香山リカ(著)
「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール
私はしばしば思うのだ。
空気が私好みの朝だったり、
コーヒーがこっくりと美味しかったり、
すんなりストッキングが履けたり、
ビューラーでまつ毛がくっきり上がったり、
信号に一つも引っかからずに職場に到着したり、
思いのほか、さくさく仕事がはかどったり、
電話の第一声が鈴を転がすような美声である自分に驚いたり、
心に決めていた献立の材料が半額だったり、
お洗濯ものがふっくらと乾いていたり、
トリートメントがしっくりと髪の毛に染み渡ってる~と実感したり、
小説を読んでうるうるしたり、
遠くにいる子供から電話があったり、
mayuと食卓を囲んでわいわいお喋りしたり・・・
そういったささやかなことが、私にとっての「ふつうに幸せ

些細なことでも「幸せ」と思える心が「幸せ」なのだと。
踏ん張ることに疲れた人。
進んでも進んでも道が開けず、出口の見つからない人。
何かと、誰かと自分を比べながら生きている人。
私が私が、と先頭切って出なきゃ気のすまない人。
どんどん読むといい。
香山氏が救ってくれる。
自慢競争をやめること。
お金、恋愛、子供にしがみつかない。
他人の弱さを受け入れること。
物事の曖昧さを楽しむこと。
本書を読まずとも、この四つのポイントを掴んでいれば幸せは生み出せる、とお分かりだろう(笑)
だからもう、読まなくてもいいよ(笑)
正直言うとね、
この本、分かりにくかったの~

自分の頭が一瞬にして退化し始めたかと思ったくらい。
だいたい、この系統の書物はさらりと斜め読みで8割がた理解できるが、
本書に限っては2割も理解できず、
2度目もさっぱりさっぱり

3度目でやっと本筋が分かり、
更に今日、記事に書く為に読み返し、ふむふむ


もう一つ、白状しよう。
最終章に「勝間和代を目指さない」とある。
私は彼女を知らなかった

長女に「勝間和代って、誰?」と聞く始末。
となれば悔しいじゃない?
次回は勝間和代さんの本「目立つ力」です。