おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の332ページ「第 2-5-55 図 事業性評価に基づく融資への取組状況別に見た、貸出判断力の向上に向けた取組とその効果」をみましたが、今日は336ページ「第 2-5-56 図 借入金状況別に見た中小企業の経常利益率の推移」をみます。
下図から、借入金状況別に見た中小企業の経常利益率の推移を見ると、過去30年ではほぼ全ての期間において、無借金企業の方が借入金のある企業に比べ経常利益率が高く、無借金企業の利益率の高さが確認できます。
この結果について白書は、しかし、無借金企業と借入金のある企業の経常利益率の差を見ると、80年代後半にかけて増減を繰り返しながらも低下傾向にある。
1990年代には2%前後で推移し、2000年代以降は1%前後を推移しており、中長期的には経常利益率の差が縮小傾向にあるといえる、とあります。
無借金企業の方が収益率が高いのは納得ですが、その差が小さくなっているというのは興味深いですね。明日から読んでいきましょう~!!
昨日は中小企業白書(2016年版)の332ページ「第 2-5-55 図 事業性評価に基づく融資への取組状況別に見た、貸出判断力の向上に向けた取組とその効果」をみましたが、今日は336ページ「第 2-5-56 図 借入金状況別に見た中小企業の経常利益率の推移」をみます。
下図から、借入金状況別に見た中小企業の経常利益率の推移を見ると、過去30年ではほぼ全ての期間において、無借金企業の方が借入金のある企業に比べ経常利益率が高く、無借金企業の利益率の高さが確認できます。
この結果について白書は、しかし、無借金企業と借入金のある企業の経常利益率の差を見ると、80年代後半にかけて増減を繰り返しながらも低下傾向にある。
1990年代には2%前後で推移し、2000年代以降は1%前後を推移しており、中長期的には経常利益率の差が縮小傾向にあるといえる、とあります。
無借金企業の方が収益率が高いのは納得ですが、その差が小さくなっているというのは興味深いですね。明日から読んでいきましょう~!!