おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の338ページ「第 2-5-58 図 設立年数別にみた無借金企業の割合」をみましたが、今日は338ページ「第 2-5-59 図 無借金企業が金融機関からの借入を行わない理由」をみます。
下図から無借金企業が金融機関から借入れを必要としない理由を見ると、「資金を借入するニーズがない」と回答する企業が69.7%と最も高く、次いで「親会社・関係会社の意向がある」と回答する企業が23.4%となっていることが分かります。
この結果について白書は、無借金企業には親会社や関係会社の意向により、グループ内で資金調達を行っている企業もいるが、高い収益力を背景に、投資資金は内部留保でまかなえている企業が多いことが推察される、とあります。
事業活動の拡大や縮小がない場合、既存のキャッシュフローで事業は運転できるはずなので、こういう結果になるのでしょうね。
逆に、拡大も縮小もしていないのに、借入が必要であるならば、どこでお金が漏れているのか、期末の貸借対照表と損益計算書を元に日々の資金繰り表を作った方が良いですね~!!
昨日は中小企業白書(2016年版)の338ページ「第 2-5-58 図 設立年数別にみた無借金企業の割合」をみましたが、今日は338ページ「第 2-5-59 図 無借金企業が金融機関からの借入を行わない理由」をみます。
下図から無借金企業が金融機関から借入れを必要としない理由を見ると、「資金を借入するニーズがない」と回答する企業が69.7%と最も高く、次いで「親会社・関係会社の意向がある」と回答する企業が23.4%となっていることが分かります。
この結果について白書は、無借金企業には親会社や関係会社の意向により、グループ内で資金調達を行っている企業もいるが、高い収益力を背景に、投資資金は内部留保でまかなえている企業が多いことが推察される、とあります。
事業活動の拡大や縮小がない場合、既存のキャッシュフローで事業は運転できるはずなので、こういう結果になるのでしょうね。
逆に、拡大も縮小もしていないのに、借入が必要であるならば、どこでお金が漏れているのか、期末の貸借対照表と損益計算書を元に日々の資金繰り表を作った方が良いですね~!!