萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

アイデアのつくり方

2020-05-16 13:33:47 | なにごとも準備が大事!
とても薄いのだが、読みやすいのか読みにくいかもよくわからなかった本だった。

おそらく誰かの推薦図書に入っていて、なんとなく読んでおきたくなったので購入した。
すぐに読めるレベルだし、要点だけでいい。と思えるのならば、以下のもので十分と思える。
真理を衝いているからこそ読まれているとは思うが、書き出せば数行に集約されてしまう。
その紆余曲折と周辺の言葉も参照したい方は購入してみてください。

本という体裁がその知恵の発想者の回収手段かと思う。

<<この本の根底に貫かれている考え方>>

この世にある新しいものは、ある種「新しい組み合わせ」であり、全くの新しいものはない。

<<アイデアをつくる第1段階から第5段階>>

第1段階 その求めるアイデアに向けて特殊な情報の資料と、そのアイデアの向かう先の一般的な情報資料を徹底的に集める。これを中途半端にしない
第2段階 ここで集まった情報を咀嚼する。アイデアが芽生えたら書き留めたりする。
情報の要点をまとめたカードを作り、並べ替えたり、組み合わせなおしたりをしながら、
徹底的にアイデアが生まれることを絶望を感じるまで行う
第3段階 一旦すべての情報を手放し、一旦放棄し他のことに没頭する。音楽や映画を徹底的に楽しむ。離れる。
第4段階 アイデアが下りてくるまで待つ。あるときにフッとアイデアが下りてくる。別にそれを意識していない時にくるらしい。
第5段階 そのアイデアを必ず人に話す。人から批判を受けてもいいという境地でそのアイデアを育てる。必ず人に話すこと。
いいアイデアは必ず人を刺激するので、そうそうお蔵入りになるようなことにはならない。

この本での要点は大体こんなところであり、その新しい着想をもたらす箇所は第1段階と第2段階の徹底度にかかっている。

上は本を読みながらペンを取り、書き出したものだ。解説が半分以上ついていて、眺める程度したが、どうも私の附番と上のやることのまとめ方が違うということで、本当にもういいやと本を閉じた。解説者は学者のようで、学者のアプローチも同じだということだった。

上のものが真理だと感じるのであれば、本当に徹底的にやったらいいと思った。
著者は広告宣伝会社の副社長。その世界は目新しい、新鮮なものが必要な世界であることはその通りであると思う。

興味がある方は是非ともお手に取りください。

私は学者や広告宣伝社に勤めているものでもないのだが、煮詰まったり、上手くいかない事柄の情報やらノウハウを徹底的に集めたか?と問われると、そういうことはないので、この手法をやることで、何か新たな気付きが生まれたりしないかな?と期待している。
*最後に言語に関してという記述が印象的。
辞書を使い倒すことが推奨されている。
意味や例文を見続けてるうちに何か閃く体験は確かに頷ける。
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