中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

海外展開は国内の空洞化を助長しない!

2012年06月15日 05時11分41秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書93ページの「拠点の機能別のメリット」をみましたが、今日は95ページの「直接投資開始企業の国内従業者数」をみていきます。

2002年度に直接投資を開始した企業の国内雇用推移をみると、開始直後から増加傾向を示し、直接投資非開始企業を大きく上回って推移していることが読み取れます。

この理由として白書は、世界景気の拡大局面で中小企業が新事業展開や工場新設等の国内基盤の充実に取り組んでいたこと等が考えられるとあります。

海外展開は国内の空洞化を助長すると考えがちですが、そうではないことが数字で検証される訳ですね。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

海外展開の予想外メリット

2012年06月14日 04時46分35秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書93ページの「海外展開の増益効果」をみましたが、今日は93ページの「拠点の機能別のメリット」をみていきます。

まず、販売拠点設立による事業運営上のメリットをみると「現地での販路拡大」が最も高
くなっています。

続いて、生産拠点設立による事業運営上のメリットをみると「コストの低減」最も高
くなっています。

海外展開の目的は「販路拡大」や「コスト削減」であることからこれらが高いのは当然だと思いますが、「現地の生の情報の収集」、「現地における優秀な人材の確保」は予想外のメリットとして企業の経営力を強化させていますね。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

海外展開は損か得か?

2012年06月13日 04時14分05秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書86ページの「効果的な海外販路開拓の取組」をみましたが、今日は93ページの「海外展開の増益効果」をみていきます。

中小企業が海外展開したことによる増益効果をみると、輸出、直接投資ともに過半の企業が増益効果があると回答しています。

「そう思わない」、「効果がない」と回答する企業を合算しても、ともに5%前後ですので、6月9日に記載した「海外展開の壁」を乗り越えることの必要性は高いということがいえますね。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

効果的な海外販路開拓の取組

2012年06月12日 05時36分26秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書85ページの「最も重視している直接投資先」をみましたが、今日は86ページの「効果的な海外販路開拓の取組」をみていきます。

中小企業の効果的な海外販路開拓の取組がどういったものであるかを、海外に販売拠点を保有していない輸出企業と保有している輸出企業に分けて取組の状況を比較した図です。

「現地向けの商品開発」、「研究開発を通じた自社製品の差別化」、「低価格品の充実」等の製商品に関する取組は販売拠点の有無にかかわらず効果的と回答する割合が高く、販路開拓においては自社製商品の充実・差別化が重要であることを示す結果となっています。

また保有している輸出企業は「現地法人設立による営業力強化」の取組が高い一方、保有していない輸出企業は「販売代理店の活用」、「商社の活用」、「ホームページ等を使った情報発信による認知度向上」への取組が高くなっていることから、マーケティングの方法に差があることも分かりますね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

最も重視している直接投資先

2012年06月11日 05時13分49秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書85ページの「最も重視している輸出先」をみましたが、今日は85ページの「最も重視している直接投資先」をみていきます。

この図は直接投資を行う企業が最も重視している直接投資先を、販売拠点設立先と生産拠点設立先に分けて示したものです。

販売拠点設立先、生産拠点設立先ともに、中国が過半を占めて最も高く、次いでタイ、そしてベトナムが上がってきます。

アジア最後のフロンティアと呼ばれ注目を集めている「ミャンマー」は本調査ではランク入りしていませんね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

最も重視している輸出先

2012年06月10日 05時28分28秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書82ページの「海外展開の際の障壁」をみましたが、今日は85ページの「最も重視している輸出先」をみていきます。

この図は輸出企業が最も重視している輸出先を示したものですが、結果は、中国が最も高い割合を占めており、次いで北米、韓国、台湾が挙げられています。

中小企業が発展するためには、国内で潜在化している強みを発揮して、海外市場を開拓していく必要がありますが、その際に、市場規模が大きいことに加え、地理的に近い国・地域が輸出先として重視される傾向にあることが改めて確認できます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

海外展開の壁

2012年06月09日 05時29分32秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書74ページの「海外でブランド展開に成功した企業」をみましたが、今日は82ページの「海外展開の際の障壁」をみていきます。

この図から中小企業が輸出を開始するために必要な条件をみると、5割を超える企業が「販売先を確保していること」、「信頼できるパートナーがいること」を挙げており、販売先の確保に関することが重視されていることが確認されます。

また「輸出先の法制度や商慣習の知識があること」、「輸出先の市場動向についての知識があること」、「輸出に詳しい人材を社内に確保していること」と回答する企業の割合も比較的高く、輸出先
や輸出業務に関する知見が求められていることもうかがえます。

これらを可能とする人材を中心とした経営資源を中小企業が確保することは難しいことから、他社と連携する等して展開する姿勢が求められるのでしょう。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

6次産業化の成功例

2012年06月08日 04時31分03秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書の「従業者規模別の海外展開」をみましたが、今日は74ページにある「海外でブランド展開に成功した企業」をみていきます。

この事例は熊本県にある”青しそ”農業社ですが、この企業は農業という1次産業から、2次産業である加工、そして販売という3次産業までを一貫して自社で行っている6次産業型企業です。

数年前にテレビでこの企業の取組を見たのですが、シンガポールで町をさまよいながら飲食店に飛び込み営業している姿に感銘を受けた覚えがあります。

このところ6次産業化が重点的に支援されてきましたが、農産物の可能性を見いだし、そこに付加価値を加えて、新たな市場に展開する、これぞまさに6次産業化の模範例なのでしょうね。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

従業員数と海外展開

2012年06月07日 04時26分28秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書の「海外展開の動向」をみましたが、今日は71ページにある「従業者規模別の海外展開」をみていきます。

この図のとおり、従業者数201~300人の区分で22.0%と最も高く、従業者規模が大きいほど、輸出企業の割合が高くなる傾向を示しています。

これは私の肌感覚ですが、今年に入ってから従業者規模が少ない企業でも輸出や海外展開への危機感が強くなっているように感じることから、今後、従業員規模が少ない企業においても輸出や海外展開が増加する思われます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

ものづくり基盤の海外移転

2012年06月06日 05時26分12秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書の「世界の名目GDPの推移」をみましたが、今日は71ページにある「海外展開の動向」を読んでいきます。

この図は従業者数4人以上の事業所単位で輸出企業の数と割合の推移を示したものですが、企業数と割合のいずれも増加傾向にあることが分かります。

業種別にみると、生産用機械器具製造業、化学工業、電気機械器具製造業、金属製品製造業の上位4業種で輸出企業全体の42.8%を占めています。

参考までに生産用機械器具製造業とはこれで、日本のものづくりを支える基盤技術が海外に移転しているということです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

GDPと海外展開の必然性

2012年06月05日 04時29分54秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書の「中小企業の海外展開」をみましたが、今日は69ページにある「世界の名目GDPの推移」を読んでいきます。

この図は、世界の名目GDPの推移を示したものですが、アジア等新興国のGDPが拡大している一方、世界全体に占める我が国のGDPシェアは低下していることが分かります。

また。我が国の総人口は、2010年の12,806万人から2030年には9,708万人へと減少すると予想されていることから、需要の停滞状況が長期化する恐れがあります。

これらを踏まえると、中小企業においても海外需要を積極的に取り込んでいくことの必然性が感じられますね。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

中小企業の海外展開

2012年06月04日 04時44分05秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

今日は2012年版中小企業白書の68ページにある中小企業の海外展開を読んでいきます。

アジア市場が成長し国内需要の停滞や取引先の海外移転が進む中、製造業・卸売業を中心に、中小企業でも海外展開が拡大傾向にあります。

中小企業が海外展開するには乗り越えなければならない障壁や国内とは異なる特有の課題・リスクに対応しなければならない。

そのためには現状を踏まえ課題やリスクを見極めながら、海外展開に取り組むことが求められる。

弊社にも海外展開を目指したいという相談が今年に入ってから急に多くなってきました。
白書が指摘しているように、現状を踏まえ課題やリスクを見極めることが求められる訳ですが、これがとても難しいことは言うまでもありませんね。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

2012年版中小企業白書を読む!

2012年06月03日 04時53分20秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

今日から平成24年4月27日に発表された「2012年版中小企業白書」を読んでいきたいと思います。

今年の中小企業白書のテーマは”試練を乗り越えて前進する中小企業”とされており、下記の3部で構成されています。

第1部
 最近の中小企業の動向について

第2部
 潜在力を発揮して事業活動を行う中小企業の取組や課題について

第3部
 中小企業が持つ潜在力を発揮するための経営課題について

特に第2部では「海外展開」と「女性起業」をテーマとしているので、これらを踏まえ、じっくり読んでいきたいと思います。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

「木づかい運動」による活性化

2012年06月02日 05時33分05秒 | 2011森林・林業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」をみましたが、今日は白書166ページの「木づかい運動」をみます。

林野庁は、京都議定書の目標達成に向けて平成17(2005)年度から国内の森林整備を進めるとともに人と環境に優しい木材利用の意義を普及啓発するための活動として「木づかい運動」を展開しています。

また「木づかい運動」では、ポスター等による広報活動や「木づかい運動」参加企業等のマッチング等を行っており、毎年10月には「木づかい推進月間」として暮らしの中でできる「木づかい」等をテーマとしたシンポジウムの開催、木材の利用拡大に顕著な功績がある団体等に対する「木づかい運動感謝状」の贈呈等を行っているとあります。

このような運動に取り組むと六次産業化が促進されることから、森林を起点にした地域活性化が期待されますね。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

固定価格買取制度

2012年06月01日 05時03分04秒 | 2011森林・林業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「山村の活性化」をみましたが、今日は白書164ページの「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」をみます。

東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、太陽光、風力、水力等の再生可能エネルギーに対する関心が高まっており、木質バイオマスもエネルギー供給源の一つとして期待されています。

平成23(2011)年8月には、電気事業者に対して、再生可能エネルギー源を用いて発電された電気を一定の期間・価格で買い取ることを義務付ける「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」が成立しました。

同法に基づく「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の買取対象は、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスを用いて発電された電気とされています。

このうち、バイオマスについては、紙パルプ等の既存産業に影響を与えないものとされており、買取価格・買取期間については、農林水産大臣を含む関係大臣に協議した上で、中立的な第三者委員会の意見に基づき、経済産業大臣が告示することとされています。

また同法は、平成24(2012)年7月から施行される予定とあります。

実際に検討されている活動の詳細は、資源エネルギー庁のHPにあります。
とても親切な説明ですので、一読されても良いと思います。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★