いとこのお嬢さんがカゴシマの米作り農家のお嫁さんになりました。もう十数年にはなるのでしょうか。
それで、8月の初めには収穫して、いや、7月末かもしれない、とにかく、日本でも一番早い新米を毎年もらっています。
あまりに早すぎて、新米のありがたさをかみしめる余裕がなくて、「やたら、早いな。まあ、こんなものか。」と、いつも思っていただけでした。本当に、私って、ありがたみのないヤツです。味も分からないし、新ものの良さもわからない。たいてい無感動になっていて「ヘーッ」で済ませています。
もっと、いろんな情報をキャッチする感度のいいアンテナを持ちたいのに、気持ちだけがあって、アンテナは立っていません。
でも、今朝、奥さんが「少し固くなった」というコメントとともに作ってくれたお弁当は、どういうわけか、一粒ひとつぶが味が立っている気がしました。
固いでしょうけど、よくかみしめてね。何とも言えない味があるでしょ。歯ごたえ、感触は何か違うでしょ!
そういうふうに主張しているお米でした。
というわけで、ありがたくゴハンをいただきました。
オカズは、奥さんの作るお弁当ですから、堅実です。
玉子焼き、ウインナー、豆の煮たもの、ササミフライ(昨夜のメイン)はサクサクだし、昆布、赤しそをふりかけたり、細かいところまでちゃんと工夫されています。
つつんでるのは、最近家の中で発見した紺のバンダナ。誰のだか、どこから来たのか不明です。でも、赤い弁当箱には映えますね。
こうして夏の日々が過ぎていきます。
明日も、明後日も仕事ですけど、せいぜい仕事のあるうちは、仕事に取り組みましょう。
その中でどれだけのことができるやらです。
昨日の、北川民次さんのこと、やはり夜はダウンしてしまいました。そんな気がしていました。いつもフラフラで夜を迎えていますからね。夏ばてかもしれない。