報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

本日、2本立て

2013-11-06 17:54:26 | 日記
 あくまでもさっきの小説はボツネタであり、日記のネタが無い苦肉の策である。
 さて、今日は日帰り温泉に行って来た。物書きが趣味だと出不精になるので、いいマイブームである。
 色々と出歩いてはいるのだが、あんまり出会いは無いねぇ……。その思いが、私の作品に反映されているのかもしれない。
 ここ最近は、偶然顕正会員と遭遇したというのもないしね。前のお寺に縁していた頃はマジっすか!?と思うくらい遭遇していたのだが……。所変われば、縁も変わるようだ。
今は孤立無援ならぬ、孤立無縁か?

 かと思うと、無縁化するのを嫌がってストーカーに走る奴もいるようだ。今日は神奈川県逗子市で起きたストーカー殺人事件の日である。
 ストーカー事件は重過ぎて、私の手には負えないね。それをテーマにした作品を書かれている作家さんには脱帽する。
 まあ、私の作品のキャラクター達なら、多分ストーカーは秒殺されるかと(ex:エミリーとシンディのマシンガン、バズーカ、レーザービーム、高圧電流。威吹の妖刀、爪。キノの妖太刀)。バカは死ななきゃ直らんってことだな。分かったかね?加害者擁護の人権派弁護士さんよ。

 あ、だから地獄界は満員なのか。
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ネタ切れに またもボツネタ 流用す 意地でも更新 穴あけまじと

2013-11-06 14:34:55 | 日記
 “ユタと愉快な仲間たち”より。またもやボツネタ。

[14:00.東京都内某所にある日蓮正宗末寺三門前 ユタ、威吹、江蓮、キノ]

「取りあえず、このバカ共は連れて行くぞ」
「ああ、そうしてくれ」
 ユタの所属する寺院前は、騒然となっていた。
「三下がイキがってんじゃねーぞ、コラ」
 三門前は蜘蛛や蛇の妖怪達が半殺しの状態で倒れていた。そうしたのはキノと威吹達である。彼らから見れば下等な連中であり、高等たる自分達の敵ではなかった。
 結果的に彼らは魑魅魍魎の類から、寺を守ったことになる。
 威吹の仲間の妖狐が数人やってきて、半殺し状態の下等妖怪達を連れていった。
「おい、トドメ刺さねーのか?」
 キノが刀の峰で右肩を叩きながら言った。
「いいんだよ。こいつらは、ボクを狙ってきた奴らだ。あとは妖狐達で処理する」
 威吹は自分の刀についた緑色の血を拭き取りながら答えた。
「こんな現代で、こんなバケモノがねぇ……」
「中には、空気の読めない下等な奴らが暴れることもあるんだ。悪かったね」
 威吹はユタにすまなそうな顔をした。

[14:30.同寺院本堂内 稲生ユウタ&栗原江蓮]

「稲生さんのブログに、書き込みあったよ」
「えっ?」
 江蓮の指摘に、ユタはスマホを開いた。
「凄いね。妖怪退治の依頼だって」
「ええっ?」
 以前、自宅にもユタを狙った妖怪が深夜に襲ってきたことがある。威吹が返り討ちにした。ユタは感激のあまり、それをブログの記事にしたのだが、当然ながら閲覧者には信じてもらえなかった。
 そういったことが続く度にブログにしていたのだが、そこに書き込みがあったのだ。
「『これから冬に掛けて、雪女が出て何人も凍死者を出しているので退治してください』だって」
「雪女だって?何か、強そうなの来たな……」

[14:45.同寺院三門前 ユタ、江蓮、威吹、キノ]

 早速、ユタ達は外で待っている妖怪達に伝えた。三門前はすっかり片付けられていた。
「威吹、雪女倒せる?」
「はあ?」
「毎年、人間を襲っているのがいるらしいよ」
 するとキノは首を傾げた。
「あいつらも、お前らと同じで、全国的な連合会を作って協定を結んでるはずだ。話が本当なら、協定違反だな」
「場所はどこだい?」
「長野県だよ。……ほら、前にマリアさんの所に行った時の……」
 ユタはマリアの所に関しては、威吹に耳打ちした。
「正体、その魔女じゃないのか?」
 威吹は銀色の眉を潜めた。
「でも、場所が全然違う。マリアさんの所は飯田線で行ったけど、今度の依頼内容は大糸線沿線だ」
 と、ユタ。
「ちょっと待て。オレが確認してやる」
「え?」
 キノはそう言うと、スマホを出してどこかに連絡した。鬼がスマホ使ってる!
「オレんちにはコネがあるんだ」
「家に掛けるの!?」
 確かキノの実家は八大地獄のどこかにあると聞いたが……。
「……あ、もしもし。婆っちゃん?オレオレ。オレだけどさー……」
「婆っちゃん……?」(ユタ)
「何気にキノの所も大家族なんだねー」(江蓮)
「……“獲物”に渡す手切れ金が必要になってさ、今すぐ300万用意してくんない?」
「オレオレ詐欺か!」
 ユタと威吹が同時に突っ込んだ。
「……冗談言ってんじゃねーよ」
 江蓮はこめかみに怒筋を浮かべた。
「500万は必要だよ」
「そっち!?」
 ユタと威吹は同時に江蓮を見た。
「……じゃなくてさ、八寒地獄あるんじゃん?……そう。雪女郎連合会に管理委託してるとこ」
「地獄界の一部、外部委託してんの!?」
「獄卒が足りないみたいなんだ」
 ユタと江蓮が驚いていると、威吹が肩を竦めて答えた。
「人間共が皆して地獄界に来るもんだから、今、満員状態でね」
「マジかよ!?」
「……でさ、何かぁ、人間界に迷惑掛けてんのがいるみたいなんよー。まあ、連合会にいる奴なのかどうか不明だけどよー。ちょっと調べてくんない?……ああ。連合会にとっても協定違反だから、いい揚げ足取りになんだろ」
 更に続ける。しっかし、地獄界に電話なんてあるのか。
「場所が長野県の北の方。ああ。何か毎年、死人が出てるみてぇだから、すぐ分かると思う。……ああ。そうだな。年末年始には帰るからよ。えっ、“獲物”?連れてくんの?えー……」
 キノはチラッと江蓮を見た。
「絶対ヤダ!」
 江蓮はキッとキノを睨みつけた。
「生きたまま地獄界巡りするのもねぇ……」
 威吹は腕組みをして、口元を歪めた。
「それと比べて、魔境にある“妖狐の里”は常春のいい所だよ。だからユタ、年末年始はボクの実家に……」
「ゴメーン。正月登山行かなきゃ」
「同じく」
 ユタと江蓮は同時に舌をペロッと出した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 毎日、世界中で億単位の人間が死んで地獄界に行ってるってことは、絶対満員状態のはずだよなぁ……。取りあえず仏法やってりゃ、地獄界でも特別扱いしてくれるだろう。。。
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ネタ切れに ボツネタ用いて 茶を濁す

2013-11-06 00:08:58 | 日記
 “ユタと愉快な仲間たち”より。ボツネタ。

[16:00.埼玉県さいたま市中央区・ユタの自宅 稲生ユウタ&威吹邪甲]

「えーと……。『その折伏につきましては、後ほど対象者より連絡させます』と……」
 ユタは自室のパソコンで、メールを返信していた。
「よし、送信と。これで未読メールの確認と返信終わりっ!」
 室内には他に威吹がいた。
「その機械で、何でもできるんだねぇ……」
 興味津々で、ユタのパソコンを覗き込む。
「ああ。これでネットはもちろん、大学のレポート作成なんかもね、全然オッケーだよ」
「へえ……」

[16:05.埼玉県さいたま市大宮区・栗原江蓮の自宅 栗原江蓮&蓬莱山鬼之助]

「後ほど対象者より連絡だぁ?ったく!稲生さん、楽しやがって」
 自室で江蓮もまたPCの画面を睨みつけていた。
「対象者横取りするぞ、コラ」
「ウゼぇってんなら、オレが半殺しにしてやんぞ?」
 後ろからキノこと、蓬莱山鬼ノ助が江蓮の肩を撫で回して言った。
「いやいや、キノも人のこと言えないから」
「なにっ?」
 “獲物”から思わぬジャブを食らったキノは、面食らった。
「つーかさ、部も地区も違うってのに、対象者取り合いして何やってんのってカンジだよねー」
「稲生に取られてなるかってんなら、威吹邪甲ごと半殺しに……」
「せんでええっちゅーに!」

[16:10.さいたま市中央区・ユタの自宅 稲生ユウタ&威吹邪甲]

「おかしいな。いつも返信早い栗原さんから返信が無いや」
「おおかた、色情鬼の鬼之助とこの時間から抱き合ってるんだろう」
 威吹は嘲笑めいた笑みを浮かべた。
「リア充はいいねぇ……」
 ユタは苦笑しながら、机の上に置いたペットボトルを口に運んだ。
「羨ましいのかい?」
「僕も、そろそろ新しい彼女作らなきゃな……」
「何だ、そうか。じゃあ、ボクに任せてよ」
「えっ?」
「狐妖術を使えば、そんじょそこらの女の1人や2人かるーく……」
「いや、そこまでして欲しいとも思わないけどな。てか、やってることがキノさんと変わんないし。……あ、返信来た」
「ん?」
「『キノがうるさいから、稲生さんでやって』だって」
「何で鬼之助がうるさいんだ?」
「さあ……?」
 ユタは首を傾げた。
「鬼族の考えることは分からん」
(だからそれは人のこと言えないって!)
 ユタは喉元まで、突っ込みが出かかった。
「あ、そうだ」
 ユタはあることに気づいた。
「威吹は僕が彼女作ってもいいの?」
「ああ。大歓迎だよ」
 威吹は笑みを浮かべて大きく頷いた。
「妖狐族の獲物取扱規定では、“獲物”は妖狐1人につき、1人までのはずだけど……?」
 すると、威吹はニヤリと笑った。口元から、人間より明らかに鋭い犬歯が覗く。
「ところがね、1つ例外があるんだ。『“獲物”が婚姻する場合、その配偶者。その嫡子についても可とする』ってね」
「そういう思惑か!……え?鬼族も?」
「あいつらの規定については知らないよ」
 ユタの質問に、威吹は髪と同じ銀色の眉を潜めた。肌の色が白いので、まるで眉毛が無いように見える。
「キノさんの話を聞くと、どうも妖狐と似てるような気がする」
「ユタ、現代はね、無理やり人間を襲って食らうっていう時代じゃないんだ。今の人間は核兵器まで持っていて、それは魔境や魔界をも破壊する力を持っている」
「え?じゃあ、地獄界も1発でクラッシュ・アウト?」
「最後の言葉の意味は分からないけど、閻魔大王も警戒してるって話だよ」
「へえ!」
「とにかく、無理やりやったら、ボク達は滅ぼされてしまう。ああいった規定を作って、穏便に“獲物”になってもらうという方法を採っているんだよ」
「なるほど」
 ユタは頷いた。
「おっ、またメール。藤谷班長からだ。『来週の日曜日、添書登山一緒にどう?』か。まだ今月行ってなかったな。行ってみるか」
「ボクも一緒に行かないとな……」
「大丈夫。今度は新幹線にしてみるさ。それなら、大石寺直行じゃないから大丈夫だろ」
「う、うん。それなら……」

 以上、普段の主人公達の日常ですた。
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