萌えてばかりもいられない!

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ぐい呑み探索

2012-02-29 05:57:53 | 日々の疑問



あん時、買っときゃ良かった。。。。

ぐい呑み、お猪口、さして呑まないのに、お猪口のいいのがやはり欲しいと思い出すように思うことがある。

小田原に去年のGW、旧城内小学校の校庭辺りで開かれていた出店の中にある、1軒の古物商で熱心に見ていたのだが、箱がないというのと、表題に載せた写真のお猪口、少しだけ欠けが見えるので、購入を躊躇った。

この時、『あぁ、自分、この○○焼きが好みなんだな』という風に思い至ったのだが、それが何焼きだか今思い出せない。

備前だったかなぁ。。。。
土っぽいんだけど、少しだけ薬が散らされて独特の模様が縁(ふち)についている。その薬ってのは、光沢を出す類じゃなくて、蒼くぷつぷつした色や焦げのような模様が付くような。。。

改めて写真を眺めてみると、ぐい呑みがこうして飾られている光景を見るのもいいものだ。

売っているおじさんが、私が指定して購入を悩んでいたものより、幾分大きめのものを愛用していたと云って、それを売ってもいたのだが、そっちはバカ高かった。


図書館で陶芸図鑑か何かで調べれば、○○焼き(土)や薬とかが分かるのだろうか?


そういえば益子に移り住んで、ずーっと陶芸をしている先輩が居る。
「益子焼以外にも研究とかしないんですか?」と以前尋ねたら、益子焼だけでも奥が深すぎて、脇目を振れないと云っていたのを思い出す。

小田原の旧市役所跡地の方でも以前楽市楽座が開かれ、そこに出店していた時に訪ねた時のこと。それこそ10年くらい前の話だ。

周りに店を構える、全国の陶芸家達と色々な話をしている先輩を見ながら、店番を手伝ったことを思い出す。楽隊が通る度に踊り出す、そこに出店している仲間内でも有名な陶芸家のおじさんが居て、不思議な人生を眺めさせてもらったような気がした。

先輩の店の隣には全て艶を消した様々な白い皿を売っていた、髪の長い若い陶芸家のお兄さんが居て、そのお兄さんは笑顔がとても素敵だった。

色々見てきなよと先輩の店を離れて、その、道のあるようなないような場所を練り歩いたのだが、良いも悪いもよく分からなかったが、気に入ったのがいくつかありましたよと戻って報告したら、「そうかい」と先輩は笑ってくれた。


先輩は「交通費と出店料と売上でトントンだなぁ。」と呟いていた。


店じまいの際、そのときに「ほれ」と駄賃代わりにもらった皿や湯呑みは今はどこに行ってしまったのだろう。。。後で探してみるか。

今でも先輩は川の畔で居を構え、釣りをしながら暮らしているらしい。
話をしていなくても、お互い別段気を使わない私の知り合いの中ではかなり不思議な先輩。といってもお互い映画の話になると一晩中話ていたこともあったけど。。。(笑)


元気でいらっしゃるだろうか?

ぐい呑み以外を見に、というか久々に先輩に会いに行ってみたいと思った。
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