おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の38ページ「第 1-2-12 図 経常利益の要因分解」をみましたが、今日は39ページ「第 1-2-13 図 売上高の推移」をみます。
下図のとおり、大企業と中小企業の売上高をみると、大きく差が見られることが分かります。
この結果について白書は、両者とも2007年から2008年前半にかけてピークを迎えていたが、2008年、2009年にかけてリーマン・ショックの影響もあって大きく落ち込んだ。
その後、大企業は、2009年第4四半期以降、増加傾向にあったが、足下では横ばいの傾向となっている。
他方で中小企業は、2010年後半に一時的に増加したものの、2011年以降、再び落ち込んでおり、足下では緩やかな増加傾向にあるものの、2015年10-12月期時点では、リーマン・ショック後の水準を下回っている。
このことから、中小企業の売上高は大企業に比べて弱い動きを示しているといえる、とあります。
これまでみてきたとおり、資金繰り、採算性、利益は好調であったにもかかわらず、売上高は伸び悩んでいるといういうことです。この理由について、明日、みていきます!
昨日は中小企業白書(2016年版)の38ページ「第 1-2-12 図 経常利益の要因分解」をみましたが、今日は39ページ「第 1-2-13 図 売上高の推移」をみます。
下図のとおり、大企業と中小企業の売上高をみると、大きく差が見られることが分かります。
この結果について白書は、両者とも2007年から2008年前半にかけてピークを迎えていたが、2008年、2009年にかけてリーマン・ショックの影響もあって大きく落ち込んだ。
その後、大企業は、2009年第4四半期以降、増加傾向にあったが、足下では横ばいの傾向となっている。
他方で中小企業は、2010年後半に一時的に増加したものの、2011年以降、再び落ち込んでおり、足下では緩やかな増加傾向にあるものの、2015年10-12月期時点では、リーマン・ショック後の水準を下回っている。
このことから、中小企業の売上高は大企業に比べて弱い動きを示しているといえる、とあります。
これまでみてきたとおり、資金繰り、採算性、利益は好調であったにもかかわらず、売上高は伸び悩んでいるといういうことです。この理由について、明日、みていきます!