甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

キハ48 と関西線快速

2015年04月01日 22時38分06秒 | 鉄道のこと
 あと3日分の18キップが残っています。この分だとムダにしそうだから、この週末には2日とも遊びに行かなきゃダメですね。

 それで、私がJRに乗れば、時々オレンジを上と下に配した車両に出会う場面があって、もう何枚もこの車両を撮っているのに、こりずにまた写真を撮るのです。なぜだか、とても惹(ひ)かれる電車です。

 ネットで調べると、旧国鉄風塗装ということでした。私は、40年近く鉄道ファンで、最近デジカメのおかげで写真を撮るようになりましたが、はるか昔は、写真は撮らないで乗るのが専門で、よく天王寺から奈良、奈良から京都、京都から大阪駅とグルっと回って、近くの駅で降りるというのをやってました。

 そのころよく乗ったのが、この車両で、ヘッドマークがあったのか、あまり憶えていませんが、とにかく赤いラインが目印でした。この電車に乗れば、あこがれの奈良まで45分くらいの、大和路の旅ができるのでした。



 今はもう、あちらこちらにおうちが立て込んでいますが、40年前は、大和川が狭まるあたりの古いトンネルや、セメント工場みたいなところを過ぎてやっと奈良県に入れて、そこからはみどりあふれる田園風景が広がり、電車の中から法隆寺が見えたり、ひょっとすると法起寺なども見えたかもしれません。

 南北に走る近鉄の橿原線と交差するあたりも、何もなくて、その立体交差のところに近鉄がやってくれば、鈍行であろうが特急であろうが、すぐにこころときめいたのです。薬師寺の東塔はなかなか見られず、たぶんこっちの方角だと探すのに疲れたら、反対側の若草山が見えて、すぐに奈良に到着します。じべたの駅から奈良っぽい駅舎を裏から見て、降りないときはそのままサヨナラをしたのでした。



 そんななつかしい風景と、全くかけ離れているのがこのキハ48の旧国鉄風塗装です。


 白黒だとなつかしさはあまりないかもしれません。


 カラーだと、キューンとなって、


 自分が今からこれに乗れるんだと思うと、とてもありがたく……。


 乗らなくて、だれかが車窓でぼんやりしていてもステキで、


 車掌さんや運転士さんが交代したり、指差し呼称をしていても、もうなんだっていいのです。


 それがいつもの車両だったら、中身は何も変わらないのに、旅愁は全くなくなってしまう。


 不思議ですけど、そう思っているのは、私みたいなオッサンだけかもしれません。

 でも、この私は、原体験にこの塗装を見たことはあまりありません。

 下が赤に塗られたものは見たことがあります。でも、上下はないと思います。

 過去に見たことはないけれど、なんとなく好きなキハ48さんです。この春、あと1回は乗りたいなあ。



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