ロシア軍はウクライナの首都のキエフに進撃しているそうです。
ウクライナの人々は、地下鉄の構内に逃げて爆撃を避けたり、クルマでポーランドに抜け出たり、歩いて脱出したり、じっと息を殺して戦争が通り過ぎるのを待っているようです。
戦争はいつ去っていくのか、私なんかにはわかりません。とにかく、今、戦争はあれだけ警告したにもかかわらず、やって来てしまった。
中国はとてもいいケースだから、世界の情報を分析しているでしょう。もし自分たちが台湾に進撃したらどうなるのか、世界はどれだけ中国を制裁するのか、やれるものならやってみろと想定練習をしてみるかもしれません。
これも時間の問題かもしれない。まさか、そんなことが起こるなんて、21世紀にはそんなことは起こらないだろうと思っていたら、権力者というのは学ばないし、それよりも自分たちの理屈を優先させるのだから、百年後でも、もっと先でも世界はあまり進歩していないかもしれません。
てっきり社会は変わっていくし、変化していくものだと思ってたんだけど、そうではなかったんですね。
あまりウクライナ軍は積極的に反撃していないようです。それはなかなか賢い戦術です。強大なロシア軍にまともにぶつかったら、ひとたまりもありません。とりあえず、やりたいようにやらせるしかないでしょう。
ロシア人の住んでいるところを独立させるだけでは済まなくて、首都キエフを攻めるというのはどんな大義名分があるんだろう。
もうウクライナを併合しようという、そういう作戦ではないですよね。
そんなムチャクチャな国は国連にいてもらっても困るし、世界から出て行ってほしいけれど、ロシアの人々がそう思っているのではなくて、独裁者のプーチンさんの胸先三寸なんでしょう。
ロシアの一般の人々は抗議の声を上げ、デモをしたり、警察などに拘束されたりした人たちが千四百人いたということでした。
ロシアの人々も、実はおかしいと思っている。なのに、なかなかプーチンさんの暴走を止められない。
今度は人々がしっかり連帯して、みんなでそんなことはやめろ、プーチンは政権から離れろ、その下にいる奴らもみんな責任を取って辞めていけ、という声を広げてもらいたいです。
簡単なことではないけど、みんなでしっかりと連絡を取り合い、今の政府のひどさを話題にしてもらいたい。
足もとで火が付けば、プーチンさんもうろたえるだろうし、それが一番怖いと思っているでしょう。それは中国だって同じです。だから、全力で国民を監視し、密告制を大事にしようとしている。
実はものすごい警察国家になっていると思います。それをロシアの人々も、中国の人々も、できれば早くぶち壊してもらいたいんだけどなあ。独裁国家は要らない。そうなってしまった国は、改めて無為な政府を獲得しなくちゃ!