おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の338ページ「第 2-5-59 図 無借金企業が金融機関からの借入を行わない理由」をみましたが、今日は339ページ「第 2-5-60 図 設立年数、金融機関からの借入状況別に見た経常利益率」をみます。
下図から設立年数、金融機関からの借入状況別に経常利益率の平均値を見ると、無借金企業と借入れのある企業全体を比較すると、総じて無借金企業の方が経常利益率の平均値が高く、企業年齢が増加していくにつれ、その差が拡大していることが分かります。
さらに、金融機関から借入れのある企業を負債比率の高い上位25%の企業、負債比率の低い下位25%の企業を見ると、負債比率の高い企業は借入負担が重く、低収益となっています。
これらの結果から白書は、借入負担の軽い負債比率が低い企業を見ると、無借金企業よりもおおむね経常利益率の平均が高くなっており、金融機関からの借入れを行い投資することで、無借金企業を上回る収益力を得ていることが推察される、とあります。
収益性を高めるために借入をするので、この結果は当たり前ですが、狙い通りに利益率を高めていく経営者は格好良いですね~!!
昨日は中小企業白書(2016年版)の338ページ「第 2-5-59 図 無借金企業が金融機関からの借入を行わない理由」をみましたが、今日は339ページ「第 2-5-60 図 設立年数、金融機関からの借入状況別に見た経常利益率」をみます。
下図から設立年数、金融機関からの借入状況別に経常利益率の平均値を見ると、無借金企業と借入れのある企業全体を比較すると、総じて無借金企業の方が経常利益率の平均値が高く、企業年齢が増加していくにつれ、その差が拡大していることが分かります。
さらに、金融機関から借入れのある企業を負債比率の高い上位25%の企業、負債比率の低い下位25%の企業を見ると、負債比率の高い企業は借入負担が重く、低収益となっています。
これらの結果から白書は、借入負担の軽い負債比率が低い企業を見ると、無借金企業よりもおおむね経常利益率の平均が高くなっており、金融機関からの借入れを行い投資することで、無借金企業を上回る収益力を得ていることが推察される、とあります。
収益性を高めるために借入をするので、この結果は当たり前ですが、狙い通りに利益率を高めていく経営者は格好良いですね~!!