佐倉市議会でとんでもないことが起こりました。
6月22日 市民ネットワーク松島梢議員の質問中の市長答弁があまりにも強権的であり、驚きました。
これまで、このような恫喝ともとれる答弁などあったためしがなく、議会HPの録画を再度確認し、
本日、西田市長に抗議と発言の撤回を求める文書を提出しました。
抗議文
「6月22日、学校給食についての松島梢議員の質問に対し、西田市長答弁の一部に、議員の質問権に
抵触する看過できない発言があり、これに強く抗議し発言撤回を求めます。」
5月19日、さくら・市民ネットワークが「オーガニック給食の早急な実現を求める」として集めた署名
と要望書を、代表の宮田みどりと、松島梢をはじめとする市民ネットワークの市議三名が西田市長に提出し
ましたが、その際の面談中の、「近くの学校で調理し近隣の学校に配送する親子方式や給食センターで
複数校の給食をつくり各校に配送するセンター方式などのほうが、有機給食を進めやすいこともある」
という旨の市長の発言を、松島梢議員が一般質問に引用した直後、西田市長は教育長答弁を遮る形で、
「自校式をやめる考えも、変更についても検討していない」旨を、かなり怒気を含んだ大声で答弁なさいました。
これを視聴した市民からは、「市長の松島議員に対する恫喝ではないか」と言う声がいくつか寄せられ
たことを付記します。
問題は、続く「署名提出という、限られた出席者によるフランクな場であったことから1例と申し上げた。
その例を、あたかも私の意思であるかのような表現は、市民の皆さんに誤解を与える恐れがある」と言う発言です。
まず、署名提出という、市民からの負託を受け、市民の意思を市長に届ける場が、「限られた出席者による
フランクな場である」という市長の認識が誤っていると言わざるをえません。
署名提出は公的な活動であり、市長には要望事項の可能性に言及する義務や、署名した市民に対し誠実な回答を
する責務があるのは言うまでもありません。
その場の市長の発言は、公式発言に準じる位置付けと考えます。
最も問題にすべき点は、上の発言にかぶせるように、「今後の対応もあわせて考えさせていただく」は、
市議に対する報復措置のように聞こえてしまう発言です。
議員には「質問する権利」質問権があります。
平成24年5月11日、名古屋高裁判決は、「地方議会議員は,憲法で定められた地方公共団体の議事機関
である地方議会(憲法93条1項)の構成員として,議会本会議や委員会等における自由な討論,質問・質疑等
を通じて,当該地方公共団体の住民の間に存する多元的な意見や諸々の利益を,当該地方公共団体の意思形成・
事務執行等に反映させる役割を担っているのであるから,地方議会の議員には,表現の自由(憲法21条)
及び参政権の一態様として,地方議会等において発言する自由が保障されていて,議会等で発言することは,
議員としての最も基本的・中核的な権利というべきである。」としています。
この判例からしても、今回の西田市長の答弁は、議員の質問に対して、市長としての強権性を発揮したと
とらえてもおかしくないほどであり、議員の質問権の否定、さらには二元代表制をも否定しかねない重大な
問題を孕んでいます。
以上のことから、市民ネットワークは松島梢議員に対する西田市長の強権的答弁に強く抗議し、発言撤回
を求めるものです。
つきましては、西田市長のご回答を7月3日までにいただきたく、お願い申し上げます。
2023年6月28日
佐倉市長 西田三十五様
市民ネットワーク 松島 梢
五十嵐智美
伊藤とし子
*****************************
市長答弁は
「自校式をやめる考えも、変更についても検討していない」と声高に言った後、
「オーガニック給食を実現するためには、財源の確保など、様々なハードルを越えなければならず、
子どもたちにとって最善の策となるよう、あらゆる可能性を否定せずに議論すべきと考えております。」
と、自校式を堅持していく事をひっくり返す可能性を言っているから驚きます。
教育長答弁もしかり。
なんのための茶番なのか、疑問が残りました。
これは松島議員へのパワハラ? 恫喝? ですよね。
私たち議員への質問封じにつながります。
是非、動画を観て確認してみてください。
http://sakurashigikai.gijiroku.com/g07_Video_View.asp?SrchID=1887
6月22日 市民ネットワーク松島梢議員の質問中の市長答弁があまりにも強権的であり、驚きました。
これまで、このような恫喝ともとれる答弁などあったためしがなく、議会HPの録画を再度確認し、
本日、西田市長に抗議と発言の撤回を求める文書を提出しました。
抗議文
「6月22日、学校給食についての松島梢議員の質問に対し、西田市長答弁の一部に、議員の質問権に
抵触する看過できない発言があり、これに強く抗議し発言撤回を求めます。」
5月19日、さくら・市民ネットワークが「オーガニック給食の早急な実現を求める」として集めた署名
と要望書を、代表の宮田みどりと、松島梢をはじめとする市民ネットワークの市議三名が西田市長に提出し
ましたが、その際の面談中の、「近くの学校で調理し近隣の学校に配送する親子方式や給食センターで
複数校の給食をつくり各校に配送するセンター方式などのほうが、有機給食を進めやすいこともある」
という旨の市長の発言を、松島梢議員が一般質問に引用した直後、西田市長は教育長答弁を遮る形で、
「自校式をやめる考えも、変更についても検討していない」旨を、かなり怒気を含んだ大声で答弁なさいました。
これを視聴した市民からは、「市長の松島議員に対する恫喝ではないか」と言う声がいくつか寄せられ
たことを付記します。
問題は、続く「署名提出という、限られた出席者によるフランクな場であったことから1例と申し上げた。
その例を、あたかも私の意思であるかのような表現は、市民の皆さんに誤解を与える恐れがある」と言う発言です。
まず、署名提出という、市民からの負託を受け、市民の意思を市長に届ける場が、「限られた出席者による
フランクな場である」という市長の認識が誤っていると言わざるをえません。
署名提出は公的な活動であり、市長には要望事項の可能性に言及する義務や、署名した市民に対し誠実な回答を
する責務があるのは言うまでもありません。
その場の市長の発言は、公式発言に準じる位置付けと考えます。
最も問題にすべき点は、上の発言にかぶせるように、「今後の対応もあわせて考えさせていただく」は、
市議に対する報復措置のように聞こえてしまう発言です。
議員には「質問する権利」質問権があります。
平成24年5月11日、名古屋高裁判決は、「地方議会議員は,憲法で定められた地方公共団体の議事機関
である地方議会(憲法93条1項)の構成員として,議会本会議や委員会等における自由な討論,質問・質疑等
を通じて,当該地方公共団体の住民の間に存する多元的な意見や諸々の利益を,当該地方公共団体の意思形成・
事務執行等に反映させる役割を担っているのであるから,地方議会の議員には,表現の自由(憲法21条)
及び参政権の一態様として,地方議会等において発言する自由が保障されていて,議会等で発言することは,
議員としての最も基本的・中核的な権利というべきである。」としています。
この判例からしても、今回の西田市長の答弁は、議員の質問に対して、市長としての強権性を発揮したと
とらえてもおかしくないほどであり、議員の質問権の否定、さらには二元代表制をも否定しかねない重大な
問題を孕んでいます。
以上のことから、市民ネットワークは松島梢議員に対する西田市長の強権的答弁に強く抗議し、発言撤回
を求めるものです。
つきましては、西田市長のご回答を7月3日までにいただきたく、お願い申し上げます。
2023年6月28日
佐倉市長 西田三十五様
市民ネットワーク 松島 梢
五十嵐智美
伊藤とし子
*****************************
市長答弁は
「自校式をやめる考えも、変更についても検討していない」と声高に言った後、
「オーガニック給食を実現するためには、財源の確保など、様々なハードルを越えなければならず、
子どもたちにとって最善の策となるよう、あらゆる可能性を否定せずに議論すべきと考えております。」
と、自校式を堅持していく事をひっくり返す可能性を言っているから驚きます。
教育長答弁もしかり。
なんのための茶番なのか、疑問が残りました。
これは松島議員へのパワハラ? 恫喝? ですよね。
私たち議員への質問封じにつながります。
是非、動画を観て確認してみてください。
http://sakurashigikai.gijiroku.com/g07_Video_View.asp?SrchID=1887