報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

本日の雑感 0627

2014-06-27 21:44:41 | 日記
 そろそろ“ユタと愉快な仲間たち”魔界編とかやってみたいな……。
 もちろん、派手なアクションシーン付きで。
 でも、ネタが煮詰まらん。
 というか、ここまで来るともはや最終章扱いになる気がして仕方が無い。
 もう少しこの物語、引っ張ってみたい気がするからね。
 時を駆ける魔道師とか登場している割には、本門戒壇の大御本尊について、どうイジれば良いか……いや、それ以前にイジれる度胸が全く無い。
 『実は大水晶と大御本尊は連動している』とか『大師匠=大聖人』とか色々考えたが、書いたら書いたで宗門の“怖い人”からボコされそうで【お察しください】。
 もうしばらくはユタと魔道師達の活劇で、引っ張ることにしてみよう。

 魔界編の原案。
 アルカディア王国の王都(首都)アルカディアシティを訪れたユタ達。
 安倍春明首相への表敬訪問のみならず、女魔王ルーシーへの謁見まで認められて有頂天。
 そんな折、突如として反政府ゲリラのテロ活動が市内であちこちで起きる。
 ゲリラ達のテロ活動による混乱に巻き込まれたユタ達。
 果たして、無事に人間界に帰り着くことはできるだろうか。

 藤谷:「安倍総理を人質に取ったゲリラによ、威吹達がチャンバラやってたもんだから、そこへ俺が路面電車をぶつけて制圧してやったんだ」
 ユタ:「メチャクチャですよ!」
 キノ:「ていうかオメーは電車も運転できんのかよ」(←藤谷に電車特攻の巻き添え食らったヤツ)
 江蓮:「あー、死ぬかと思った……」(←ユタと一緒に市電車内に避難していたが、藤谷の電車特攻に付き合わされた)

 なんて……。

 話は変わるが、厳虎独白に久しぶりにトチローさんが登場された。
 難しい話なので私は殆どスルーさせて頂いたが、それにしてもこの人はブログをいくつ持ってらっしゃるんだろう?
 まあ、散々っぱら世話になっておきながらこんなこと言うのも何だけど、私は離れて良かったと思っている。
 やはり武闘派は性に合わないし、やり手でいらっしゃる分、敵も多いからだ。
 その敵も強かなもので、トチローさん本人ではなく、その下を潰そうという戦法には見事完敗だ。
 ま、今度は敵のいない所で細々とやらせて頂くよ。
 どうせ私の紹介者が誰かなんて知らんだろう。

 なかなか“となりの沖田くん”みたいな感じには行かぬものだよ。
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“ユタと愉快な仲間たち” 「帰りの旅」

2014-06-26 18:07:44 | ユタと愉快な仲間たちシリーズ
[6月22日15:00.大石寺第二ターミナル 稲生ユウタ&威吹邪甲]

 
(富士急静岡バスによる新富士駅行き、下山バス。高速バスタイプが使用されれば当たり)

「終わった終わった、帰りましょ〜♪」
「大人2枚」
「はい、ありがとうございます」
 夏期講習会が終わり、ユタと威吹は新富士駅に向かうバスを待っていた。
 こういう行事がある日は、バス会社から係員が出張って来て乗車券を売り歩いていた。
 やってきたバスは一般路線用ではなく、高速バスに使用されるタイプ。
 これは当たりである。
 共通運用らしく、同じ便でも日によって一般路線用が来ることもある。
「さっき出て行った東京行きに乗れれば良かったのにねぇ……」
 バスに乗り込みながら威吹が言った。
「満席で予約が取れなかったんだ。何しろ急な話だったからねぇ……」
 2号車以降の続行便が出ることはなかったもよう。
「てか藤谷班長、家まで乗せてけよってね」
「いいからいいから」
 ユタは威吹を宥めた。

 バスは定刻通りに大石寺第二ターミナルを発車した。
 富士駅→新富士駅の順に止まる。
「あのエセ妖怪退治屋、また襲って来たりはしないだろうか?」
「威吹がボコしてくれたから大丈夫だよ」
「全く。懲りない連中だ」
「ハハハ……おっと!また来月来ます」
 ユタはパンッと三門に向かって手を合わせた。
「来月も行くの……」
「もち!」
「本当に熱心だなぁ……」
 威吹は呆れ顔だった。
「何かホトケに願掛けをするわけでもあるまいに……」
「いや、するよ」
「何て?」
「お察しください」
「ははは……」
 この時、威吹はユタが早くマリアに会いたいことを願ったと見破った。

[同日15:50.JR新富士駅 ユタ&威吹]

「何だか空模様が怪しいね」
「ゲリラ豪雨の時期でもあるまいに……」
 バスを降りる頃、空がどんより曇って来た。
 威吹は耳を澄ましてみる。
「うん。雷の音が……」
「マジ!?」
 駅の中に入った。
「埼玉の方は大丈夫かねぇ……」
「多分ね」
 雲のせいで、富士山を見ることができなくなっていた。
「16時9分発、名古屋始発の“こだま”660号。これにしよう。……あれ?これ、前にも乗ったなぁ……」
「大豪雪とやらで、電車やバスが軒並み運休した時じゃない?」
 と、威吹。
「おー、そうだそうだ」
 ユタは納得した。
 確か2月の支部総登山の時、運悪く大豪雪に当たってしまい、動いているのがJR線は一部の路線と新幹線だけという有り様だった。
 下山は高速バスにしていたユタ達も、そのバスが運休してしまい、タクシーで新富士駅まで行き、そこから動いている新幹線を利用せざるを得なかった。
「そんなこともあったねぇ……」
 ユタはしみじみと語りながら、券売機で東京までのキップを買った。
 新幹線特急券は東京までだが、乗車券は大宮である。
「名古屋始発だったら空いてるだろう。また、1号車にしよう」
「うんうん」

(※この駅に大石寺の広告看板があるらしいが、いつ頃設置されたものなのか、どこに設置してあるのか現認していないのでスルーさせて頂く)

[同日16:00.新富士駅上りホーム ユタ&威吹]

 超高速で“のぞみ”が通過線を颯爽と通過していく。
 これでも威吹には、コマ送りのように見えるという。
「あ……雨」
 そこで雨が降って来た。
 ゲリラ豪雨である。
「まあ……運休は無いと思うが、徐行とか食らったら嫌だな……」
 上空では雷も鳴っている。

〔新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございます。まもなく1番線に、16時9分発、“こだま”660号、東京行きが入線致します。白線の内側まで、お下がりください。この電車は終点まで、各駅に止まります。自由席は1号車から7号車までと、13号車から15号車です。……〕

「来た……」
 雷雨の中、脇坂京子氏による構内放送がホームに響いた。
 威吹は2.0以上もある視力で、列車が来る方向を見据えた。
 ポイントを渡る関係上、それなりに速度を落として入線してくる。
 それでも時速70キロはあるのではないだろうか。

〔「1番線に到着の電車は“こだま”660号、東京行きです。当駅で、通過列車の待ち合わせを致します。……」〕

「指定席が客が多くて、自由席が空いている……」
 という皮肉な現象。
 1号車はガラガラだった。

〔新富士、新富士です。ご乗車、ありがとうございました。……〕

 往路と同じN700系に乗り込んだ。
 空いている2人席に座る。
 同時に、通過列車が轟音と水しぶきを上げて通過していった。
 それで列車が揺れる。
 きっと、次の三島駅でも通過待ち合わせがあるのだろう。
「ほんと、“こだま”はのんびりしている」
「いやいや……」
 ユタの言葉に江戸時代生まれの威吹は苦笑した。
「全然速いから」
「そうかなぁ……?あと何十年もすれば、リニア・モーターカーも開通するのに……」
「ええっ?りにあ……何だって?」
「リニア・モーターカー。東京から大阪まで1時間で行けるという……」
「何それ?魔境とか魔界を通って行くの?」
「違う違う。それだけ速いんだよ。もっとも、計画の段階ではまだ名古屋までしか作らないみたいだけど……」
「ふーん……」

[同日16:09.“こだま”660号、1号車内 ユタ&威吹]

 列車が走り出す頃、雨が弱まり始めた。
「ただの通り雨だったみたいだな」
「帰り際、何とか富士山見えるようになるかなぁ……」
 本線に出る時のポイントで、列車がガクンと揺れる。
 その後は、通過列車を追い掛けるようにグングン速度を上げていった。
 実際は追い掛けるというより、三島駅で待避する、後続の速達列車から逃げる為であろうが。
「そうそう。架空の話ではね、地下にリニア・モーターカーを作るというのがあるんだよ」
 と、ユタ。
「“卯酉東海道”。近未来に作られた全線地下線のリニアだよ。この東海道の地下をずっと走り続けるんだって」
「冥界鉄道よりも怖そうな感じだな」
「東海道新幹線は東京〜新大阪間だけど、何故かこのリニア、京都までしか開通していない」
「京まで?」
「卯京都駅から酉東京駅まで、たったの2駅しか無いんだってさ。それを53分で結ぶ。東海道五十三次に掛けてね」
「東海道か……。ボクはこの富士辺りまでしか歩いたこと無いな。それに、途中に駅が無いということはユタ、大石寺参詣に使えないということじゃないか」
「まあ、そうなんだけどね」
 ユタは苦笑いした。
 どっちにしろ、リニアが開通しても、ユタには無縁のようである。
 “こだま”とJRバス(たまに富士急も)しか登山に供していないようでは……。

 再び車窓に大粒の雨が叩きつける。
 この程度では何でも無いのか、最遅の列車は一定の速度を保ったまま、東へ走り続けた。
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“アンドロイドマスター” 「狂科学者の遺産」

2014-06-26 15:16:33 | アンドロイドマスターシリーズ
[6月26日10:00.仙台市宮城野区仙台新港 敷島孝夫&アリス・シキシマ]

 ウィリアム・フォレストの遺産捜索は、相当な規模になると思われた。
 財団からは理事などの幹部が何人も来たし、予算を出した科学技術省の官僚達もいた。
「そうそうたるメンバーだな。こりゃ、『何も見つけられませんでした』ってなったら、政府からフクロにされるぞ?」
 敷島は準備をしているアリスに言った。
「大丈夫よ。エミリーは優秀だから」
 アリスは車から降りて、得意げに言った。
「元から防水加工されてるけど、更に海水に対する耐性も強くしたし、あと水圧なんかも……」
「その割には、見た目は変わらんな」
「ここが違うのよ、ここが」
 アリスは得意げに自分の頭をトントンと指で叩く。
「さいで。おっと……」
 そこへ財団の幹部たちがやってきた。
「船の準備ができたので、すぐに乗ってくれ。エミリーの方は大丈夫かね?」
「ノー・プロブレムよ」
「そうでないと困る」
「せっかく政府から特別予算が付けられたんだ。何か成果を出さないと、財団の存続が危うくなる」
「財団の財政、そんな危ない状態でしたっけ?」
 敷島は首を傾げた。
「違う!ボーカロイドの暴走事件がまだ尾を引いてるんだっ!」
 別の幹部が敷島を睨みつけた。
「あー、そんなこともありましたっけ」
 当の敷島は他人事。
 鏡音レンがウィルスに感染して、敷島を刺殺しようとした事件があった。
「私は水に流したつもりなんですがねぇ……」
 血の繋がりが無いとはいえ、国際テロリストの孫娘であるアリスをすんなり財団に引き入れたことも印象が悪かったらしい。
 ウィリーの後継者というイメージが強かったからだ。
 当のアリスは養祖父のテロリズムには賛同できなかったのだが。
 最終的には自分が開発したロボット(シンディ)によって、流血惨事の当事者になってしまったではないか。
 だから自分を養護施設から引き取って、大学院で博士号まで取らせてくれたことには感謝しても、科学者としては全く尊敬していないとのことだ。
 だからといって、南里や十条のような偽善的な正義感があるわけでもないとのこと。

 こうして、ウィリーの遺産捜索隊を乗せた船は出向した。
 つい護衛艦にでも乗るのかと思ったが、一般的なクルーザーである。
 もっとも、捜索用の機材は搭載されていたが。
 んでもって、海上保安庁の巡視艇による護衛付きではあった。
「ある意味、VIP待遇だな……」
 敷島は皮肉を込めてつぶやいた。
「それくらいせんと、良からぬことを企むテロ組織に横取りされかねんということじゃよ」
「はあ……って、十条理事!?何でここに!?」
「何もそんなに驚くことはあるまい。財団理事の代表かつ、“3バカトリオ”の1人としてここにいるだけじゃよ」
 ウィリーには他に何人かの研究仲間がいた。
 そのうちの1人は今は亡き南里志郎、そしてもう1人はここにいる十条伝助である。
 もう1人、紅一点の女性研究者がいたらしいが、明らかにされていない。
 噂ではエミリーやシンディなどのマルチタイプは、その女性研究者をモデルに設計されたとのことである。
 その理由は……。

[同日11:00.宮城県沖……のどこか 敷島と愉快な仲間たちウィリーの遺産捜索隊]

「この辺、遊漁船とかでも来る場所じゃないですか?」
「うむ。して、太平洋フェリーの航路などにもなっている。遊漁船は海上保安庁の方で規制はしているが、定期船についてはそちらが優先になるので、それらには気を付けなければならん」
「つっても太平洋フェリーと、大洗辺りから発着している商船三井以外にありましたっけ?」
「敷島君、何も定期船はフェリーだけではないからの?」
 十条は何を言ってるんだという顔をした。
 貨物船の方が航行数は多いだろう。

 エミリーは一応、潜水服に着替えていた。
「“鍵”の反応はこの辺からあるから、この辺潜ってみて」
「イエス。ドクター・アリス」
「定期船が行き交う場所ということは、ウィリーのヤツ、この辺の旅客船から投げ込んだということかの?」
 十条はレーダーを見ながら呟いた。
「あー、なるほど」
 敷島は納得しかける。
「シンディに投げ込ませた可能性も捨てきれんがの。目標のつもりで、定期航路の付近に落とした可能性もある」
「まあ、定期船が偶然拾うなんてことは無いでしょうからねぇ……」
「じゃあ、始めるよ」
「おーう!」
 呼吸を必要としないので、酸素ボンベの必要は無い。
 エミリーは海底に“投下”された。
「簡単に見つかるものですかね……」
「引き上げられんようにはしていないはずじゃ。遺棄ではなく、遺産というからには、その相続人がいるはず。そしてその相続人は、アリス嬢を置いて他にはおらん。本来ならシンディを使って、引き上げるようにしていたと見るべき。しかし今、そのシンディは廃棄処分にしてしまった。シンディの代役をできるのは、エミリーだけじゃ」
「そうですね」
 エミリー独自の信号。
 電気信号を音楽に変換すると“人形裁判 〜人の形弄びし少女”になる。
 これがエミリーのテーマということで、ボーカロイドが歌詞つけて歌ったりしている。
 この時点では、海底では何の反応も無い。
 エミリーがある程度の深度まで潜ると、アリスは信号をシンディの物に切り替えた。
 今度は音楽が“千年幻想郷 〜History of the Moon”に変わった。
 シンディのオリジナル信号切替器は、アリスの花嫁道具の中にあった。
 すると、
「あっ、海底で反応が!」
「うむ。やはりな……」
 エミリーの目(カメラ)越しに、海底の映像がモニタに映る。
 エミリーは足ヒレは着けておらず、代わりに搭載連れている超小型ジェットエンジンを取り外し、スクリューを取り付けていた。
「あれですか!?」
 そして、海底で発見する。
「た、宝箱!?」
 まるでRPGの世界にあるような宝箱のような形をしていた。
「海賊の世界を意識したかな……あいつ」
 敷島は通信機を手に取り、
「エミリー、回収できそうか?」
{「イエス。敷島さん」}
 エミリーが宝箱に手を伸ばすと、そんなに大きいものではないというのが分かった。
 何故だか敷島は、IH炊飯ジャーを買った時の箱の大きさをイメージしてしまった。
「手に取った瞬間、ボロボロにブッ壊れたりして」
「うむ。じゃから、取扱いには十分気を付けなければならん」
 エミリーが宝箱を手に取るのを確認する。
「よし。エミリー、慎重に引き揚げろ」
{「イエス。敷島さん」}
 この時、アリスはシンディの信号を解除した。
 もう発見し、回収中なのだから、信号を発しておく必要は無い。
 そういう判断だ。
 それは、それだけなら良かったのだが……。
「おっ、そうだ。ミクが昼の歌番組に出るんだった」
 ホッとしたのか、敷島はラジオを入れた。
「プロデューサー魂に火が点いたかね?」
「いや、ははは……」

 ラジオから聴こえてくるイントロ。
「新曲かね?」
「ええ」
 そして、ミクの歌声が聴こえてくる。
〔「……心さえも♪あなたから奪うの♪此処で♪」〕
「よし。調子いいぞ」
 その時、十条はハッと気づいた。
「敷島君、その歌……!」
「お気づきになりましたか?“人形裁判……”を編曲して、歌詞を付けたものです」
「ば、バカ者!早く歌を止めさせるんじゃ!」
「えっ?いや、だって……」
「いや、だってじゃない!ボーカロイドの歌は、電波付きじゃぞ!?ヘタに受信したら……」
「ああーっ!?」
 その時、モニタ周辺でどよめきが起こる。
「爆発した!」
「ええっ!?」
「やっぱり!」
「何スか?何なんスか!?」
「宝箱がシンディではなく、エミリーに回収されたと判断して自爆しおったのじゃ!」
「何ですって!?」
「ボーカロイドに電気信号の歌を歌わすから……」
「そんなの聞いてませんよ!ていうか、歌っている先はここから何十キロも離れた場所……ええっ!?」
「エミリー!取りあえず、破片だけでも回収して!」
{「イエス。ドクター・アリス」}
 宝箱が自爆しても、エミリーにダメージが無いというのも凄いことだが……。
 
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更新再開

2014-06-26 14:42:38 | 日記
 温かいコメントを下さった高速太郎さんを始め、御心配をおかけして申し訳無い。
 今はようやく平熱まで下がり、こうして更新を再開させて頂く次第である。
 その前に山門入り口さんのブログを見て、久しぶりに大白法のことが取り上げられていたので、ついコメントしてしまった。
 あのブログはどういうわけだか、2文字以下のハンネは受け付けてもらえないので、先方に限り、ペンネームで投稿させて頂いている。
 私もあの大白法を読んでみて、違和感を禁じ得なかった。
 先方にも書き込んだが、何というか……誓願が達成できなさそうで焦っているようにも見えた。
 あいにくと不良信徒の私は、それを見て違和感は覚えても、
「申し訳無い」
 とは思わない。
 それなら私のような不良信徒も、自発的に折伏できるようにしてほしい。それだけだ。
 自分に功徳が無いから動かないだけで、あれば動くだろう。
 もしくは目の前に罰で苦しんでいる人がいれば、差し伸べることはするだろう。
 でも、そんな人いない。それだけだ。

 あと山門入り口さんは、新富士駅に大石寺の広告看板が掲げられたことも批判しておられる。
 最近高速バスしか利用していない私はまだ現認していないが、それ自体は別に悪いことではないと思う。
 はっきり言って折伏を進めるに辺り、今の日蓮正宗や大石寺は知名度が低過ぎる。
 “普段着の折伏”と言って、自分が信仰していることを周囲の人に話すことはある。
 だが、誰もこの宗派を知らない。
 日蓮宗は知っていても、日蓮正宗を知る人はまずいない。
 そして私が説明する時に手っ取り早いのが、
「1991年に創価学会を破門にした宗派」
 というと、ようやく分かってくれる有り様だ。
 更に説明するにも、有名な創価学会の名前を使わないと一般の人に理解されないという現状。
 創価学会との違いを説明するのに一苦労だ。
 もっと面倒臭いのが、1991年に創価学会が破門されたことすら知らない私以下の世代だ。
 創価学会は元から独立宗教だったと思っている人の多いこと多いこと。
 そうなってくると、日蓮宗との違いを説明する方法に切り替えるわけだが、もはやここまで来るとモノホンの折伏である。
 ……なーんだ。じゃあ、私も折伏はやってることになるんだ。
 でも、誰1人入信しようと思う人はいないけどね。
 いや、やっぱり話を聞く人は話をする人を見るわけですよ。
 で、私のような人間は信頼に足る者じゃないということだ。
 最近の大白法も無茶ぶり&ハードルがん上げするね。
 もしかしたら、マジでついてこれないヤツは脱落していいということか?
 何だったら、遠慮なく脱落するけど?
 いや、私は戻れる所(顕正会)あるし。

 そうそう。その山門入り口さんが批判した看板なんだけどね、先方さんのブログに紹介されているその写真を見ると、やっぱり首を傾げるんだよ。
 何が?って……。
 いや、何で素直に三門や奉安堂の写真を使わないのかなぁ……と。
 御影堂の遠景……だよね?
 他の宗派は三門や本堂の写真を使うだろうに、それくらい別に謗法与同にはならないと思うけど。
 看板を設置すること自体は大いに結構。
 どうせなら、東海道新幹線各駅に設置しちゃえと思うくらい。私はね。
 でも、いかんせん新富士駅からの公共交通機関が貧弱過ぎる。
 普段は富士宮駅からのバスも2時間に1本くらいだろ、確か?“のんのんびより”並みだ。
 んでもってしかも、その上条行きの一般路線も大石寺の前を通るわけでもなく、『大石寺入口』というバス停で降りて、徒歩【お察しください】。
 清観光が一般路線の免許取って、自社便運行してくれれば相当利便性がアップすると思うが。

 もしかして沖浦克治さん、こういうのも含めて、「延暦寺より駄目寺」とか言いやがったのか?
 だとしたら、凄い御仁だが……。
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本日の動向 0625

2014-06-25 22:12:39 | 日記
 今現在、熱は37.1度。微熱程度である。
 これなら明日には平熱に下がっていることだろう。
 思えば23日の大腸検査の辺りから、体調がおかしかった。
 私が取るべき行動は病院に申し出て、大腸検査を中止または延期にしてもらうべきだったか。
 仕方が無いので、通院先の大学病院ではなく、近所の内科クリニックに行ってみる。
 やはり風邪らしく、風邪薬をもらって療養していた。
 まあ確かに、風邪程度で罰だと言うわけにはいかないねぇ……。
 だからと言ってそこの顕正会員、
「風邪というのはビデオ放映に出て治すものだ」
 とメチャクチャなこと言わないように。

 さて、高速太郎さんには温かいコメントを頂き、真にありがとうございます。
 おかげさまで、風邪の方は快方に向かっております。
 さすがに法華講員の身分で、
「創価の題目は素晴らしい!」
 と、某沖浦さんのようなことは言えませんが、お気持ちは伝わったのだと解釈しております。
 明日からは通常更新ができると思いますので、よろしくお願い致します。

 いや何とも、体が弱くて申し訳ない。
 
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