熊谷知事の就任後4月20日に臨時県議会があり、そこで夜の飲食店の
時間短縮協力金問題を議案質疑しました。
議案質疑をしたのは、伊藤とし子だけでした。
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: 夜間の営業時間短縮協力金支払いはなぜ遅いのか?
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~始まりはSOSのメールから~
成田市議の会津もと子さんから、飲食店の時間短縮協力金の支払いが
遅くて、困っている事業者がいるけれど、コールセンターが全く取り
合ってくれないので調査してほしい、との情報が寄せられたのが4月
1日。内容は以下の通りです。
== 飲食店経営者からの訴え =============
第2弾の時間短縮期間は、1月12日から2月7日で、2月中に振り込まれ
ると聞いていた。
しかし、実際に振り込まれたのは4月6日。
この間、コールセンターに10回ほど電話し、審査の進捗状況を確認し
たが、個別案件には答えられない、全体の進捗状況も分からない、と
いう答えが返ってくるだけで、県の担当部署がどこなのかも教えても
らえなかった。
審査に落ちたら落ちたで、別の道を考えるのに、何も分からないとい
う状況がとても不安だった。
第3弾と第4弾の要請も来たが、第2弾が振り込まれるか分からない中
で、要請に応じるべきか廃業しようか考える日々が続いた。
ようやく4月に入ってから、コールセンターで個別案件について教え
てくれるようになり、「審査は最終段階に入っている」と言われたが
、そこから1週間待っても何も連絡が来なかった。
その後、振り込まれたので、とても安心している。
========================
1月12日から時間短縮協力を行って、収入が激減した飲食店経営者
の、じりじりとした気持ちが良くわかります。
会津さんからの要請を受けて、4月1日、すぐに商工労働部の議会担当
にどうなっているのか、調査を要請しました。
相談者は、2月末には協力金が入ってくると考えて協力したのに、と
県担当課に言ったところ「協力金の支払いは2月末から始まる、と説
明書に書いているが、2月中に振り込むとは言っていない」というの
です。当事者の立場に立ったら、とても言えないことを、サラっと言
ってのけるから驚きます。
コールセンターが相談者の電話に丁寧に答え始めたのが4月初めごろ
から。議会担当経由で調査をかけたのと同時期なのは、偶然でしょう
か。
こちらにはその後の経過報告もなく、ちょうど臨時議会の議案が協力
金だったので、議案質疑に取り上げました。
ちなみに、私の住む佐倉市のレストラン2軒に問い合わせたところ、
やはり大幅に遅れていることが分かりました。
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: 委託事業者だけの問題か?
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コロナ感染症拡大予防のため、飲食店の営業時間短縮要請が始まった
のは昨年12月23日。その後継続しながら現在、まん延防止等重点措置
の第7弾が4月20日から始まり、現在は延長期間です。延長期間が終わ
らないと協力金の申請できません。
給付事業は委託事業者に審査とコールセンター業務を第1弾~第6弾ま
でで、総額9億5千万円で請け負わせています。
問題の第2弾(1月12日~2月7日)の支給は当初2月後半に始まるとの
説明でしたが、審査が遅れ4月1日時点での給付率はわずか50%でした。
(5月10日現在90%)
更に、第3弾を審査する人員を作業が遅れている第2弾に流用したため
、ドミノ倒しのように第3弾、第4弾にもしわ寄せが来ています。
本来は第1弾~第6弾まで、それぞれ個別契約であり、契約金も、人員
配置も独立した契約です。それなのに、あたかも一本化した契約のよ
うに、人員を流用して業務に支障をきたすなど、契約違反となる行為
です。それを許す県の姿勢は問題です。また、高額な契約金額に見合
う業務を、事業者が遂行しているとは到底思えません。
このままのペースでいけば、第3弾(2月8日~3月7日)の支給は7月に
入ってしまいます。せめて申請後1か月で給付ができるような体制づ
くりが急務であると要望しました。
その後、不十分ながら改善に着手しているとの事ですが、第6弾の支
給処理は5月10日時点ではゼロです。
コロナ禍で悲鳴を上げているのは飲食店だけではありません。多くの
県民が困窮し、疲弊しています。県は、ただ机の上で施策を練るので
はなく、実際の県民の痛みに寄り添う実効性ある施策を実行すべきと
、6月議会でも声を上げていきます。
庭のボトルブラッシュが花盛りとなりました。お天気がイマイチなので、花の色がきれいに写せませんが。
これはカンガルウポウ。今年ゲット。
二つともオーストラリア原産の花です。
時間短縮協力金問題を議案質疑しました。
議案質疑をしたのは、伊藤とし子だけでした。
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: 夜間の営業時間短縮協力金支払いはなぜ遅いのか?
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~始まりはSOSのメールから~
成田市議の会津もと子さんから、飲食店の時間短縮協力金の支払いが
遅くて、困っている事業者がいるけれど、コールセンターが全く取り
合ってくれないので調査してほしい、との情報が寄せられたのが4月
1日。内容は以下の通りです。
== 飲食店経営者からの訴え =============
第2弾の時間短縮期間は、1月12日から2月7日で、2月中に振り込まれ
ると聞いていた。
しかし、実際に振り込まれたのは4月6日。
この間、コールセンターに10回ほど電話し、審査の進捗状況を確認し
たが、個別案件には答えられない、全体の進捗状況も分からない、と
いう答えが返ってくるだけで、県の担当部署がどこなのかも教えても
らえなかった。
審査に落ちたら落ちたで、別の道を考えるのに、何も分からないとい
う状況がとても不安だった。
第3弾と第4弾の要請も来たが、第2弾が振り込まれるか分からない中
で、要請に応じるべきか廃業しようか考える日々が続いた。
ようやく4月に入ってから、コールセンターで個別案件について教え
てくれるようになり、「審査は最終段階に入っている」と言われたが
、そこから1週間待っても何も連絡が来なかった。
その後、振り込まれたので、とても安心している。
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1月12日から時間短縮協力を行って、収入が激減した飲食店経営者
の、じりじりとした気持ちが良くわかります。
会津さんからの要請を受けて、4月1日、すぐに商工労働部の議会担当
にどうなっているのか、調査を要請しました。
相談者は、2月末には協力金が入ってくると考えて協力したのに、と
県担当課に言ったところ「協力金の支払いは2月末から始まる、と説
明書に書いているが、2月中に振り込むとは言っていない」というの
です。当事者の立場に立ったら、とても言えないことを、サラっと言
ってのけるから驚きます。
コールセンターが相談者の電話に丁寧に答え始めたのが4月初めごろ
から。議会担当経由で調査をかけたのと同時期なのは、偶然でしょう
か。
こちらにはその後の経過報告もなく、ちょうど臨時議会の議案が協力
金だったので、議案質疑に取り上げました。
ちなみに、私の住む佐倉市のレストラン2軒に問い合わせたところ、
やはり大幅に遅れていることが分かりました。
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: 委託事業者だけの問題か?
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コロナ感染症拡大予防のため、飲食店の営業時間短縮要請が始まった
のは昨年12月23日。その後継続しながら現在、まん延防止等重点措置
の第7弾が4月20日から始まり、現在は延長期間です。延長期間が終わ
らないと協力金の申請できません。
給付事業は委託事業者に審査とコールセンター業務を第1弾~第6弾ま
でで、総額9億5千万円で請け負わせています。
問題の第2弾(1月12日~2月7日)の支給は当初2月後半に始まるとの
説明でしたが、審査が遅れ4月1日時点での給付率はわずか50%でした。
(5月10日現在90%)
更に、第3弾を審査する人員を作業が遅れている第2弾に流用したため
、ドミノ倒しのように第3弾、第4弾にもしわ寄せが来ています。
本来は第1弾~第6弾まで、それぞれ個別契約であり、契約金も、人員
配置も独立した契約です。それなのに、あたかも一本化した契約のよ
うに、人員を流用して業務に支障をきたすなど、契約違反となる行為
です。それを許す県の姿勢は問題です。また、高額な契約金額に見合
う業務を、事業者が遂行しているとは到底思えません。
このままのペースでいけば、第3弾(2月8日~3月7日)の支給は7月に
入ってしまいます。せめて申請後1か月で給付ができるような体制づ
くりが急務であると要望しました。
その後、不十分ながら改善に着手しているとの事ですが、第6弾の支
給処理は5月10日時点ではゼロです。
コロナ禍で悲鳴を上げているのは飲食店だけではありません。多くの
県民が困窮し、疲弊しています。県は、ただ机の上で施策を練るので
はなく、実際の県民の痛みに寄り添う実効性ある施策を実行すべきと
、6月議会でも声を上げていきます。
庭のボトルブラッシュが花盛りとなりました。お天気がイマイチなので、花の色がきれいに写せませんが。
これはカンガルウポウ。今年ゲット。
二つともオーストラリア原産の花です。