♪松原遠く 消ゆるところ……、文部省唱歌『海』は、作詞・作曲者不詳だったそうです。私は母に聞かせてもらった気がします。いや、母にしては高尚すぎるなあ。母でないとしたら、どこで聞かせてもらったんだろう。
1913年(大正2年)5月刊行の「尋常小学唱歌」第五学年用に掲載されたそうです。
海
松原遠く消ゆるところ
白帆(しらほ)の影は浮かぶ
干網(ほしあみ)浜に高くして
かもめは低く波に飛ぶ
見よ昼の海
見よ昼の海
白帆(しらほ)の影は浮かぶ
干網(ほしあみ)浜に高くして
かもめは低く波に飛ぶ
見よ昼の海
見よ昼の海
島山闇に著(しる)きあたり
漁火(いさりび)光り淡し
寄る波岸に緩くして
浦風軽(かろ)く沙(いさご)吹く
見よ夜の海
見よ夜の海
漁火(いさりび)光り淡し
寄る波岸に緩くして
浦風軽(かろ)く沙(いさご)吹く
見よ夜の海
見よ夜の海
あれ、どうして「朝の海」は見ないの? 朝の海も見てほしい!
とはいうものの、朝の時間に海を見られる人、どれくらいいるんだろう。そんなの幸せですよね。たいていの人は忙しいし、よっぽどのことがない限り朝の海は見られません。
ええい、作詞してしまえ! でも、センスないしなあ。でも、何でも書いちゃいますよ! エイッ!
夜来(やらい)の風雨東へ去りて
雲間の光さやけし
水面(みなも)と空は淡くして
すなどる船は波をゆく
見よ朝の海
見よ朝の海
作ってみたけど、いまいちです。写真に寄り過ぎの作詞です。でも、いいです。私の「朝の海」でした!
★ これ、どこかのパクリじゃないんだろうか? 私が作ったとは思えないんだけど、でも、誰も採用してくれないだろうけど、上手にできてると思いました。2022.12.3 6:23am 寒いです。