー(5つ星)クラスのクルーズ客船。船籍はマーシャル諸島。船名の「Nautica」はラテン語で「船」を意味する。
略歴[編集]
ルネッサンス・クルージイズ社のプレミアム(4つ星)クラスのクルーズ客船R FIVEとして2000年に就航。その後2004年4月にオセアニア・クルージイズ社に移籍し、改装によりグレードアップされ、2005年11月28日に現在の船名で就航した。
略歴[編集]
ルネッサンス・クルージイズ社のプレミアム(4つ星)クラスのクルーズ客船R FIVEとして2000年に就航。その後2004年4月にオセアニア・クルージイズ社に移籍し、改装によりグレードアップされ、2005年11月28日に現在の船名で就航した。
私と母は、神戸駅から湊川神社をめぐったあと、ハーバーランドをめざして歩きました。磯の香りがして、母は「海の匂いがする」と上機嫌です。母はあまり海は好きではなくて、どちらかというと山派なんですが、久しぶりの潮の香りが珍しかったらしい。
大きなマンションタワーが建設中で、「私はこんなとこには絶対住みたくない」とご託宣を述べ、私はそうだろうなと思うので、特に同意もコメントもせず、ハーバーランドの商業施設モザイクをめざします。観覧車が見えて、古い塔が立っています。何度か遊びに来た神戸港です。
その前に、渡船が繋留してあったり、おもしろマンホールを写真撮って、いよいよ海、というところで、大きな船が見えました。
何日か前に、ヤフーのニュースに、クイーンエリザベス2号が神戸に寄港したというのが載っていました。もう何日か前なので、QEⅡは当然いなくて、そのかわりにこの白くて大きな、やわらかなフォルムの船が寄港していました。
母は「100メートルないねえ」と言ってましたが、その3倍はありそうです。
今思うと、細部のボートのところとか、上部だけとかそういう部分も切り取ればよかったと思うのに、いざ本物が目の前にいると、全体を芸なく撮るだけになってしまいます。もっと冷静な気持ちが必要ですね。
でも、母と歩きながら、あまり興味なさそうな母を待たせるわけにもいかず、ほんの数枚をとっただけで、そこを立ち去らねばいけませんでした。
それから、元町から京都・草津経由で三重県まで帰ってきましたが、三重県に近づくと花粉でハナがベロベロになってしまって、今、風呂上がりでもまともに機能していません。
話題のドラマ「流星ワゴン」も終わったようです。重松清さんも久々のヒットでよかったですね。私は、もうとっくに過去の人だと思っていましたが、よみがえったというか、ずっと考えていたんですね。あまり得意ではなさそうな夫婦の問題にも踏み込めたみたいだし、よかったです。
私は、どこにも踏み込めないで、ノーティカ号を見たしあわせは、地元の花粉によってクシャミとともに吹き飛びました。悲しいです。三重県はもう、花粉は終わったと思っていたのに、黄砂も混じっていたのかもしれない。変に調子が悪く、頭も痛いです。
明日、奈良の河合町と広陵町を歩いたことを書きます!
1 神戸港 母とデートの春うらら
2 客船を 浮かべた春の 海静か
3 客船と 春のスカート 母とボク
4 広き海 経巡り春に 神戸港
5 母と来て 水上都市は かすみをり
6 大切な ものは見えない 世の中に 豪華客船 港に浮かぶ
7 妻を残し 母と神戸に 来た私 母は「お父さんと歩いてるみたい」とか
8 神戸では 花粉のことは 忘れてた 家へ近づけば リアルに自覚
以上、即席腰折れでした。
★ 日曜からヒノキ花粉が飛び出したそうです。まわりの人たちは、突然デビューしたと騒いでいたりしますが、それは杉じゃなくて、ヒノキタイプだったんですね。教えてあげなくっちゃ! PM2.5も飛んでいるという話で、これと黄砂がまざると、エグイ症状になるんですね。日曜の夜はそれでした!