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辺野古の基地建設はもちろん、ジュゴンたちには迷惑でした。
ジュゴンたちは、争わず、わりとのんびりと、自分たちのペースで、浅い海をゆたゆた泳いでいたことでしょう。
沖縄本島のまわりは辺野古基地予定地だけではなく、いろんな浅くて豊かな海がありました。そこで、彼らの生き方で、のんびりと暮らしていたと思います。
何十年か前にたくさんの戦艦が現れ、砲弾が飛び交い、人間たちが海に投げ出されたこともあったでしょうけど、彼らそのものを殺そうということはなかったでしょう。
台風の時には、自然が相手だから、彼らは戦わず、台風を上手にかわせばよかったのです。そういう風にしてジュゴンたちは生き延びてきました。沖縄近海は奇跡の海だったのだと思われます。
でも、沖縄の人は、別に求めていないのに、日本政府とアメリカ政府で取り決めを結び、辺野古の海を犠牲にすることに決めた。ジュゴンには了承なんかもらってないし、ジュゴンなんて念頭にはなかった。
締め出されたジュゴンたちは、生きる方法を考え、移動をすることにした。でも、時々そうしたジュゴンたちが死んでしまっているというのをニュースで聞くことがあって、ジュゴンの孤独な戦いに、人間はみんなで彼らを追いやろうとしているのではないというのを伝えたい気分が起きました。実は、みんなが心配しているのを伝えたくて、拙い英語も書き込んでみたつもりです。
でも、イマイチ伝わらなかったかもしれません。それは私の力が足りないし、伝え方がうまくないからでした。
とにかく、現実としてピンチなんだから、何とかしたかったのです。
また、アンテナを高くして、ジュゴンたちの動向を見守りたいです。