報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

“ユタと愉快な仲間たち” 「マリアの業」

2014-04-29 19:37:46 | ユタと愉快な仲間たちシリーズ
[4月27日 09:00.ユタの家 ユタ、威吹、カンジ、マリア]

 ユタは朝の勤行を終え、数珠を数珠入れにしまった。
 仏間から出た後、ダイニングに向かった。
「おーはよー」
「あ、おはようございます。稲生さん」
 彫りの深い顔立ちでポーカーフェイスのカンジ。
 ユタの姿を見ると、少しだけ口元に笑みを浮かべる。
「朝の用意ができてますよ」
「ありがとう。マリアさんは?」
「まだ見えてませんが?」
「寝坊かよ」
 威吹は口元を歪めた。
「いいじゃないか。マリアさんはお客さんなんだから」
「申し訳ない。朝の支度に手間取ってしまった」
 奥からやってきたマリア。
 魔道師の恰好ではなく、普通の私服を着ていた。
 後ろからミク人形(初音ミクによく似た人形)が付いてくる辺り、魔道師だということを忘れさせない。
「おはようございます」
 ユタは満面の笑顔でマリアを出迎えた。
(こんな顔のユタ、初めて見るなぁ……)
 威吹は味噌汁を啜りながら、複雑な感情だった。
「カンジ。今日は剣の稽古をつけよう」
「えっ、本当ですか?」
「だからユタ、悪いけどボクはキミに付いていられないかもしれない」
「ああ。分かったよ。気にしないで」
 ユタは威吹がマリアと2人っきりになれるよう、取り計らったのだと気づいた。
 そこはさすがに付き合いが長いだけのことはある。
「結局泊まってしまったが、宿泊費はどこに払えばいい?」
「あ、いや、いいんですよ!僕だって、マリアさんの屋敷に何回か泊まらせてもらったことがありますし……」
「そう?」
「はい。だから、どうぞお気になさらず……」

[同日10:00.ユタの家 威吹邪甲&威波莞爾]

 ※因みにカンジの本名、威波は「いなみ」と呼んだり、「いば」と呼んだりと一貫性を見ない。妖狐の名前としては「いなみ」であるが、人間界での戸籍では「伊庭(いば)」という名字を使っているため、本人的にはどちらでも構わないとのこと。紛らわしいので、威吹やユタは下の名前で呼ぶようにしている。
「先生。お聞きになりましたか?」
「何が?」
「蓬莱山鬼之助のことです」
「キノがどうした?」
「都内で重傷を負ったそうです」
「あいつも腕自慢の鬼族のはずだが、どんなヤツが現れた?」
「栗原江蓮女史との痴情のもつれから、彼女に滅多打ちにされたそうです」
「プww 女にやられたのか。バカだなぁ!」
 そこで威吹とカンジ、ハッと気づく。
「あー、コホン。ま、最近の女は強くなったからな」
「江戸時代から……ですよね?」
「あー、そうだったかな……」
 ↑江戸時代、甲種(A級)霊力の巫女に現代まで封印されていた威吹。

[同日10:20.JR大宮駅 稲生ユウタ&マリアンナ・ベルゼ・スカーレット]

「えーと……家から適当にここまで来てしまいましたけど、どこへ行きますか?」
「ここからユウタ君が霊力をうなぎ上りにしたという宗教団体は、近いんだったか……な?」
「顕正会ですか?まあ、そうですね」
 実は江蓮の家から徒歩10分という近さである。
「ユウタ君の霊力の秘密について参考にしたい」
(わざわざ長野から出てきて顕正会!?)
「だ、ダメ……か?」
「い、いえ!ダメでは無いですよ!ただ、僕はもう法華講員ですので、中までは入っていけませんが……。芙蓉茶寮で堂々と飯食ってるの作者くらいだ
「じゃあ、行こうか」
「あっ、そうだ。せっかくだから……」
「?」

[同日10:35.JR大宮駅東口11番バス停 ユタ&マリア]

「僕が現役会員時代、日曜勤行に行く時によく乗ってたんです」
「バスか……。意外だね。ユウタ君は鉄道好きだと聞いていたのに」
「こっちの方が法華講員の包囲網も無いし、バス停から会館まで近いことに気が付いたんです。まあ、本数は頗る少ないですけどね」
 ユタとマリアは1番後ろのぞ席に座っていた。
 乗客は7〜8人ほど乗っている。が、顕正会員らしいのはいない。

〔「お待たせ致しました。寿能先回り、導守循環、まもなく発車致します」〕
〔ドアが閉まります。ご注意ください〕

 バスが走り出す。
「これで行くと、11時の勤行にピッタリだったんですよ。懐かしいな」
「ふむふむ……」
 マリアは手帳に何やら書き込んでいた。
 魔術の研究に、ユタの霊力が何か関係しているのだろうか。

〔毎度ご乗車ありがとうございます。このバスは寿能先回り、導守循環です。次は氷川参道、氷川参道。……〕

 11番バス停から発車するバスは、大宮区役所前を通過する法則。
(※別作品では、アリバイ作りのトリックに使用した)
「ところで、マリアさんに泊まってもらえて嬉しかったんですけど、後でイリーナさんから文句言われたりしませんよね?」
「ああ。それなら心配無い。前にも言ったと思うが、師匠は私のプライベートには介入しない。私に危害を加えたりとかしない限り、師匠は何も言わない。その辺はフランクな方だ」
「でも、水晶玉で見ていたりとか?」
「それは……あるかも……な」
「やっぱり!」

[同日同時刻 長野県内某所 マリアの屋敷 イリーナ・レヴィア・ブリジッド]

〔「でも、水晶玉で見ていたりとか?」「それは……あるかも……な」「やっぱり!」〕

「クカー……」
 水晶玉で見ていたのは事実だが、同時に寝落ちもしていた。
「……もちもちのフワフワなの……何でこの黒猫、四角いの……?……へへ……」
 何だかよく分からない寝言を言って……。

[同日10:50.大宮公園入口バス停→顕正会本部会館前 ユタ&マリア]

〔「大宮公園入口です」〕

 バスを降りたのはユタとマリアだけだった。
 やはりこのバスに、顕正会員は乗車していなかった。
「この道を行くんですよ」
 ユタは一方通行の路地に入った。
「なるほど。異様な空気が漂ってくる」
「本当ですか。昔の支隊長とかと、まさか会ったりしないよな……」
 ユタは少し不安そうな顔をしていた。
 車道を挟んで向かい側の道から、本部会館前の門までやってくる。
「左側にあるのが青年会館、右側が本部会館です」
「なるほど……」
 マリアは眼鏡を掛け、魔道書を開いて、スウッと右手を翳した。
「分かった。もういい」
「は、はい。取りあえず、公園の方まで行きましょうか」
 2人は大宮公園に向かった。

[同日11:10.大宮公園 ユタ&マリア]

 ベンチに隣り合わせにする。
「マリアさん、さっきのは……?」
「ああ。霊気を測定してみた」
 マリアは魔道書を開いて、あるページをタップした。
 すると、白紙のページに文字が浮かび上がる。
 英語表記だったのが、それが崩れて日本語表記に変わった。
「ユウタ君の霊力が上がったのは、確かに顕正会で使用している崇拝物の影響のようだ」
「崇拝物……御本尊ですね。もっとも、顕正会のは偽本尊だったり、血脈の切れたものだったりしますが……」
「そのせいだよ。今はきちんと血脈のある物を拝んでいるので、浄化されつつあるようだが……」
「前にイリーナさんが言ってた、『霊力の暴走』って?」
「私の見立てでは、今の状態なら、寺の本尊を拝んでいれば大丈夫のような気はするが……」
「本当ですか!」
「1番確実なのは、あなたが魔道師になること。そしたら完璧だ」
「はあ……」
「まあ、そんなことをしたら、私が妖狐2人と対決することになるか……。それはユウタ君の望む所ではないだろう?」
「もちろんです!威吹には仲良くやるように伝えてあります」
「それなら、私もユウタ君の希望に沿わなくてはならないな」
「すいませんね。優柔不断で」
「いや……それでいい。……この場合はそれでもいいのだが、ややもするとそれが仇になることもある」
「マリアさん?」
 ユタはマリアの目の奥に、どこか悲し気さを見た気がした。
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“ユタと愉快な仲間たち” 「一方その頃……」

2014-04-29 15:08:29 | ユタと愉快な仲間たちシリーズ
[4月26日 18:00.東京都区内某所のラブホテル 栗原江蓮&蓬莱山美鬼]

「……で、妖力が暴走したと称して、催眠妖術を掛けた江蓮ちゃんをここに連れ込み、無理やりレイプしようとしたんな?」
「……はい」
「抵抗として、金属バッドで滅多打ちにしたんな?」
「……はい」
「まあ、金属バッドが何で部屋にあったんかは読者さんの想像にお任せするとして……」
「読者!?」
「ようもまあ、ウチのアホ弟をボッコボコにしたもんや」
「す、すいません。ちょっとやり過ぎた……かな」
「ええんよ、ええんよ。そもそも、妖力が暴走して前後不覚や言うなら、妖術自体使えんから。騙してここに連れ込んで、無理やりヤろうとした弟がアホなだけや。ウチからもよう折檻しとくき、堪忍してくれんか?」
「いえ、別に盟約破棄までは考えてませんから……」
 多分、肉体としての“栗原江蓮”はむしろキノに抱かれることを望んでいたのだろう。
 ところが、土壇場で魂としての“川井ひとみ”が拒絶したこともある。“川井ひとみ”は男嫌いだからだ。
「江蓮ちゃんは素直でええコやねー!お詫びに今度、我が家に遊びに来ィ。精一杯おもてなしするよ?」
「は、はあ……。(それって何気に地獄界に誘ってねぇ?)」
 そこで江蓮は別の話題を振る。
「あの、キノは大丈夫なんでしょうか?」
「何が?」
「頭を滅多打ちにしちゃって、だいぶ血を流してたから……」
「ああ。それなら心配いらんよ。人間やったら死んどったかも分からんが、鬼族はあんなことでは死なん。ケガが回復次第、座敷牢に閉じ込めただけでは反省せんやろから、“地方”でバイトでもさせるわ」
「地方!?」
 地獄界に地方とか中央とかいう概念があるのか。
「あと、こんな騒ぎになったのに、ケーサツとか来ませんね」
「このホテル、ウチらの共済組合でやっとるからなぁ……」
「鬼の共済組合!?」
「だから確信犯なんよ、あのアホ」
「はあー……」
「ここの責任者にはオフレコさせとくき、江蓮ちゃんも頼むな?」
「はあ……」
「うん。ほんと、ええ判断や。ウチにすぐ連絡してくれたんは……」
「どうも……」
「今後も鬼絡みでトラブルあったら、ウチに連絡しぃ。大抵のことは何とかなるき」
「よ、よろしくお願いします……」
 キノには鬼のように厳しい長姉・美鬼も、長兄の彼女には優しいのだった。

[数日後 時刻不明 地獄界のどこかにある“賽の河原” 蓬莱山鬼之助]

「オラオラーっ!もっと石積めーっ!穴掘れーっ!夕方には積んだ石崩して、掘った穴は埋めるがな!」
 鬼族の獄卒達が子供の罪人に対し、恫喝を行う。
 中には金棒で滅多打ちにする者も。
「はー……何だこれ……」
 ここに送り込まれたキノは、やる気無く、河原の隅に寝転がっていた。
 本来なら叫喚地獄辺りを適当に歩き回って、罪人達を追い立てる下級獄卒達を監督する立場である。
「江蓮と飯食いたかった!カラオケやりたかった!つーか、裸にひん剥いてヤりたかったーっ!」
 駄々こねるキノ。
「……少しスッキリした。だけど、あのガキ共相手にする気にはなれんなー……」
「おい、鬼之助!」
 別の獄卒がキノに声を掛ける。
「あー?ガキ共の相手ならしねーよ」
「そんなに女子高生だか中学生だか相手にしたいんだったら、あっち行け」
「ああっ!?」
 鬼之助は上半身を起こし、別の獄卒が指さした方を見た。
「あっちに何があるんだ?」
「お前さんは知らないかもしれんが、ここ数十年の間に“賽の河原”エリアは拡大リニュールしたのだ」
「CR賽の河原でも入れたのか?」
 どういうCR機だ!
「年齢、性別ごとに区分けすることになったのだ」
「……却ってメンド臭くねーか?何で?」
「10代の自殺者が増えたので、それに対応する為だ。行って相手にしてこい」
「ふーん……。まあいいや。このままここで寝てても、バイト代出ねーだろうしな」
「その通り」
「今の、マジで出す気無かっただろ!?あ!?」

[同日同時刻 地獄界“賽の河原”10代女子エリア 蓬莱山鬼之助]

「乳児エリアや幼児エリアは古風の河原だったが、こっちは……」
 鬼之助がやってきた場所は……。
「富岡製糸場が世界遺産に登録されるっていうのに、何だこの“女工哀史”みてーな雰囲気は?」
「おう、お前が蓬莱山鬼之助か」
 このエリアを管轄している監督者がやってきた。鬼之助と違って全身が青白い、青鬼である。
「チィーッす!蓬莱山鬼之助っス。乳幼児のガキ相手が嫌なんで、こっちに来ました」
「まあ、お前さんは従来型の賽の河原の鬼って感じじゃないな」
「何すりゃいいんスか?女子中高生相手ってことは、もしかして、レ○プ?」
「はっはっはっ。さすが人間界で無理やりヤろうとして、“獲物”に返り討ちにされただけのことはあるなぁ」
 青鬼は牙を剥き出しにして笑った。
「何でそれを!?」
「蓬莱山家から、お前さんの行く所全てに通達が回ってるよ」
「あのクソ姉貴……!」
「残念だけど、その人手……もとい、鬼手は間に合ってるんだ」
「あらま!」
「キミには巡視役をお願いしたい」
「巡視……っスか?」

 で……。
「ここがご期待のレイプ・エリア。援助交際や痴漢冤罪でっち上げなど、性犯罪の加害者が送り込まれる」
「ほおほお」
 キノは青鬼監督にエリアを案内されていた。
「1日数十回はぶっとい物をブチ込まれる」
「生きてたら子宮がブッ壊れるなぁ……」
「その通り。しかし、それも一晩で回復する。そしてまた延々とその行為が無間に続くのだ」
「? ここ、無間地獄界じゃないっスよね?」
「この“賽の河原”エリアは、八大地獄から送り込まれた罪人達を扱う場所だからね。ある意味、独立した地獄かもしれん」
「ああ、前に親父から聞いたような気が……」
「そうかね。将鬼殿もかつては賽の河原を総べておられたからな」
 中からは少女達の絶叫に交じって、嬌声も聞こえてくる。
「ヤられ慣れたら、却って“極楽”なんじゃないスか?」
「それも考えてある。その状態になったと判断されれば、罪人達は処女膜も回復するから」
「何それ?そんな無駄に凄いシステム……」
「そしてそれまでの記憶はリセットされ、処女の思考、体のままで犯されるところからスタートするわけだ」
(親父の趣味じゃねぇだろうな……)

 他のエリアも歩いてみる。
「何か、学校みたいな所っスね?」
「うむ。ここではイジメで自殺した罪人が来る所だ」
「で、イジメの被害の再現を受けるんスね?」
「ま、そんなところだ」
「イジメの被害から逃げる為に自殺したのに、死んだ先でまた同じ目に遭うとは……」
「人間界でも地獄界の相により、そんな目に遭っていたのかもしれんが、向こうは期限付きだ。卒業という期限な」
「ああ」
「こっちは期限無しの無間だから」
「やっぱり……」
 中には気の強そうな、むしろ加害者側だったのではないかと思しき者も被害に遭っている。
 キノがそれを監督に聞いてみると、
「いい質問だ。加害者の中にも事故などで早死にした者はいるし、中には被害者に復讐されて死んだ加害者もいる。まあ、レアケースだけど、探せばあるもんだよ」
「へえ……。だけどそれで殺した被害者も、行き着く所はここっスか?」
「まあ、その後どういう人生を歩んだかにもよるがな」
「ふーん……」
「どうだい?叫喚地獄を歩くだけでは分からない、勉強になることも多々あるだろう?」
「そうっスね」
「しばらくここにいて、ほとぼりが冷めた頃に戻るといい」
「よろしくお願いしまっス」
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小説の途中?ですが、ここで冨士参詣深夜便をお送りします。

2014-04-29 02:24:16 | 日記
家計も仕事も絶体絶命 実は不幸な“年収1000万円”(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

 ふーむ……。そういうことか。
 いや、実は私の勤務配属先は、とある巨大企業のビルであり、そこで働く正社員の皆様方は冒頭の記事のような感じだと思うと合点が行く。
 誰もが羨む巨大企業の正社員だなんて、順風満帆な人生だと思うじゃない。
 私も館内を巡回しながら、はたまた受付業務をしながら社員の方を見てそう思っていた。
 しかし何故だろう?仏法的にあまり幸せそうに見えないのは……。
 うちの法華講支部でも、あまり有名企業勤務という人を意外と見ない。
 これもまた私の中で、仏法の不思議だった。
 多分、冒頭の記事……だけではないと思うが、ああいった悩みも尽きないからなのだと思う。
 また、私のように、
「年収1000万っすか!?いいっすね!」
 という者もいるということで、それなりの振舞いをしなければならないと。

 そういった意味では、年収がおよそ3分の1程度で社会の底辺業たる私はまだ気が楽だ。
「どうせ、そうだから」
 と開き直ることができるし、周囲の人達も、
「あ、何だ。その程度」
 というような感じなので、あまり多くを求められることもない。
 収入が低い故に、実は結構、行政による救済制度が受けられることもある。
 但し、ナマポ……もとい、生活保護もそうだが、行政の方から教えてくれることはないので、自分から勉強しないとダメだ。ぶっちゃけ、御書の勉強よりよっぽどタメになる。
 一例を挙げれば、私は安倍総理と同じ持病を抱えて通院しているが、ある制度により、薬代は完全無料である。また、診療代も上限が決まっていて、それを超えれば、あとは無料になる。上限は収入によりけるので、それすら完全無料の人もいるし、年収が高い故にそもそも申請自体が却下される人もいるという。
 まあ、つまりそれって、私は自治体が認めた低収入者かつ病弱者ということでもあるのだが。
 でもまあ、おかげさまで他にも色々と恩恵を受けられているし、偏に高収入の方々の税収入によることが大きいと考えれば、頭が下がる思いである。
 勝ち組の部類の人達は、多くの負け組の踏み台の上に成り立っていることを忘れないで頂きたい。
 それに対する還元の1つが、重税なのだろう。
 宗内でも色々な格差が出ていたりする。
 私は身の丈に合った生活ができているので、人から多くを求められない分、私も多くを求めるつもりはない。
 勤行の時でも、御経本に書いてある内容しか祈念しない(個人的な祈念はしない)。

 向上心が無いと言えばそれまでだが、こういう適当に肩肘張らない生き方もいいもんだよ。

 オススメはしないけどねw
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