自信作でしたが、落ちてしまった。オチもバッチリと思ってたんですけど、私の感覚が古いというのか、ボケているというのか、なんでしょうね。
NHKの番組で、北大の構内のエゾリスの日々を見せてもらって、だったら、あの一生懸命なエゾリスをネタに描いてみようと思ったんです。
エゾリスは、彼女を作るためにそれはもういろんな努力をしていたようでした。でも、人間世界と同じように、簡単に彼女は見つからなくて、何だかかわいそうだなと思ったんです。そこが私のツボだったようです。
それで、さんざん努力をした。でも、彼女ができない、チャンチャン。
という形にしてみました。そのまんまで、いつもながら、ひねりのない、「あら、それだけ?」という、味わいのない作品になってしまいました。当然、コンクールでは落ちてしまいました。残念でした。また、来年かなあ。それまでにもっといろいろ描きたいものを見つけないといけないです。
ああ、これが自信作とは! 私も、いい加減ラクガキするのをやめたらいいんですけど、でも、しばらくはチャレンジしてみます。
これが本物になるのか、あいかわらずのまがい物のままか、私の精進次第です。せいぜい頑張ります。
エゾリスくらいに頑張りたいと思います。