伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

【緊急拡散】パブコメ締切明日2/12(火)「原子力災害対策指針」(新「安全基準」締切2/28)

2013-02-11 14:39:50 | 原発問題
「避難の権利ブログ」より
【パブリック・コメントを出そう】 締切明日2/12(火)
原子力災害対策指針 パブコメ
~避難基準は事故後数時間は500μSv/時、その後20μSv/時 … この被ばくを受け入れることができますか?~

 1月30日の原子力規制委で、避難基準(事故後最初の数時間は毎時500μSv、その後は毎時20μSv)を含む原子力災害対策指針案が了解され、1月30日から2週間、2月12日(火)まで、パブリック・コメントに付されることになりました。
傍聴席から
「パブコメ2週間なんて短すぎます」
「各地で説明会開いてください」
「被災者のヒアリングをしてください」
「避難基準高すぎます!20マイクロシーベルトなんて受け入れられません!」
「国民が当事者です。国民の声をきいてください」
などの声があがっていました。(が退場を命じられてしまいました)

原子力規制委員会のパブコメページはこちらです。
      ↓
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130130.html

みなさん、ぜひパブコメを出しましょう。
パブコメは行政手続き法で定められた正式な手続き。
原則30日以上とされています。
今回は、こんな重要なことなのにたった2週間しかなく、それ自体けしからん話ではありますが、政府側には出されたパブコメに検討し、その対応を公開する義務があります。
多くの国民が、「20μSvなんてとんでもない!」と声をあげれば、無視はできません。

原子力災害対策指針についての解説はこちら(PDF

「パブコメ、私も出しました!」のコーナー⇒ こちら  →(素晴らしい力作ぞろいです)

パブコメのサンプル 
○パブリックコメントの期間が短すぎます!
2週間のパブリック・コメントの期間はあまりに短すぎます。
国民の命や安全に関する問題です。
当事者は国民です。
各地で説明会を開催するべきです。

○緊急防護準備区域(UPZ)30kmでは狭すぎます!
福島原発事故後、3月15日、60kmの福島市も24μSv/時を観測しました。
避難指示がだされた飯館村は30~45kmでした。
規制委員会が行ったシミュレーションで、7日間100mSvでも30km以遠に及びました。
自治体は、UPZ=避難範囲ととらえてしまっています。

○500μSv/時、20μSv/時という基準が高すぎます。
放射線管理区域の基準(実効線量が3月あたり1.3mSv)が年換算5.2mSv、毎時換算0.6μSvであること、チェルノブイリ事故後生じたさまざまな疾患を考えれば、避難基準としての20μSv/時はあまりに高い値です。
子ども・妊婦への配慮は行われていないのは問題です。
福島原発事故後、国が示した「年20mSv」という基準による避難区域の外側では、多くの人々が自主的判断のもとでの避難を強いられました。
それが再現されていいのでしょうか?

○今回の原子力規制委員会の検討はあまりに拙速です。
原発事故によって、最も被害を受けるのは近隣の住民であり、被害の範囲は全国民に及びます。
原子力規制委員会は、福島原発事故の実態をふまえるため、被災住民からの聴き取りを行うとともに、広く懸念を有する市民の声をきくべきです。
各原発立地およびその周辺地域で、説明会を開催するべきです

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というわけで、締切は明日です。

新「安全基準」(締切2/28)についてはこちら

まずは「原子力災害対策指針」のパブコメを出しましょう。


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