甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

世界がつながるように!

2018年03月20日 23時03分04秒 | 私たちの社会・世界

 ふと思いました。モリトモ学園にどんな経営戦略があったのだろうかと。

 幼稚園・保育園は社会からの要望もあり、教育内容に問題があったとしても、それなりに経営できたでしょう。でも、小学校の経営となると、どこでも子どもが減少していて統廃合されたり、公立の学校で間に合ったりしていて、わざわざ私立の小学校に行かせる必要はないのではないかと。

 そこからエレベーター式に大学までつながるとか、中高で進学に特化するとか、ものすごくクリエイティブな小学校教育を行うとか、何か特徴・特典がないと、大阪の北部の教育熱心な地域だけに、簡単につぶれてしまうのではないか、だから小学校からさらに何か発展する計画があったのではないか、と。

 まさか、そんな将来の展望がないところに高いお金を払って行かせる親はいないと思うから、何かカラクリがあったはずです。

 となると、小学校から、中学・高校・大学へと学校法人を巨大化させるのか、それともどこかとすでに話がついていて、ここに入ると次のステップが用意されているとか、そういう話ができていたのかもしれないな、と。

 あれこれ妄想が広がりました。

 そうだ。後見人だったあの人は、教育や国民全体を一つの方向へ導くことに関して、わりと熱心な人でした。

 あの人は、中身はまるでない、空疎でいい加減な人だと思われますが、彼のまわりの取り巻きが、彼の力を頼りに好きなことを計画し、彼はそのプロデューサーとして承認を繰り返していたと思います。

 だから、大阪の小さな学校法人だけど、自分を個人的に崇拝してくれる、少しくすぐったくはあるけれど、まんざらでもない集団を優遇し、その発展も約束し、やがては巨大な学校法人にまで仕立て上げ、ゆくゆくはそちらのえらいさんに就任して、自分の教育パラダイスみたいなのでも作りたかったのではないかと。

 たまたまそのスタートのところでほころんでしまったので、徹底的に今度はつぶすことにして、持てる力を総動員してスキャンダルの元を断とうとした。

 現在のところ、多少のほころびはあるけれど、それなりにだませそうな雰囲気もあるし、このまま強行して、何事もなかったのだ。ただ、あの変なオヤジが勝手にしでかしたことであって、私は何のかかわりもないのだと白を切ることに決めた。官僚たちもみんな私にしなくてもいい忖度をして、さも私に責任があるかのようにしているけれど、私は全く関係ないのだ。ただの取り巻きや周辺の人々の早とちりだと言い張ることでしょう。

 そしてそれは、わりとうまくいっているし、野党の追求なんてチョロイもので、結局時間がどんどん過ぎたら、何もなかったということにできてしまうかもしれない。

 国民は、不支持とかいっているけれど、他にだれがいいのかも知らないし、とりあえず頬の垂れた(あの人たちはみんな同じ顔をしていて、顔の悪口を書くのはいけないですから、やめますが、でも、信用できない人相であるのは確かです)調子っぱずれのあの人をトップに置いておくことでしょう。

 もう少し不支持が広がらないことには、自民党のみなさんたちも、得意の足の引っ張り合いはできないでしょうね。

 世界は、自国の利益を優先するというトップと、それをぼんやり支持する国民とでできあがっていて、グローバル社会は一見立ち止まって見えます。

 でも、これは一時のことで、あと十年くらいしたら、ふたたびグローバルにもどるでしょう。

 トランプさんみたいな自国利益では回っていかない。

 習近平さんみたいな独裁体制はそれでないと多様な価値観と経済発展の国内を抑えきれないから、仕方なく権力を集中させているわけなんでしょう。もう少し経済も人々も、自由に行き来し、政府のコントロールを必要としない、外部で独自の動きをしたいと思ったら、中国のお金持ちたちはどんどんと外へ出ていくでしょう。

 今は、共産党体制でとりあえず儲けが得られるし、経済も政治も持ちつ持たれつで、国民はその中で押さえつけられながらも、自分たちの道を探しているはずです。

 ロシアも、シリアも、ミャンマーも、どこもかしこも、とりあえず強い指導者というのを選んでおこうという形です。まわりがみんなそうだから、それに合わせたつまらないヤツらのトップ(指導者?)群が存在している。

 私たちは、いつまでこんな人たちをトップに据えておくのか、もう少し考えなくては!



 自国の利益優先の流れの中で、いや世界経済は自由に行き来するのが本来の流れなのだ、政権もころころ変わっていいし、一人の権力者が長く居座ると、ろくなことは起きないと、そう宣言して、次から次と新しいトップが作れる国になれたらなと思いました。

 私たちは、何年か前にそうしたあぶなっかしい政権を持ちました。でも、考えられない自然現象が起こり、あぶなっかしい政権は倒れてしまった。

 自民党政権の下で、あの大震災が起きたら、私たちはどうだったんだろう。

 たぶん、たまたま神様が民主党政権を用意してくれて、それで自然災害を起こすのを認めたとしか思えないです。

 自民党政権が続くということは、逆に言うと、大規模災害も起きず、世の中は平和ということかな。いや、わからないです。

 自国の利益さえ確保できたらそれでOK というのではない! それは確かかな。 


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