おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成25年度観光白書」の75ページの「大学の観光関連学科・講座修了者の観光関連企業への就職率」をみましたが、今日は75ページの「観光サービスの品質の向上・明示」をみていきます。
観光産業に関する日本のブランド力を強化するためには、観光産業が提供するサービスの質の向上・明示に取り組むことが非常に重要であり、その実現のための取組を進めていくことが不可欠である。
特に、インバウンドの手配を行うツアーオペレーターのサービスは日本の観光に対する評価を左右しかねないことから、ツアーオペレーター業務を行う企業を対象として、その提供するサービスの質や当該企業に対する信頼性等が一定水準以上であることを明示するための認証制度を導入・普及させることに取り組んでいく必要があります。
この方向性のモデルはニュージーランドとのことで、宿泊施設も含めた観光産業全般を対象とした品質認定制度(「クォールマーク」)があり、旅行者に対して分かりやすく観光サービスの情報提供を行う取組がなされているとのことです。
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日本においては、ホテル・旅館の施設やサービスの水準等を示す、いわゆる格付け制度は一般には導入されていないが、新潟・群馬・長野の3県にまたがる観光圏である雪国観光圏においては、公益財団法人中部圏社会経済研究所が策定した観光品質基準を活用し、主に訪日外国人旅行者を対象として宿泊施設の設備やサービスの品質に関する認証のための仕組みの構築に取り組んでいるとのことです。
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ニュージーランドのように第三者が格付けをするのは日本人には抵抗があるかもしれませんが、環境負荷の軽減、高齢者配慮、地産地消に取り組む者等、個別にテーマを設定し、それを認証していけば、結果として全体のレベルアップが期待されるかもしれませんね。
昨日は「平成25年度観光白書」の75ページの「大学の観光関連学科・講座修了者の観光関連企業への就職率」をみましたが、今日は75ページの「観光サービスの品質の向上・明示」をみていきます。
観光産業に関する日本のブランド力を強化するためには、観光産業が提供するサービスの質の向上・明示に取り組むことが非常に重要であり、その実現のための取組を進めていくことが不可欠である。
特に、インバウンドの手配を行うツアーオペレーターのサービスは日本の観光に対する評価を左右しかねないことから、ツアーオペレーター業務を行う企業を対象として、その提供するサービスの質や当該企業に対する信頼性等が一定水準以上であることを明示するための認証制度を導入・普及させることに取り組んでいく必要があります。
この方向性のモデルはニュージーランドとのことで、宿泊施設も含めた観光産業全般を対象とした品質認定制度(「クォールマーク」)があり、旅行者に対して分かりやすく観光サービスの情報提供を行う取組がなされているとのことです。
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日本においては、ホテル・旅館の施設やサービスの水準等を示す、いわゆる格付け制度は一般には導入されていないが、新潟・群馬・長野の3県にまたがる観光圏である雪国観光圏においては、公益財団法人中部圏社会経済研究所が策定した観光品質基準を活用し、主に訪日外国人旅行者を対象として宿泊施設の設備やサービスの品質に関する認証のための仕組みの構築に取り組んでいるとのことです。
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ニュージーランドのように第三者が格付けをするのは日本人には抵抗があるかもしれませんが、環境負荷の軽減、高齢者配慮、地産地消に取り組む者等、個別にテーマを設定し、それを認証していけば、結果として全体のレベルアップが期待されるかもしれませんね。