伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

放射能問題で「子どもの体調異変じわり」を一般質問で

2011-06-22 00:12:14 | 放射能問題
私の佐倉市議会一般質問がケーブルテレビで放送されましたが、一番聞いてほしかった部分が時間切れでカットされていました。
ここに載せます。


6月16日の東京新聞に「子どもたちの体調異変ジワリ」という見出しの記事がありました。

これは低線量内部被ばくの問題点を取り上げたものです。

NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」  は、チェルノブイリ原発事故で被災した子どもたちを日本に招待し、
転地療養させることによって健康回復をはかる“保養里親運動”をはじめ、
被災地に対して様々な救援活動を行なっている民間ボランティア団体です。
平成22年度までで、648名のベラルーシ共和国の子どもたちの、保養受け入れ体制と実績を持ちます。

現在、福島などで健康相談も行っていますが、東京埼玉千葉の健康相談でも2日間で223人の子どもたちが相談に来ました。
診察には肥田俊太郎先生も加わって行われたということです。
症状は、鼻血が止まらない、のどの違和感、下痢など。
他にも頭痛、首のしこり、倦怠感、疲労感、目のかすみ、アレルギーの悪化、湿疹の増加。咳、たん等など。
そのどれをとっても、チェルノブイリの子供たちの症状に重なっているという事です。
確実に低線量被ばくの症状と言えるそうです。

日本では低線量内部被ばくの研究はほとんどすすんでおらず、その実態を知っている医師もほとんどいません。
チェルノブイリの子供たちを見てきたこのNPOにとって、関東でそのようなことが起こっても不思議のない放射能値がそこかしこで計測できます。
 
ただちに影響が出ないと国も一部の学者も言っていますが、チェルノブイリの村で年間被曝量1ミリシーベルト以下であっても子どもたちに症状はあらわれています。
それは、彼らの90%以上、その汚染された畑で自給自足で汚染されたものを食べて続けて成長していることも原因です。
チェルノブイリについて検証する必要があります。

学校給食の食材についても放射能に気を付ける必要があります。
佐倉市は地産地消で食材に気を付けてきたのに残念ですが、食材による内部被ばくを気をつけなければなりません。

チェルノブイリの子どもたちは現在健康な子どもは20%しかいません。
この事実をどうとらえますか。


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