伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

「よみがえりのレシピ」上映会@ナチュラルストゥーディオ

2013-02-18 09:13:41 | 日記
「よみがえりのレシピ」上映会があり、参加。
主催者のKさんは以前「シェーナウの想い」の上映会も行った。



「よみがえりのレシピ」という映画は山形県を舞台に在来種の種を保存し、営々とつないできた農家の方たちと在来種の種が主役。
その野菜の持ち味を最大限引き出す料理を作る奥田政行シェフの話。
山形イタリアン「アル・ケッチャーノ」は全国的に有名なレストランで、映画全体を通しておいしそうな料理がこれでもかと出てくる。
そして、山形大学の江頭宏昌准教授は「在来作物の研究と種の保存」と焼き畑農業を研究している。
江頭さんの幸せそうな顔もこの映画の重要なポイントかな。

山形庄内の赤カブ漬けのカブが急斜面の山の木を伐り出した後、焼き畑にして、カブの種を撒き、収穫した産物とは知らなかった。
生活クラブの注文があるたびに頼んでいるのだが。
昔、米を収穫して食糧に足りない分を、生育の早いカブの種を撒いて、冬越しの食糧を確保した、と映画の中で老人が語っていた。
カブを収穫した後、きれいに山肌をならしてまた杉の苗を植える。
その繰り返しで、焼き畑農法をつないできた。
在来種の種も、絶やさないように毎年種をつないできた。
これって気の遠くなる話だ。

小学校の授業で在来種のきゅうりを植えて、収穫し、食べてスーパーのきゅうりとの違いを発見し、熟させて種を採り、それをまた植える。
命の営みと食の継承を実践していた。

映画の後は、富里の自然農法をやっているYさんの「古来種野菜の鍋」、と「鳥鍋」
思いがけないごちそうでした。





次回は3/16(土)18:30~ ナチュラルストゥーディオで



こちらもよろしく!!
3/15(金)18:30~ 佐倉市民音楽ホールで(主催:さくら・市民ネットワーク)

講談師 神田かおりさんの「チェルノブイリの祈り」



前売り1,500円(当日2,000円) 高校生以下500円
電話受付OKです。043-462-0618