うちの奥さんは、カナリアです。化学薬品や酸素が薄いのや、食品の匂いに敏感だし、まわりの環境に異変があるとすぐに気づいて、私たちをそこから遠ざけてくれます。
夫婦で産直めぐりなどをして、2人とも柑橘類は好きだから買うわけですが、もう最近はおなじみの人を買うことにしていて、他の人の農産物は買いません。どんなに品物はあふれていても、それを買ってきたら、農薬や化学薬品のにおいがして、ミカンの表面に農薬のつぶまで見えるそうで、そんな品物は買いません。
先日、いつもと違う産直に行き、たまたま買ったミカンは、もう青島ミカンなので、大きな果実なのですが、袋を開けると薬品のにおいがしたそうです。おそるおそる1つだけ食べてみたら、やはり「クスリくさい」ということで、そのままもう何日も放置されています。確かにクスリを浴びてるミカンは日持ちもよくて、なかなか腐ったりしないようです。薬品のおかげで皮もタフになっているんですね。
それを昨日の朝、人間は食べないのだけれども、ご近所のトリたちに食べてもらおうと、うちの庭木のプリペットの枝に刺しておきました。少しだけ魂胆があったのです。ふたたび鳥たちに来てもらいたかった。
奥さんの話では、昨日の日中、しばらく来てくれなかったヒヨドリや、メジロたちがやってきたそうです。昨日はミカン半輪の花を4つほど咲かせていたので、ヒヨドリはそんなにせっかちにならないで、メジロと仲良くミカンを食べていたということでした。たまたま気分がよかったのか、やさしいヒヨドリだったのか。
以前、コンポストにリンゴの皮を入れていました。そうすると、ヒヨドリならOKだったけれども、カラスまで来るようになって、すっかり辟易(へきえき)して、リンゴの皮を外に出さないようになったのでした。それ以来、ヒヨドリも来なくなったということですから、久しぶりの訪れでした。
去年までなら、梅の花が咲くと、その梅の花を食い散らすためにヒヨドリが来ていたんですが、今年はおとなりの空き地に家が建ってしまって、気を悪くしたのか、梅の花はほとんど咲かなくて、当然ミツバチも来てくれなくて、日の当たらない、梅の咲かない、鳥たちも来てくれない、さびしい庭になってしまいました。
ですから、ヒヨドリが来てくれるのは、何もない庭に、よくぞ来てくれたと、歓迎してあげなくてはいけないくらいです。メジロはどこかにいるはずなのですが、何もないウチの庭には来てくれません。昨日はたまたまミカンがあったから来てくれました。このミカンもたまたまウチの奥さんが薬品くさいと判断してくれたおかげで、庭に出せたようなもので、本来なら人間のために買ってくるので、トリたち用ではありません。
たまたまのにぎわいだったんですね。でも、メジロが来てくれるのはうれしいです。彼らはたいてい集団なので、何となくにぎやかにしてくれるし、冬の木々に緑の動く花びらがあるようで、心がキュンとなります。今日は雨も上がって、来てくれますかどうか……。期待してミカンを1つだけ木に刺しました。さっき、ヒヨドリが1羽来ていたようですが……。
ジョウビタキは、渡り鳥だそうですから、もう南の故郷に帰ったかもしれません。
そんな鳥がどういう理由でウチの庭に来てくれるのか、別にミカンが食べたいわけではなく、虫がたくさんいるわけでもなく、メダカの鉢で行水するわけでもなく(ヒヨドリはするそうです)、とにかく「来たよ!」としばらくフェンスで休憩したら、すぐどこかへ行ってしまうのです。その一瞬の姿がありがたくて、食べるため・生きるために生活している生き物が多い中、そういうのを超然と見ている様子が尊いです。ありがたいくらい。
★ 借り物写真ばかり貼り付けました。申し訳ありません。私のカメラと腕では、とてもかわいく彼らを写せません。もう描くしかないですね。いつかチャレンジして、貼り直しますね。
★ 2016年の春、花粉シーズンまっさかり。もらったカラカラはっさくを枝に掛けたら、メジロがつがいで来てくれました。やはりコトリはいいです。いつまでも見ていたいのに、すぐにどこかへ行ってしまいますけど……。
夫婦で産直めぐりなどをして、2人とも柑橘類は好きだから買うわけですが、もう最近はおなじみの人を買うことにしていて、他の人の農産物は買いません。どんなに品物はあふれていても、それを買ってきたら、農薬や化学薬品のにおいがして、ミカンの表面に農薬のつぶまで見えるそうで、そんな品物は買いません。
先日、いつもと違う産直に行き、たまたま買ったミカンは、もう青島ミカンなので、大きな果実なのですが、袋を開けると薬品のにおいがしたそうです。おそるおそる1つだけ食べてみたら、やはり「クスリくさい」ということで、そのままもう何日も放置されています。確かにクスリを浴びてるミカンは日持ちもよくて、なかなか腐ったりしないようです。薬品のおかげで皮もタフになっているんですね。
それを昨日の朝、人間は食べないのだけれども、ご近所のトリたちに食べてもらおうと、うちの庭木のプリペットの枝に刺しておきました。少しだけ魂胆があったのです。ふたたび鳥たちに来てもらいたかった。
奥さんの話では、昨日の日中、しばらく来てくれなかったヒヨドリや、メジロたちがやってきたそうです。昨日はミカン半輪の花を4つほど咲かせていたので、ヒヨドリはそんなにせっかちにならないで、メジロと仲良くミカンを食べていたということでした。たまたま気分がよかったのか、やさしいヒヨドリだったのか。
以前、コンポストにリンゴの皮を入れていました。そうすると、ヒヨドリならOKだったけれども、カラスまで来るようになって、すっかり辟易(へきえき)して、リンゴの皮を外に出さないようになったのでした。それ以来、ヒヨドリも来なくなったということですから、久しぶりの訪れでした。
去年までなら、梅の花が咲くと、その梅の花を食い散らすためにヒヨドリが来ていたんですが、今年はおとなりの空き地に家が建ってしまって、気を悪くしたのか、梅の花はほとんど咲かなくて、当然ミツバチも来てくれなくて、日の当たらない、梅の咲かない、鳥たちも来てくれない、さびしい庭になってしまいました。
ですから、ヒヨドリが来てくれるのは、何もない庭に、よくぞ来てくれたと、歓迎してあげなくてはいけないくらいです。メジロはどこかにいるはずなのですが、何もないウチの庭には来てくれません。昨日はたまたまミカンがあったから来てくれました。このミカンもたまたまウチの奥さんが薬品くさいと判断してくれたおかげで、庭に出せたようなもので、本来なら人間のために買ってくるので、トリたち用ではありません。
たまたまのにぎわいだったんですね。でも、メジロが来てくれるのはうれしいです。彼らはたいてい集団なので、何となくにぎやかにしてくれるし、冬の木々に緑の動く花びらがあるようで、心がキュンとなります。今日は雨も上がって、来てくれますかどうか……。期待してミカンを1つだけ木に刺しました。さっき、ヒヨドリが1羽来ていたようですが……。
ジョウビタキは、渡り鳥だそうですから、もう南の故郷に帰ったかもしれません。
そんな鳥がどういう理由でウチの庭に来てくれるのか、別にミカンが食べたいわけではなく、虫がたくさんいるわけでもなく、メダカの鉢で行水するわけでもなく(ヒヨドリはするそうです)、とにかく「来たよ!」としばらくフェンスで休憩したら、すぐどこかへ行ってしまうのです。その一瞬の姿がありがたくて、食べるため・生きるために生活している生き物が多い中、そういうのを超然と見ている様子が尊いです。ありがたいくらい。
★ 借り物写真ばかり貼り付けました。申し訳ありません。私のカメラと腕では、とてもかわいく彼らを写せません。もう描くしかないですね。いつかチャレンジして、貼り直しますね。
★ 2016年の春、花粉シーズンまっさかり。もらったカラカラはっさくを枝に掛けたら、メジロがつがいで来てくれました。やはりコトリはいいです。いつまでも見ていたいのに、すぐにどこかへ行ってしまいますけど……。