今日は晴れてるから、いろんなところで空を見上げている人たちがいることでしょう。うちの奥さんも、満月だというのはわかってたみたいだけど、空を探したみたいですけど、たぶん、病院からは見られないだろうなと私は思っています。だから、ついさっき、「うちから見た月だよ」と写真を送ってあげました。
まあ、私のゼロ円ケータイですから、クリアーには撮れてなくて、黒い画面に光るものがあるだけです。でも、月が出てるという景気づけにはなったでしょうか。
彼女は、明日には帰ってくると思っていました。けれども、念には念を入れて、月曜の朝、ということになりました。だったら、日曜にでも、少し顔を見に行かなくちゃいけないです。たいしたことは話さなくとも、そばにいるよ、というのは示さないといけないし、何だかずっと味気なくて、毎晩つまらないので、早く帰っておいでとお願いしなくては。
彼女は、いろいろと提案やら、難題やら、優しいハナウタやら、いろんなものを聞かせてくれます。ちゃんと聞いてないつもりだったけれど、あれは私の癒しだったんでしょう。心のどこかにひっかかってるし、「何にも話を聞いていない。何も憶えていない!」と、いつも彼女はお怒りだったけれど、確かにそれはごもっともなんだけど、それでも、私にはなくてはならない、私の生活のひとときでした。
まだ五日しか切り離されてなくて、あと二日もあるけど、とにかくこれを乗り切って、また彼女とともにある暮らしを味わいたいです。彼女がいなくては、昨日も書いたけれど、ただ静かで、何でもなくて、うちの子もいるんですけど、うちの子には、その反応が計り知れなくて、糠に釘の私ですけど、この糠みたいな私に、時々はクギをさしてくれる奥様のお帰りを待つしかありません。
また、調子のいいこと書いて! ウソばっかり! と言われたって、とにかくヒマです。何だかおもしろくないです。なるべく早く復帰してほしいです。
明日の朝食べるように、月見だんごは桜餅にしました。もう月見どころではなくて、ただ桜餅が食べたかったというところでしょうか。