伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

海の汚染はどこまでも~魚はどうなっている? 

2011-11-27 14:56:46 | 放射能問題
昨日の海洋汚染図を最初に見たときには、ひっくり返った。
しかし、これも想定内の事。
福島原発事故後、汚染水の垂れ流しは報道されていた。

内部被曝の問題がこれからますます深刻になることが懸念される.
とりわけこれまでの原発の事故ではなかった甚大な海洋汚染から、日本人の食生活にとって大きなウエイトを占める「海産物」の汚染が問題。
 
グリーンピースがスーパーの魚の放射能測定した結果を公表した。
全国のスーパーで売られている魚介類の測定結果

大手スーパー5社の「お魚対策」ランキング

これほどまでの海洋汚染を引き起こしても、少しも反省していないどころか、核開発をまだ続けると言いつのる国と電力会社と産業界。

昨日の東京新聞では
川崎の実験炉 再稼働へ 東芝「研究ニーズある」 

川崎市川崎区にある東芝の原子力研究施設「東芝原子力技術研究所」の実験用原子炉が、28日にも運転を再開することが決まった。
同社から通告を受けた市が25日、発表した.....

 この実験炉は民間が持つ国内唯一の臨界実験装置。
1963年に運転を開始し、最大熱出力200ワット。
研究用なので、発電装置はない。
例年、60日前後稼働させている。


東京新聞続き
「古い炉は危険」「不安」実験炉再稼働に川崎市民 厳しい目

市から東芝側に出した要望書では、施設の情報公開や安全対策の向上、事故時の連絡体制の整備を求めたが、法的な強制力はない。
市危機管理室は「できる限りのことをしている状況だ」としている。
市民からは再稼働を不安視する声が相次いでいる。
実験炉の古さを心配する市民からは「商用原発の寿命は30年。事件炉でも、それを超えた炉を動かすことは危険が伴う。
廃炉行程のシュミレーションなら、東海第一原発や浜岡原発で進行中なので不要。
動かさずに炉を解体するのが、福島第一原発建設に関わった東芝が国民感情を逆なでしない手段だ」
また、市民グループ「新しい川崎をつくる市民の会」事務局崔さんは、同研究所を対象とした緊急事態の対策拠点(オフサイトセンター)があることに触れ、
「実験炉の熱出力が低く、大したことないとも言われるが、万一の時は住民の避難を指示する体制まで完備している。
どう受け止めればよいか」
という不安を口にした。
 

汚染されていない魚リストを見ても、むなしくなるだけ。