萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

伝統・風習・etc…。「グローバル経済の誕生」 貿易が作り変えたこの世界

2013-09-18 21:44:24 | 日々の疑問
たまたま、本当にたまたまなんですが、
最近、表題に書いた「グローバル経済の誕生」(貿易が作り変えたこの世界)という本を図書館から借りて読んでいました。
結局、人間ってのは勝手なもんで、以前はアステカ族の通貨だったり、兵士や神官が恍惚を得るために食していたカカオを、フランスでは甘くして、貴族が好きな、そして最終的には子供の大好きな”チョコレート”に変えてしまうまでに、大して時間は掛かっていないなんてことを読んでいました。
ジャガイモなんて、イギリスでは以前”強壮剤”としてせっせと食されていたらしいし、今ではなおテレビでの情報・ネットでの情報で何でもかんでも”扱い”を一瞬にして変えてしまうのも人の成せる業なんだなぁと。ね?(単なる食品や嗜好品をダイエット食やら健康食に仕立てしまうっていうあれです。どこまでもどんな効能があるにしたって偏食ってのは良くないと思います。)

初めは通貨・硬貨から紙幣に信用が生まれたり、その信用を喪失したり、アジア、中国には以前から国を離れて華僑という制度を通じて、様々な国に出稼ぎに行ったり、移住したり、貿易したりってのをかなり以前から行っていて、その貿易というものを通じて、文化をどんどん変えていってしまう。という序章を読んでいました。ヨーロッパなんかよりアジアの方が余程貿易先進国だったという感じ。ヨーロッパ至上主義に釘を差すところから論が展開していきます。

そこに台風とコロッケという…台風にはコロッケを大量に買うとか作るとかというお話が以前話題になって、台風が来るとそれ以来”コロッケ”が話題になるという不思議な話を旋風さんのブログで読みました。上のような平気で不思議な組み合わせを「当たり前のものに」仕立ててしまうのって、それこそ人間の成せる業だなぁ~と感心して、コメントしたところ、「余りに高尚…」という返信をもらっちゃいまして…。

風流だとか「これにこれの組み合わせって当たり前」という常識そのものって、「台風にコロッケ」と同じように、なんだか根拠が薄弱なものばかりではないか?と思っていただけなんですけど、、、。月見にはなぜ団子なんだろ?とかくらいのお話だったんですけど…。ね?
天皇とか公家が勝手に決めたことが現代まで継なぎにつないで習慣にまで仕立ててしまった意味不明の伝統とか、価値観でも「風流」とかいう先入観とかってないかな?と思ったくらいなんです…。


で、早稲田=ブラックの件では、私のつたないコメントに対して、わざわざ記事まで興していただいたので、いづれブラックの件をちゃんと自分の所感をまとめて記事にしてからトラックバックでもしようかしら?と思っていた中村さんのブログを見に行ったら、「伝統などの発祥はたかだか二世紀」!なんて記事に巡り逢ってしまうという偶然!



『伝統なんて捏造されたもの、権威者の威厳を正当化するための所作』という断定を見て、拍手喝采!!ある意味偶然過ぎて大爆笑!(すいません、余りに時期がビンゴだったもので…)

多分私の読んでいる本は、グローバリゼーションっていうのは、詰まる所、資本主義で極大化していく果てに誰でもが辿り着く帰結っていうお話になるんだと思うのですけど(多分利益を求めていくとその極大化が始まり、(グローバリゼーションとかいいつつ、中世・コロンブスから近代までは)果てには暴力に繋がるというお話になるのかなと思う。基本経済(貿易)の歴史書みたいな本です。じゃあ未来はどうなるのか?っていう疑問は残りそうですね)、中村さんの方の本の帰結はどんな風になるんだろう?

いやいや同時多発に伝統やら不思議な組み合わせとか、(自分で勝手にコメントした)風習や習慣なんてものまでも一気に繋がって、自分一人で勝手に面白がっていた今日なのでした。



あぁ、面白かった!

おやすみなさい。

☆GOODNIGHT☆
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