船を撮る その１ 実家の近所へ！

　豪華客船はステキです。あんな立派なモノが海に浮かんでいたら、ぜひ乗せてもらいたいし、デッキに立って街をながめれば、何と言っても自分の視点の高さに驚いてしまう。豪華客船はとても大きいので、視点はとても高いのです。

　うちの実家の近所には、豪華客船は来ません。少し足を伸ばさないと、見られないのです。フェリーだって、クルマで少し行かないと見られません。船好きのわたしとしては少しザンネンです。

　実家から、少し歩けば、川沿いの内港にいくつか船が止まっています。



　和歌山の海南市からお仕事で来ている船がいました。正月はこちらで停泊しているようです。どこに寝泊まりしておられることやら……。船は海を進んでいるときはそりゃいいけど、こうして止まっているときも、何だか羽を休めているトリのように、これから世界へ羽ばたいていくよ、と無言で教えてくれます。



　元旦に、近所の神社にお参りに行った後、母と例によって散歩に出かけました。今日の目標は、別になかったんですが、イケアの方まで歩いてみるかということで、歩いてみたら、年中無休のイケアさんだけど、元日だけはお休みということで、仕方がないのでグルッと回ってみたら、クレーン船もお休みしていました。



　こんなに上に向かっているアンパランスな船もあるんですね。動いている姿を見たかったけれど、たぶんゆっくり動くだけだから、なんだかまどろっこしいかもしれない。パワーを秘めて、止まっている時こそがなんだかすごい感じです。大きな建物が船に載っかっていました。


　タグボートの二隻もお休みです。船がたくさん行き来するときには大忙しなんでしょうけど、お正月ですから、船ものんびりしている感じです。





　船を見て、正月が過ぎていったんですね。そういうのもありかなあ。